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警鐘。消費主義の一部になるスポーツの祭典。

今年は、スポーツの祭典が多い。

WBC、ワールドカップから始まり、
今は、バスケ、バレー、ラグビー、それぞれのワールドカップ。

祭典が多いことは、大変素晴らしいことだが、
なんか、露骨に消費主義の一部になっている感が、
年々増してきていることが否めない。

祭典毎に行われる、予習・復習特番。
活躍した選手による、ニュース番組やバラエティ番組での番宣・PR。
身に着けたグッズや一言で、すぐ食いつくスポンサー企業。

確かに、大規模な祭典をやればやるほど、
スポンサーの力は、必要になってくる。
また、リーチが上がり、興味・関心が増えて、
ファンや競技人口が増えることは素晴らしいことでもある。

しかし、一時だけ、
お祭り騒ぎをして、いいように使って、持ち上げて、
ブームが過ぎたら、手のひらをひっくり返して、
利益になりそうなスポーツに、すぐ乗り移る。

スポーツは、本来、
勝負や経済、消費とは、別の次元にあり、
結果だけでなく過程を楽しんだり、結果を越えた友情や愛を楽しむもの。

それを、資本主義、経済活動、消費活動の道具として使い、
「ほら熱いでしょ、泣けるでしょ、じゃこれ買って!」
と、PRとして使うのはどうかと思う。。

完成して増幅を続ける、
このビジネスモデル上、難しいかもしれないが、
スポーツマンシップに則った、
スポーツの祭典を、配信を、今後、期待したい。








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