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フルリモートスタートアップでのNotion活用術!CorporateITが語る導入背景と工夫

こんにちは。RevComm(レブコム)HRです。

レブコムは、ビジネスにおける会話の可視化とセルフコーチング、生産性向上を実現する音声解析AI電話「MiiTel」、AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings」、オフライン(対面)の商談を可視化する「MiiTel RecPod(β版)」を提供している会社です。

レブコムでは、創業当初からフルリモート・フルフレックスの働き方を採用しています。フルリモート・フルフレックス環境での社内ナレッジ共有やプロジェクト管理の更なる質向上を目指し、2023年5月にNotionを導入し、約2ヶ月間の移行期間を経て7月から全社で利用しています。今回は、Notion導入の背景や工夫について、CorporateIT部門の石浦にインタビューしました。

(Notionの全社導入、運用を担当しているCorporateIT部門 石浦)

Notion導入の背景

ーNotion導入の背景を教えてください。

情報の分散を防いで、一つのプラットフォームにナレッジを蓄積し、共有する文化を作るためです。レブコムではこれまで、複数のツールを使って情報管理を行っていたため、フルリモート・フルフレックス環境では各々が必要な情報を探すのに時間がかかることがありました。Notionを導入することで「オールインワンワークスペース」として情報を集約することを目指しました。また、複数のツールを使用することで無駄なコストが発生していたため、コスト最適化も重要な目的の一つでした。

社員からも「Notionを使いたい」という要望が多く寄せられていました。
・情報の可視性が高い
・SlackやGoogle Workspaceとの連携が直感的に行える
・顧客提案資料をNotionで作成したい
といった理由から導入を希望する声もあり、導入を決定する背景となりました。

導入プロセスでの工夫

ー導入にあたり重視したことは何ですか?

全社的に業務プラットフォームを移行することになるので、社員全員の業務環境が大きく変わります。そのため、社員の意見を吸い上げることを大切にしました。
Notion導入によるビフォーアフターを可視化するドキュメントを作成し、それをもとに社員にアンケートを実施しました。アンケート結果では、概ね好意的な意見が多かったのですが、不安や疑問を持つ社員には直接ヒアリングを行い、社員の納得感を大切にしながら導入を進めるようにしました。

また、エンジニア部門では以前から「プロジェクトマネジメント効率化プロジェクト」というプロジェクトが立ち上がっていました。プロジェクトマネジメントやタスク管理における課題を洗い出し、改善手段を検討するための有志のプロジェクトです。そのメンバーとも積極的に意見交換しながら、Notionを導入することでどのように課題が解決できそうか検討を重ねました。

ー スムーズな移行作業のために工夫したことはありますか?

社員を巻き込み、スクラム体制で移行作業を進めたことです。移行作業を行うにあたって、全社タスクフォースを設置しました。各部署から有志を募り、有志メンバーに、移行のためのタスクの遂行を主体的に実行してもらうことで円滑に進めることができました。CorporateITからの全社アナウンスに加えて、有志メンバーを通じて、各チームに具体的なスケジュールやゴールを発信することで、スムーズな移行が実現できたと考えています。

効果と活用事例

ー導入してどのような効果がありましたか?

(各チームで活用が進んでいます)

様々な部門がNotionのデータベース機能を活用したタスク管理や、Zapierを使ったSlack連携などを積極的に活用しています。全社的にノーコードへの門戸が広がったのが良かった点ですね。
特にプロダクトチームは活用度も高く、プロダクトフィードバックの仕組み化や、開発計画の管理に役立てています。

また、NotionのWebページ機能を活用し、カスタマーサクセスやHR部門が顧客や面接候補者向けの情報ページを作成するなど、社外向けの情報発信という側面でも役立っています。

ー社員が積極的にNotionを活用できるよう工夫していることはありますか?

導入後に社員アンケートを実施し、アンケートの内容をもとにテーマを決めたレクチャー会を行っています。その他にも、SlackでNotion活用術を投稿するチャンネルを作成して、お互いに活用アイデアを情報共有できるようにしています。
また、Notionを業務外でも楽しんで使ってもらうことも奨励していきたいです。個人の趣味や社内のクラブ活動の情報発信など、セキュリティの範囲内で自由に使いながら、積極的に使い方を学習していってほしいと考えています。

今後の目標

ー今後さらに取り組みたいことはありますか?

今後はNotion AIの導入を予定しています。レブコムはAIプロダクトを作っている会社なので、私たち自身も積極的にAIを活用して業務を行う機会を作っていきたいと考えています。
また、CorporateITとしては、社員全員が安心かつ快適に業務ができる環境を整えることが重要なミッションです。安心のためのセキュリティと、便利さのためのUX、その両方を高めることで、より良い業務環境を提供していきたいと考えています。


レブコムでは、今後も「アウトプットを求める過程はなるべく社員が業務に集中できるように」という考えのもと「フルリモート・フルフレックス」の働き方を実践していきます。

今後も、レブコムのnoteでは会社の雰囲気や働く人の様子をお伝えする記事を発信していきます。

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