見出し画像

あなたの当たり前は当たり前じゃない

いつもお立ち寄り頂きまして
ありがとうございます。

店長さん
マネージャーさん
スタッフさん

突然ですが

「皆さんは将来の目標って考えていますか?」

毎日の
毎月の
毎年の
予算ではなくて
お店のことでも人のことでもなくて

自分の将来のことです。

販売員時代
実は私自身全く考えていませんでした。笑

というか
40歳頃からは不安で仕方なくて
考えないように
目の前のことに集中するようにしていました。

今振り返ると
将来の目標
自分がどうなったら最高なのかを
ちゃんと考えて、
日々の業務をやっていたら
5年後、10年後の見える景色が違っていたかもしれません。

研修で関わらせて頂いている
販売員さんに
目標を聞いてみると
「前年に対して○%達成させたい」
「客単価○円、セット率○%」
質問する側
私が講師なのでこの回答自体間違ってはいないのですが
自分自身の目標を考えていない
販売員さんが多いかもしれないです。

日々当たり前に行なっている業務
この業務一つ一つに意味を持たせてやっていますか?

ちなみに私はやっていませんでした笑

販売員を卒業してから
この当たり前にやってきた業務こそ
いろんなことに汎用性のある
スキルだった事に気付きました。

後悔しても仕方ないんだけど
意味を持ってやっておいたら
最強じゃないって思ったわけです。

販売員さんの殆どが
「販売しかやったことがない」
だから、他のことが出来ない
そんな風に思っている人
結構多いのではないでしょうか?

社会的に
事務職や専門職に比べて
給与面も低いから
誰にでも出来るように
見えるのかもしれないです。

そんなこともあって
「販売だったら出来るかも」でも
実際お店に立つと
思った以上の仕事量で
ギブアップしてしまう人が多い

販売のお仕事を長くやっていると
当たり前になりすぎて
こんな事、誰にでも出来るって
思い込んでるんじゃないかな。

1、立ち仕事
2、毎日同じ時間にお店を開ける
3、朝礼
4、電話対応
5、売上管理
6、販売計画
7、商品入荷荷捌き
8、ストック整理
9、商品の売れ行き動向の把握
10、予算作成(日割り、月間、年間)
11、報告書作成
12、販促計画、作成
13、他ブランド動向調査、売り上げ把握
14、Instagram、メルマガ、LINE、(SNS発信)
15、顧客様管理、アポイント
16、清掃、照明器具調整、ゴミ捨て
17、備品管理、発注
18、在庫管理、発注
19、商品売り切り日の計画、返品作業
20、イベント、フェアーの準備
21、お店のレイアウト、VMD変更
22、後輩指導、部下育成
23、レジの開閉作業
24、金銭授受(釣り銭、売上金管理)釣り銭両替
25、支払い方法の知識(カード、商品券、電子マネーetc)
 (百貨店だと外商、金券や割引券、社員割引、特紹会)
26、店内案内、迷子さんの対応、お忘れ物
27、包装の技術(ご進物の知識)熨斗紙作成
28、PC作業
29、ECサイト
30、クレーム対応

ざっくり30項目上げてみましたが
自営店、インショップ、コーナーショップなど
業態によってはもっと沢山の業務があるかもしれないです。

知識が必要なもの
技術が必要なもの

販売員さんのお仕事は
「販売」だけではなくて
「販売」を軸にして多岐にわたる業務を
複数抱えて同時進行して行なっています。

これって凄いことなんです。

店長さん、マネージャーさんになると
この業務にプラス店長業務、マネージャー業務があります。

ひとつの業務をじっくり時間をかけてなんて
絶対出来なくて
シフトがあるから
早番が帰るまでに
終わらせなきゃなんて
日常的なことだったりします。

複数のタスクを同時進行しながら
お客様を接客し
決められた時間内で業務を行う

頭も身体もフル稼働
もちろん
予算も意識しながら

これだけの業務を
当たり前に行なっているのに
「販売しか出来ない」

いえいえ
販売員さんの経験は凄いんです。

例えば
他ブランドの動向調査は
言い換えれば
マーケティング

日々の業務に意味を持って
行うポイントを
明日からご紹介させて頂きますので
楽しみにしていてくださいね。

最後までお読み頂きまして
ありがとうございました。

(有)ねぎらいカンパニー認定講師
ショップ再生請負人 RE:zakka
天野靖子








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?