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『友罪』

5年前の映画になる
最近サブスクで見た

重い

終始重い

罪を犯した人間は幸せになっちゃいけないの?

色んな人が背負っている色んな罪が描かれていて
微妙にそれぞれがそれぞれを掠めている

この一本の映画に
思った以上に多くの罪が詰め込まれている

でも

まずもって瑛太がすごい
瑛太演じる鈴木がすごい
鈴木を演じる瑛太がすごい
とにかくすごい

「罪」を詰め込み過ぎてる感もあって
とっちらかってるような感覚にもなるけど
それを吹き飛ばすくらいだった

テーマが重いので
全然ハッピーなところが無い
どんよりとして重苦しい
それはずっと最後まで続くし
そこに出口はない

瑛太が演じる鈴木の不気味さ
人としての感情が読めない怖さ
犯してしまった大きな罪
自分が背負っている重い十字架

表題の2人の間に
どんな感情が共有されたのか
お互いをどう思いどう感じていたのか

それぞれに出てくる人物の抱えてる罪
どれに対しても考えてしまう

きっと誰しもがもっている罪悪感
人間のずるさと苦悩

贖罪

この映画をおもしろかったと表現することが
正しいのか間違っているのか
良いのか悪いのかも分からない


ただ考えさせられる
とても印象深い映画だった

いわゆる友情ものとは違う

辛い場面もかなり多くある
興味があるのであれば
見てみるのも良いかもしれない

そしてもし見たのなら
感じたことや思いを私と話して欲しい


予告貼っときます

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