見出し画像

「Giveが先」で変わる未来

評価をされる人と、されるない人の決定的な違い。
何だと思いますか?

私が体験した実話があります。

ある年に2人の新人が入社しました。AさんとBさんとします。
2人とも同じように明るく社交的、同様のスキルをもっていて、仕事の覚えも同じスピード。1年目の評価はAさんもBさんも高評価でした。

でも10年後、ふたりの給与は2倍の差がつきました。
Aさんは、マネージャー職で、仕事へのモチベーションも高い。
Bさんは、Aさんの部下で毎日つまらなそう。
なぜこうなったのでしょう?

その差は、たったひとつの「勘違い」です。
「原因」と「結果」の認識のズレ。それがBさんを不幸にしてしまいました。

画像1

Aさんは、

➀価値を提供し(お客様・お店・会社への貢献)

➁売上を上げ

➂収入を得る

相手に貢献するから対価として売上をいただき、その一部が自分の給与になる。

一方でBさんは、

➂給与をもらい

➀その分の貢献のみ

自分がもらっている給与がこのくらいだから、このくらいの仕事はやるという考え方でした。

Aさんにとって、最重要なのは①貢献
➀が「原因」、収入は「結果」です。

そしてBさんにとっては、③収入が「原因」
➂があるから、その分だけ相手へ貢献して返す。

Bさんのように原因を勘違いすると

・収入がこれくらいだから、期待されているのはこの程度
・大変な仕事は給与が高い人がやれば良い、自分は責任を取りたくない
・やってもやらなくても給与が同じなら、やらない方が良い
・上司から言われたから仕方なくやる、やらないと収入が下がるから

「うまくいかないのは、周りが悪い、環境が悪い、自分はこんなに頑張っているのに」、とうまくいかない責任を自分以外のせいにします。

モチベーションが上がらず、本人も会社も成長に繋がりません。当然収入はあがらず、常に不足感があり、不幸であり続けます。

画像2

経営の神様、松下幸之助の言葉に

「社会奉仕が先、利益は後」

とあります。

まずはお客様に奉仕・貢献して、その結果としてお金をいただく。

そのためには、お客様の問題を解決できる人にならなければいけないのです。だからよりチャレンジし、より成長が必要。


自社スタッフにもこのことを伝えていますが、美容師だけに言えることではありません。事務などバックサポートの職種の場合、お客様は、最前線の営業や直営店舗の社員。

同じ会社のメンバーに対しても貢献して、価値を与えていくことが重要なのです。

誰もが収入を上げたいと思っているはず。

自社でも、平均年収を同業の1.3倍にしたいと考え、毎年高めていきたいと取り組んでいます。そのための絶対条件が、貢献を増やすこと貢献できる自分になるために成長すること。

Giveを先にすることで、見える未来が変わってくるのです。
自分ができる「Give」を改めて考えていきたいですよね。


いつも読んで頂きありがとうございます。
「スキ」押していただけると励みになります。

========================

<Facebook>
Facebookでは、日々のことや自社について発信しています。
ぜひお友達申請お願いします。
https://www.facebook.com/nobuyuki.hirai.750

画像3

<Instagram>
Instagramでは、美容師さん・美容室オーナーさん向けに役立つ情報を発信しています。

画像4


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?