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世界は広い

少し前の話。






5月に、一人で多治見に行ってきた。


博物館に行き、食器を選び、カフェに行き、散歩して、
その後地元に戻って美術館に行ってきた。




以前から芸術や自然に触れるのが好きで、
友人と美術館や山に行くこともあった。

ただ、その時は気分転換、くらいにしか感じていなかった。


でも本当はそうではなくて、
芸術や自然は、私にはなくてはならないものらしい。

と、その日に気づいた。



自分がいき詰まっている時、

芸術に触れることで心が浄化される。

自然に触れることで、自由な気持ちになれる。


芸術も、自然も、
私に世界の広さを思い出させてくれる。




自分が悩んでいても、
ちっぽけな悩みだなんてことは思えないけれど、

心が浄化されて、自由な感覚になれば、
新しいアイディアや解決案を生み出せることもある。



芸術や自然に触れた直後ほど、
この世に自分がいない感覚になる。

ふわふわして、
自分が外の世界にいるような、

そんな感覚。


でもそんな感覚の時には、
新しいアイディアや解決案は生み出せない。

そんな感覚から、この世に戻ってきた時に、
やっと生み出す事ができる。


ある意味では、

芸術や自然は私にとって
刺激が強すぎるのかもしれない。

私を違う世界に放り出す。

でも、芸術や自然は、
私をこの世にとどめてくれる、
不思議なものなのである。


そんな不思議な感覚に誘う芸術や自然は、
きっといたずら好きなのだ。






芸術や、自然に、
自分を任せきりにするのも、楽しい。

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