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日本人はRの発音が苦手と言うけれど

日本人は"R"の発音が苦手ってよく言われますよね。

もしかしたら、それで「日本人って英語が苦手なのかぁー…」って自信を無くしてしまう方もいるかもしれません。

でも、ちょっと待った!!って思うんです。

世界に目を向けると、日本以外にも、多くの国の人が
「苦手な発音」を持っています。

例えば、私の夫はアラビア語圏であるエジプト出身ですが、アラビア語圏の人は"P"の発音が苦手な傾向にあります。

エジプトといえば!な「ピラミッド」だって、「ビラミッド」って発音していたりするんですよ!(そもそもアラビア語では「ピラミッド」ではないですが、英語で「ピラミッド」と言おうとして、訛っている状態)

"P""B"になってしまうんですね。

他には、フィリピンの人は"F""P"になる傾向がありますし、香港とかタイとかの方は"T"とか"K"とか最後が子音で終わる音は、最後の音を飲み込んでしまうような感じでよく聞こえなかったりもします。

そりゃ、どこの国の人も自分の母国語にない発音は難しいですよね!

でも、みんな全然できてないのに、めっちゃ堂々と話してたりするんですよね!「英語?もちろん話せるよ!」とか言ったりするし!

失礼な言い方になってしまったかもしれませんが、私はそんな感じで訛りがあっても堂々と話している人を、めちゃくちゃ尊敬しています。
そして、そんな人たちにめちゃくちゃ癒されてきました。

人にもよるけど、日本の人は本当に真面目で自分に厳しい人が多いなって思います。この"R"の問題にしても、すごく気にして、しっかり直そうとするあまり、"L""R"が余計にごっちゃになってしまって、余計に伝わりにくいこともあるのかもしれません。一貫して、ひとつの発音に置き換わっていたら法則性として理解してもらいやすかったりもするので。

もちろん、できる限りネイティブの発音に近づけようとするのは、とてもよいことなんですけどね!でも、矛盾するようでもあるんですが、同時に肩の力を抜いて、「これがワイの英語じゃーい!!!」くらいのマインドも全然あり!って思います。

日本で英語を勉強していたら、「間違えたくない!」という気持ちが強く出てしまうこともあると思いますが、ゆる〜い世界もあるよ〜ということをお伝えしたかったです。こんな経験のひとつひとつが、私がこのnoteで書きたいことの1つである「海外で感じたこと」なのかもしれません。

それでは!今回もはぴびのおしゃべりにお付き合いいただき、ありがとうございました!


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