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植物療法に出会えてよかった ○

こんにちは。

先日、1年間かけて学んできた植物療法のスクールを、上級クラスまで卒業することができました。

期間中、あっという間でしたので「もう1年経ったのか・・・」という気持ちです。

思えば、婦人科で疾患が見つかり、自分自身を根本的に見直したいと思い始めた時に、ふとピンときた「植物療法」の世界。

元々ハーブやアロマは好きでしたが、直感的に「私に必要な知識な気がする」と思い、トントン拍子で受講を決めたのでした。

あれから1年、今思えば、このタイミングで植物療法を学ぶことは必然だったのだな、と感じます。

受講前の私はというと、身体は婦人科疾患の他に、不定愁訴だらけ。
慢性的な眼精疲労、頭痛、首肩こり、腰痛、坐骨神経痛、胃痛など、体調が良い時はあるのか?というくらい、元気な時の方が少なくて。
心の状態も、常に不安定で、誰かに追われ続けているような、焦燥感が強い時期でした。

ずっとずっと何年も「私は一体何者なんだろう」「自分自身が求めていることは何だろう」「自分という存在は、何だか居心地が悪い」「みんなと一緒にいるのに、自分だけ違う世界にいる気がする」と、自分のことなのに、何もわからなくて悩んでいました。

けれど、そこに病気という「お知らせ」がやってきて、強制的に自分自身と向き合うことになり・・・。
植物療法の学びを始めていく中で、今の自分に一番足りていないことは「緩む事」と「自分自身の心の声を聞くこと」なんだと、気づくことができました。

今まで、どれだけ力んだ状態で生きてきたのか。
自分に求められてる(と思っていた)役割ばかり気にして、外側の自分ばかり見ていたこと。
それにより、本来の内側の自分が蔑ろになっていて、自分自身のことが完全に見えなくなってしまっていたこと。

植物を通して、いろんなことに気付かされました。

植物療法の学びを深めていく中で、自分の中での世界も広がり。
根本的に身体を整えるために、アーユルヴェーダを学び始めたり。
最終的には「心や感情」に対してのアプローチが大切であると気づき、エネルギーワーク、精神世界の学びにも足を踏み入れ。
心の向くままにトライしていく中で、どんどん「わたし」が私を取り戻し、魂が生き生きと喜ぶ感覚がありました。

そんな中で「ああ、私が心地よくいられる世界はここなんだ」と、やっと「私が私を生きられる世界」を見つけられた気がしていて、今スッキリした気分です。

正直、この学びを深めていくことに少し抵抗もありました。
やはり、自分自身を見つめ直すための学びは、どうしてもスピリチュアルな世界観が強い部分がありますし(アーユルヴェーダも)
周囲の人にも、私の変容っぷりにびっくりするだろうなと思っていたからです。

でも、この「恐れ」に対しても、少しずつ溶けていっています。

「外側のわたし」の見え方(役割)を気にする生き方は、もうしたくない。と心底思うからです。

「内側のわたし」が満足できているなら、それが一番であり、その道を進むことで新たな関係も構築される。
必要なご縁は結ばれるから、自分に対しての違和感はちゃんと見逃さずにキャッチしてあげたいと考えています。


最後になりますが、私にとっての植物療法は、体調を整えるツールであるとともに「自分自身に向き合うためのきっかけ」「世界を広げてくれた存在」でもあり「今後もずっと私の生活の側にいるであろう存在」となりました。


素敵な学びの時間をありがとうございました。

先生、ならびに、一緒に受講していたクラスの皆様に対して、心からの感謝を申し上げます。




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