ペット自慢★シャイな国際派チワワ
最愛のペットとの地味な出会い
うちの仔に出会ったのは3年前の夏、お盆のころでした。
大型犬を主に扱うペットショップでディスカウントされて
売られていました。ディスカウントされたブラックタンのチワワをみて、正直「かわいい~。」という高揚した気分にはならなかったけど、見ているとなぜか心に染み入るものがありました。ペットショップに来たものの、お金を払って犬を飼うことに戸惑いのあった私は「考えます。」といって店を後にしましたが、15分後にはまだ店に戻ってワンコを迎えるための手続きをしていました。
(写真)うちに来て、初めて見るテレビにくぎ付けのランボーちゃん
昭和生まれの飼い主に「ランボー」と命名される
最初は、「名前を呼ぶたびに楽しい気分になりたいな」と思って、Joy君と名付けようと思いましたが、アメリカ人の友人に「小さな雄のチワワなら、かわいらしい名前よりも、インパクトのある強そうな名前がいいぞ」とアドバイスされ、「ランボー」と名付けました。当時の私は「強い男」といわれて思い浮かぶのは、中学校の頃に観た映画「ロッキー」か「ランボー」のシルベスター・スタローンしかいなかったのです(昭和ですね)。
犬を迎えた後に訪れた幸せ
チワワと言えばよく吠えるイメージですが、ランボーちゃんは人懐こくて本当に吠えない、おとなしいチワワで、近所の人にも「犬がいるなんて気が付かなかった」と言われるほどです。「もう、ランボーちゃんさえいれば幸せ。もう婚活なんてしないぞ!」と思った数か月後に現在の夫と出会い、結婚しました。夫はランボーちゃんに顔を30分くらいペロペロされても嫌がらない、本当に犬好きの優しい人です。あー。この人が犬好きでよかった。
海を越えても何処でも愛される我が仔
諸説ありますが、メキシコを原産地とするチワワは、「テチチ」というメキシコのアステカ帝国に生息されていたと言われています。そのあとアメリカにわたり、交配などを経て今の容姿になったそうです。チワワを原産国とするチワワと沖縄で出会い、アメリカでの滞在を経て現在はエクアドルに住んでいます。
私にとって外国語を学ぶことはとてもハードルの高いことですが、ランボーちゃんにはパスポートも語学の習得も必要ありません。小さなボディーとウルウルの瞳と、チワワらしからぬ控えめさと人懐こさで、沖縄でも家族をはじめ多くの人にかわいがられ、アメリカでもエクアドルでも出会った人に笑顔を与えています。
(写真)2年前のハロウィンコスチューム。チラッと出た舌が酔っ払いみたい。
これからどこに行こうとも、この仔は私とずっと一緒です。
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