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#85 直前期に120%込める理由

今年の受験生は今までのどの受験生よりも不遇な目にあっていたのではないだろうか。

未だかつてない状況に世界中が包まれる中で、受験生は大変だっただろう。
それでも残念なことだが、受験の範囲が狭くなったり試験が簡単になることはない。

受験とは究極の自己管理だ

それに今回はコロナが加わり、例年以上にタフさが必要だっただろう。

僕は受験に死ぬ気で取り組んで切り抜けた身なので書いているが、受験生からしたら「お前は受かったからいい気になって書いているんだろう。今に見てろ、俺も受かってやるからな。」と思うかもしれない。

それで良いと思っている。
感銘してもらうつもりでなど書くつもりはない。

なぜ多くの予備校の先生や勉強系Youtuber がこの直前期の必要性を説くのか僕の考えを書こうと思う。
必死になっている受験生はこれを読んでいる暇さえないかもしれないが、1人にでも届けば、そして1分でも早く机に向かえるようにと思い書いてみる。

この1ヶ月で爆発的に成績が向上することは難しいかもしれないが、点数を取りに行くことはできる。

今から、教科書を一からやり直すのでは間に合わないのは明白だし。
新しい教材に手を出すのはもってのほかだと思う。

その中でも、今までやってきたところの穴を徹底的に詰める作業と過去問を浴びるようにやる。
僕は直前期はそれを死ぬ気で行っていた。

誇張しているのではない。
本当に死ぬかと思うほど勉強したのだ。

直前期は試験が近づいてくることの不安、落ちてしまったらと30分ごとに頭に浮かんでしまう、穴を詰める必要性はわかっているがこの時期にこんなことをやっていていいのかという不安。

試験が楽しみなんていう受験生はほぼいない。

ほとんどが怖くて仕方ない中この直前期を過ごしている。

その不安の中でも自分がやるべきことを毎日毎日できるかどうか。
できても落ちるかもしれないのにできるかどうか。

なんとなくやってる感を出して過ごしていてもこの直前期は過ぎて行く。

そんな中でも自分を律して机に向かえるか。
自分が立てた目標のために120%注力できるか。

このセンター試験(共通試験)10日前全力でできた人は、二次試験前1ヶ月も同じかそれ以上に全力で勉強できる。

1ヶ月死ぬ気で勉強できた人は例え落ちてももう1年死ぬ気で勉強できる。
これは僕が断言する。

自分は必ずできるんだ。

これを10代や20代前半のうちに獲得することができるのが、僕は受験であり特にこの寝ても覚めてもプレッシャーしかない直前期だと思っている。

ダメかもしれないと思う受験生もいるだろう。
僕も何度くじけそうになったか分からない。

苦しいのはここまで死ぬ気でやってきた証拠であり勲章だ。

ここまで努力してきた自分を誇りに思って最後までやりきって欲しい。

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