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RevComm職種解剖 〜QAグループ編〜

こんにちは。RevComm(レブコム)PRです。

レブコムは、ビジネスにおける会話の可視化とセルフコーチング、生産性向上を実現する音声解析AI電話「MiiTel」、AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings」、オフライン(対面)の商談を可視化する「MiiTel RecPod(β版)」を提供している会社です。

チームの業務内容やカルチャーなどをインタビューし、RevCommで働く魅力や、やりがいなどを紹介していく連載コンテンツ「RevComm職種解剖」。

今回は新機能のテストや品質の確認を行う、QAグループの紹介です。

〜プロフィール〜
大野 泰代

筑波大学人間学類卒業(社会心理学専攻)。CRC総研、フューチャーシステムコンサルティングなどのSIerにてDBAやPLなどを経験後、2010年頃よりQAとして各種システム開発に従事。 2022年5月レブコム入社。QMファンネルの「スプリットTE~インプロセスTE~TEコーチ」や「スプリットQA~インプロセスQA~QAコーチ」として活動中。 そのほかにSig-SQAにて社外コミュニティ活動も行っている。


業務内容

QAグループのミッションと役割

QAを担う部署は、一般的に開発部門に所属することが多いのですが、レブコムのQAグループは、カスタマーサービス部門に所属しているのが特徴です。
レブコムのカスタマーサービス部門は、

  • お問い合わせ対応を行うカスタマーサポートグループ

  • サポートページの作成・更新を行うコンテンツグループ

  • 新機能のテストや品質の確認を行うQAグループ

の3グループから成り立っています。

上記3グループが連携することで、QAグループはプロダクトのみならず、サービスに対して、品質保証、向上へアプローチすることを目指しています。
テストを行う際も、ユーザー目線で行うことを重視しており、品質の観点からサービスの価値向上に貢献し、品質文化の醸成や品質技術の向上もQAグループのミッションとしています。

QAグループの特徴3選

 特徴1:ユーザー目線での使いやすさを意識したQA
QA業務を行う上で、仕様通りに動くことももちろん確認しますが、お客様にとっての使いやすさや、新機能がこれまでのお客様の業務の流れにどのように接続するかと言った点も意識して、より良い形で機能リリースができるよう支援します。

特徴2:違和感を持った時は再現を意識
ある機能のQAを行っている際に、QA対象外の範囲で違和感のある挙動に気づくことがあります。その際は、どうやったら同じ現象が起きるのか、再現を確認し、ちょっとした違和感を見逃さないようQA業務を行っています。

特徴3:トライアンドエラーを推奨するカルチャー
優先順位に基づいて業務に取り組みますが、差し込みのタスクが発生した際には再度優先度を関係者と合意を取って進めていくことができるので、問題が放置されてしまったり、一時的に誰かに業務が集中してしまうというようなことが起こりにくい環境だと感じています。また、何かうまくいかないことがあれば、問題が大きくなる前にどうすればより良くできるかを考え改善していく文化があります。

魅力・やりがい

カスタマーサポートグループと同じ部署にQAがあることで、お客様のお問い合わせ内容に触れることができ、お客様がどのようにプロダクトを使っているのか、どんな不明点があるのかといった具体的な内容を知ることができ、具体的な利用シーンを意識してQA業務にあたることができます。
やりがいは、リリース後に開発者から「あのままリリースしなくて良かったです。」と言われた時に、自分の業務が役に立ったと実感します。また、MiiTelの導入社数が増え、様々な業界や官公庁で使われるようになり、自分の仕事が社会の役に立っている、世の中を支えることに繋がっていると感じ、やりがいに繋がっています。

働き方

入社後の業務の進め方

入社後は3日間の全社オンボーディングで会社やプロダクト理解を深めます。その後、カスタマーサービス部門でのオンボーディングを行います。オンボーディングの内容は、業務内容や使用するツールの設定や使い方のレクチャー等です。内容に応じて講義形式で行うものもあれば、各自でマニュアルや資料を見て進めるものもあります。オンボーディング期間中は毎日30分〜1時間質疑応答の時間を設け、不明点を先輩社員に直接確認します。
オンボーディング期間終了後は、先輩社員と一緒に実案件のQA業務に取り組み、問題がなければ1人で対応していく流れとなります。
また、毎週行っているQAグループの定例ミーティングでは新しい知識の習得や技術向上のための勉強会も行っています。メンバーが順番に講師を務めます。講師を担当するメンバーは、勉強会を実施するために、新しい知識や手法を学び、グループ全体に展開することで、メンバー全体のスキルアップを目的としています。

