聖徳太子が建てたとされる、大阪の四天王寺、奈良の法隆寺へ行くと
聖徳太子のお守りが売っている。
私は観光の時に、古本市へ行くのを目的の一つにしていて、
四天王寺の古本市にも何度か足を運んだ。
確か、境内の裏の方に太子堂があり、
その頃は、何の気なしに手を合わせてお参りをしていた。
こちらの聖徳太子が作ったとされる
『十七条の憲法』
これが、
私の出した義務と正義の解です。
太子様とお呼びしたい。
レ・ミゼラブルを読んでも分からなかった義務と正義が、
プラトンの書いた『国家』によって、
私の中で顕かになった。
義務とは、明らかな善の為に生きる事。
正義とは、明らかな善の為に戦う事。戦争。
人は自分自身の明らかな正義を持っている。
それは国家であっても。国家にとっての明らかな正義(戦争)はある。
明らかな正義の事を、
自分自身の内にある明らかな善の事を
他の人(国)の様に考えるのは難しい。
だが、それが明らかであるならば和(融合)は可能になる。
明らかなものを融合する事を和と言う。
和の言葉の意味を知った時、
義務と正義とは、和を成す行為だと気が付いた。
昔の法律だから、
仏教が出ているが、
その他の太子様のお言葉は
現代に通じているのではなかろうか。