見出し画像

今続けている、ちょっとだけ地球にやさしいこと。

ゴミ箱に入れてしまう方が楽。
市販品を買ったほうが楽。

「楽」を売りにして、
「楽」を良しとする商品が
身の回りにはたくさんあります。

家事楽したいという気持ちはもちろんあるので、実際のところそういった製品に「楽」を分けてもらって暮らしています。

でも、そんな中でもおろそかに考えてはいけない部分があるのだと最近は考えています。

地球のため。
未来の子どもたちのため。

そんな大それた言葉だと、なんだか無責任に聞こえてしまうかもしれません。

でも、やらないよりは少しでもやったほうがもちろんいいわけで。

あれやこれや試行錯誤している姿を子どもたちに見ていてもらうだけで、何か意味があるかもしれないと思っています。

やっていることに関して尋ねられたり、やってみたいと言ってくれたり、話の種になったり。

それだけで十分うれしい。

そんなわがやが続けてみています、ということについてのお話です。

よかったら最後までお付き合い下さい。


市販のスポンジからコットンたわしに

プラスチック製スポンジをやめてから数年が経ちました。
以前から編みものが好きで、まあ好きと言ってもコースターやマットを作るくらいの技術しかありませんが、歪んだ仕上がりのコースターをスポンジ代わりに使ってみたのがきっかけです。

アクリル毛糸で作ったから、スポンジと同じプラスチック製。汚れ落ちに問題はなし。

市販のスポンジほどの厚みがないので大きさや形、色にこだわって‥
と、自分用にカスタマイズできる楽しさから制作する手が止まらなくなりました。

プラスチックについて様々考えるようになったここ何年かは、コットン毛糸を見つけてたわしを編んでいます。

今は100円均一でもコットンの毛糸が売られれていて一玉から2つほどたわしを作ることができます。

毛糸一玉からできるたわし
無心で縫う自分時間

コンポストを導入して1年

コンポストとは、英語のcompostからきており、堆肥・堆肥にするという意味です。家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を微生物の働きを活用して発酵・分解させ堆肥を作るという昔から伝承されてきた日本の大切な知恵のひとつです。

kuracieより

わがやで使っているのは、LOCAL FOOD CYCLINGという会社が提案しているもの。
バッグ型のコンポストなんです。

現在、住まいは東北の田舎。

これだけを聞くと、自由に使える土がふんだんにありそうな光景を思い浮かべやすいでしょうか。

でも実際のところ、わがやは賃貸住まいで隣家が近く、野菜の皮や食べ残ったものを土に還すにはちょっと気を遣います。

その点、LFCコンポストはチャック付きのバッグに料理で出た野菜くずや残り油をその都度入れていくスタイル。

生ゴミにはつきものであるにおいや虫もそこまで心配することなく使えています。

コンポストバッグがいっぱいになった後は一か月そのままにして熟成させるたい肥になります。

バック内で食べ物を分解してくれる基材の土は定期配送にすることができるので、私は1ヶ月ごとに届けてもらっています。

熟成させたたい肥を畑に撒いたら、配送されてきた新しい基材を空っぽのバックの中に入れて、また野菜くずを入れていくのです。

今年の家庭菜園はこのコンポストのたい肥のみを使って野菜を育てました。

昨年の野菜に比べると圧倒的に今年のほうが実のつき具合がいい気がしています。

コンポスト堆肥のおかげです
毎朝の収穫は三女の仕事。

コンポストを使うようになって、ごみステーションまで運ぶごみ袋が軽くなりました。

今まで感じていたごみ袋の重さのほとんどは、野菜くずたちとその水分だったのだろうなということを感じました。

これから課題となるのは冬にできたたい肥の行き場所です。

11月から2月末まで外は真っ白銀世界。
熟成させてできあがったたい肥を畑に入れることが難しくなります。

倉庫など自由に使えるスペースがあれば、春までたい肥を保管させておくこともできるのですが…

昨年は定期配送を一時お休みして、春から再スタートしました。
今年はどうしようか。できることなら一年通して続けていきたいですが。

(LFCさんでは、出来上がった堆肥の回収もされていて、代わりに集めた堆肥で育てた野菜を届けてくれるサービスもしています。
もう、素敵な考えや理念に圧倒されます。)


ラップの使用頻度を下げる

最近はラップを使わなくても生活ができるようになってきました。

始めはちょっとしたゲーム感覚で、ラップが切れたら新しいモノを買わずに他のもので代用していたんです。

そしたら意外と何とかなるもので、そこからは購入せずに今に至ります。

その代わりに愛用しているものが二つ。

一つは、ガラスの保存容器です。蓋を閉めて冷蔵保存でき、そのままレンジに入れることも可能です。

iwakiの保存容器

二つ目は、エコラップです。
みつろうでコーティングされた布を巻いて冷蔵庫や冷凍庫に入れています。
洗って繰り返し使えます。

↓エコラップについて

あとは、皿に皿で蓋をする!
そんなおおざっぱな方法だって、ありとしてしまえばありなんです。

さらにさらにさらで蓋を。

ナチュラルクリーニング

普段の掃除は重曹とクエン酸をメインに用途使用しています。
それと、たまにセスキ炭酸ソーダ。

それぞれの得意分野を生かして掃除に活用してきました。

トイレの便器・床・壁掃除‥クエン酸
布巾煮沸や茶渋取り、シンクの掃除などキッチンまわり‥重曹
コンロの油‥セスキ

といった感じで、今は落ち着いています。

小さじ1‚2杯でスプレーボトル一本が完成するナチュラルクリーニングは、なんといってもコスパがいい。前回、いつ買ったか思い出せないくらい長持ちしています。

なおかつ、環境への負担も減らせるのだから使っていて安心感があります。

右のボトル、中身はセスキ水。


最後に‥

これまで、

これをやっています。
これおすすめです。

を伝えたくて記事を書いていることもあるけれど、今回はちょっと違いました。

これしかできていません。

なのかもしれません。

うだるような今年の暑さも、台風や高気圧のせいだけではないのでは。。

と思えば、小さくてもやれることはどんどんやった方がいいのだろうし、やらなくてはならない段階にきているのかもしれない。

とはいえ、毎日のこととなるととても一人では続けていけないこともあります。

なにかのためになっていると信じてやっているつもりでも、その時の体や心の疲れ具合によっては無性に億劫に感じることもあります。

そんなときのために、家族特に子どもたちに私がしていることを知っていてもらうことを大切にしたいと思っています。

地球という場所は、人間の住み方によってよりよくなること。
今の生活が、決して当たり前ではないこと。
できることから少しずつでいいということ。

そんな考えで、私ができると考えて取り入れていることをたまにですが話しています。

それがいいか悪いかはそれぞれの考え方で異なっていいから。
でも、知らなければ考えることもない。
知るって、とてつもなく可能性です。

そんなことを思いながら今日もコンポストを混ぜ混ぜしています。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。ご意見ご感想、スキなどいただけるととても励みになります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?