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デュアルタスクトレーニングあなたはできる?

外部研修は回復期のリハビリテーションがテーマでした

脳梗塞や脳出血後
急性期を脱して自宅退院や社会生活への復帰を目指す
そんな時に医療スタッフとして
どう関わっていけるか
どう関わるべきなのか

そういうことは
理屈としては分かっていても
実際の現場ではどう関わっているのか
どんなことが問題になるのか
それを教えてもらう

そんな研修でした

急性期や回復期、慢性期
老健や訪問看護
看護師と理学療法士が参加していて
個々のお話はとても興味深く
参加した皆さんともっと色んな情報交換ができたら良かったな
と思ったり

脳のダメージから2〜3ヶ月の関わりがより大切で
出血や梗塞の部位によって
出てくる障害や症状、程度は本当に人それぞれです

損傷を受けた脳を元に戻すことはできません
それなら
どうしたらできるようになるか、を
本人を含めたみんなで考えて
試行錯誤しながら前に進んでいきます

認知症も同様に
脳の萎縮により
以前のようにできなくなることが増えてきます
以前のようにできないのであれば
どうしたらできるようになるのか

できていたことができなくなると
前はできたのに
前はやってたのに
というような言葉をかけがちですが
それは本人にとってとても辛い言葉になります

その言葉は
自己効力感、自己肯定感を下げる以外の何ものでもありません

できることは何かを見つけ
そこから少しずつできることを増やしていきます

まわり道に思えるかもしれませんが
別のやり方別の方法別の考え方
その新しい方法を
繰り返し行うことで
以前とは違いますが
ちゃんとできるようになるのです

そこには大変な本人の努力がありますし
家族の理解、協力、忍耐
周囲の理解やサポート
社会資源の有効な活用が必要です

そんなことを
基本的な解剖生理から機序
関わりのエビデンス
症例検討などをしながら学んだわけですが

皆さんもやってみましょう!
の時間

似た感じのが無いかなと探したら
色々出てきました
長いとあれなので
実質2分半くらいの短いものを
最後のNG集がなんともかわいい

お時間あったらやってみてください
なかなかですよ

私たちがやったのは
まず立って足踏み
次に声に出して足踏みに合わせて数を数える
次に3の倍数の時は声を出さない
その次は3の倍数の無声の時に手を叩く
でした

これだけでも最後の方は少し混乱します

何だか真面目なお話になりました

これから先の老後に向けて
とにかく体を動かして考えることが大切
だそうですので…

日々がんばりたいと思います(汗

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