ガンダムSEEDというデザインとワタシ
今日は私の軸というか、原点について書いてみようかと思います。
私の人生に大きく影響している、ある戦争アニメがあります。
それは、機動戦士ガンダムSEEDです!!
今回はこの作品というデザインが、ワタシにもたらした影響についてお話させてください!
このアニメは、名前の通りガンダムシリーズの一つです。(有名なアムロとシャアが出ている宇宙世紀シリーズとは別軸のお話です。ですが、作っている監督がファーストガンダム好きなこともあって、ファーストガンダムをオマージュしている部分もあります!ファンとしてはとても悲しいですが、この作品は賛否両論のある作品であるのも事実です。。
ストーリーを簡単に説明すると、ナチュラルとコーディネーターいう人種が存在する世界。ナチュラルっていうのは、私たちと同じような人間です。一方、コーディネーターとは遺伝子操作をして生まれてきた人種のことで、けがや病気をしにくい身体で、様々な分野で優れているとされています。ざっくりというと、そのお互いが人種間の対立が戦争に発展してしまっている世界がガンダムSEEDの舞台。
主人公であるコーディネーターのキラは中立国で平和に暮らしていたが、なりゆきでナチュラル側の軍隊で戦うことに。そしてコーディネータ側の敵部隊には、なんと幼馴染の友達、アスラン。この二人を中心に話が展開していきます。
このストーリーは、人間関係、人種、差別、偏見、クローン問題、核兵器問題、そして紛争問題、といった様々な私たちの世界に蔓延る社会的背景・問題が取り上げられています。(マジョリティとマイノリティの観点から行くとジェンダー的な要素も入ってるのかなあと個人的に思ってます。)平和とは何か、正義とは何なのかについて、とても考えさせられる深いストーリーであると私は考えています。
(もっとロジカルに事細かにみなさんに伝えたいのにワタシの語彙力の限界を感じています、、悲しい。。)
このガンダムSEEDを初めて観た時は小学生だったので、もちろんそんなことは読み取れる能力はなく、ただただ普通にストーリーに出てくるキャラクターたちとストーリーの展開が好きなだけでした。
ここまでは普通にガンダムSEEDが好きだよーってお話でした。考察的なこととか、私のガンダムSEED愛、カガリ愛、アスカガ愛はまたの機会にたっぷり書くことにします!w
ガンダムSEEDとワタシ
中学生のころに改めてガンダムSEEDを見返したんだけど、こんな作品だったのコレ!?って思うくらい衝撃的で、ドはまりしました。
まず、作中に出てくるカガリ・ユラ・アスハってかっこいい女の子がでてくるんだけど、一目惚れしちゃったんです。カガリみたいな強くてかっこいい人になりたいって憧れを抱いてから、「りあ」という人格形成されたといっても過言ではないくらい。w
あとは、幼い時からお絵かきが好きだったんだけど、SEEDのキャラクターを描くようになってから、もっと絵を描くことにはまったかなあ!今でも絵は描くぐらい!このコロナ自粛期間でも何枚か描きました!
あと、SEEDの挿入歌等を作っている、梶浦由記さんに魅せられました。。ワタシは音楽の才能は皆無なのですが、この方の奏でる音楽は本当に深くて、アニメの世界観をすごく表されている気がします!しかもしかも最近気づいたのが、私の好きになるアニメの音楽がまさかの梶浦さんが担当されているのが多いことが発覚しました、、!ソードアートオンライン(SEED以来のドはまりアニメ)やFate、鬼滅の刃、僕だけがいない街などなど。劇伴(作中に流れる音楽)を聴いただけで、あれこれ梶浦さん?ってわかるくらいです(笑)
さて、前置きはここまで。ここからが本題です!w
作中のガンダムの名称に使われているのが英単語だったこともあって、そこから単語を覚え、英語に興味を持ち始め、英語が好きになりました!それでもっと英語話せるようになりたいなあ~って思って、高校は国際学科を選びました。国際学科ということもあって、国際社会という授業があったんだけど、そこで初めて「平和学」という学問に出会ったのです!
ここでビビッと来たわけです。ガンダムSEEDの作品で主人公たちが探し求める、争いのない世界とは一体何なのか、私たちの目指すべき世界とは何なのか、という概念的なことを学ぶことのできる概念があるとは!!カガリとアスラン並みの運命の出会いだったわけです。(私の推しカップルです、すみませんw)それから平和学を専攻できる大学に進学して、より深く、多角的に平和について学びました。
こんな感じで、ガンダムSEEDという作品は、ワタシに夢を与え、導いてくれたのです!
ワタシとデザインとこれから
ワタシは今、デザイン関連の会社でディレクターとして働いています。平和学を学んできて、何でデザイン?って思う方はたくさんいらっしゃると思います。
デザインは無限の力を持っていると私は感じます。一つのデザインは、見る人によって捉え方が多様です。このデザインは、Aさんから見ると、「かわいい」と感じる。でも、Bさんから見たら「洗練さがあるクールなデザイン」と感じ、Cさんから見ると「暖かい印象を受けるデザイン」と感じるかもしれません。このように、デザインが人々に与える影響は、未知であり、計り知れない力を持っています。
ワタシ自身、ガンダムSEEDというデザインを通して、ここまで影響が与えられて生きてきた人間ですのでw
そのデザインを使って、クライアントの課題解決をお手伝いすることは、争いのない世界をつくるため、社会貢献活動をしていく際に大いに役立てることができるのではないかなと考え、今のデザイン系の会社に就職した、って感じです。(5月いっぱいで退職するのですが、、詳細はまた今度w)
ちょっと長くなってしまいましたが、ガンダムSEEDという一アニメが、一人の人生を大きく変えてしまう力があることが伝わったでしょうか?
ワタシの夢は、世界中のあらゆる人たちが、夢を持って自分らしく笑顔で生きられる世界を作ること。こんなわけでワタシはこの夢・目標ができたわけです。
ワタシも何か人々に良い影響を与えられる人間、そんなデザインを作り出せる人間になりたいなあって思います。いえ、なってみせます!
日本の文化である、アニメという名のデザインってすごいなあってつくづく感じます。。
ついつい、語ってしまいました、、もし少しでもガンダムSEEDという作品に興味を持っていただけたら、ぜひそちらもチェックしてみてください!
ダイスキな4人で今回はおしまい!(ワタシが特にダイスキなのは金髪の女の子のカガリちゃんです^^)
読んでいただき、ありがとうございました。
RIA
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