1日の流れ

9:00~10:00 始業
10:00 カスタマーサービス部門定例MTG (毎日)
10:30 QAグループ定例MTG (毎日)
11:00~18:00 QA対応、お問い合わせ起因の仕様確認、各部署とのMTG、組織の仕組み化や効率化に関する業務等
18:00~19:00 終業

フルリモート・フルフレックスの活用方法

フルリモート勤務が可能なため、地方に長期間滞在して仕事をすることもあります。全国各地に従業員がいるので、Slackにいくつか地域ごとの情報交換ができるチャンネルがあり、自分のゆかりのある地域や、行ってみたい地域のチャンネルに参加して情報交換をしています。エンジニアイベントに登壇・参加することもあるので、その際はイベント会場の近くのコワーキングで仕事をしたりと、フルリモート・フルフレックスを活用して業務を完全に中断することなく両立できています。グループ内ではフルフレックスを活用して通院や子どもの用事対応と業務を両立しているメンバーもいます。

チームについて

QAグループの雰囲気

現在、QAグループは5名で、メインの担当プロダクトを決め、QA業務にあたっています。時期によっては特定のプロダクトにQAが偏る事もあるので、その際はグループ内でフォローしながら業務を進めます。現在のメンバーはQA業務の経験者ではありますが、今まで経験してきた業界は様々です。どうやったらより良いQA業務ができるか、QAの視点からプロダクトをより良くしていくにはどうすれば良いか、前向きな姿勢で問題提起や課題を上げるメンバーが多いと感じています。

コミュニケーションの工夫

業務上のコミュニケーションでは、「テストのプロセスはなるべくJSTQBの用語を使っていこう」という方針があります。レブコムは中途採用入社で、英語話者のエンジニアも増えており、それぞれの経験によりテストにも「方言」があったり、前職では違う言葉を使っていたりと、バックグラウンドが様々です。JSTQBというひとつの軸を持つことで、業務上のコミュニケーションがスムーズだと感じています。
また、日々の業務をスムーズに進めるために、コミュニケーションの土台作りとして、
・部門全体でオフサイトまたはランチ会の開催(3ヶ月に一度)
・部門内で3人ずつのシャッフルランチの開催、メンバー間1on1の実施(2ヶ月に一度)
などを行っています。シャッフルランチやメンバー間の1on1では特にトークテーマは設けず、仕事の話だけでなく、趣味の話や住んでる地域の話など和気あいあいと話すことでお互いの人となりの理解に繋がっています。

QAグループの目指す姿

こんなチームにしていきたい

QAは企業や立場、本人の仕事に対する姿勢によって業務範囲が変わる職種だと感じています。レブコムのQAグループは、ただテストを実行するだけではなく、プロダクトをより良くすることや、レブコムのミッションの実現に向かってQAグループが貢献できることは何かを考え、同じ方向を向いて仕事ができていると感じています。
QAの意見や提案も受け入れられやすい環境なので、与えられた業務を実行するだけでなく、QAグループとして「みんなでよいものを作っていく」という姿勢でこれからも業務を推進していきたいです。


ソフトウェアのための品質向上プラットフォームQbookに掲載いただいた大野のインタビューもぜひご覧ください。


RevCommは、現在一緒に世の中の仕組みづくりをしてくださる素敵な仲間を募集しています!
RevCommでは「アウトプットを求める過程はなるべく社員が業務に集中できるように」という考えのもと2017年の創業当初から生産性を意識した「フルリモート・フルフレックス」の働き方をしています。会社のカルチャーの一つでもあるのですが、採用面接などでは「働き方やチームの雰囲気をイメージするのが難しい」といったご質問をいただくことも。

本連載を通して、チームの業務内容や雰囲気を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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