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猫と絵本とアイフォンと
時が経つのは早いもので、八月も昨日で終わり、今日から九月になりました。
暦の上ではもう秋なのに、秋の足音はまだ遠く、夏はまだまだ居座りそうです。
毎日毎日こう暑いと、猫のように転がったまま、何もする気がなくなりますが…。
どう頑張っても、猫になれない僕は、何もしないで寝ているわけにもいきません。
働かざる者、食うべからず。生きるためには働くことが、やっぱり必要不可欠で…。
とか言いながら、好きなモノに囲まれて、仕事をするのが、実はすこぶる楽しくて。
他のどんな仕事よりも、この仕事が、僕にはやっぱり合っているような気がします。
昔やっていた画家よりも、パン職人や洋菓子職人よりも、今やっているこの職業が。
趣味と実益を兼ねている、古物商というこの職業が、おそらく僕の天職に他ならず。
と言うわけで先月も、アイフォンを手に黙々と、ヤフオクの出品作業をしてました。
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そして↓こちらの投稿は、僕の仕事の邪魔をする、我が家の三匹の猫たちです^ ^
ところで僕は、もう何年も前から、アイフォンを使って出品作業をしています。
それまでは、デジタルカメラとノートパソコンを使って出品していたのですが…。
出品するのに、手間と時間がかかり過ぎて、あの頃は、面倒な時もありました。
が、アイフォンを買い、アプリを入れて出品すると、いとも容易く出来ました。
市で仕入れた商品をアイフォンで撮影してから、そのままアプリでサクサクと。
おそらく以前に比べると、何倍どころか何十倍もタイパがいいかも知れません。
さらにコスパも良くなって、時給に換算してみても、決して悪くない数字かと。
時は金なりと言いますが、時間を短縮出来たことで、収入もまた増えたのです。
それ以来、僕にとってもアイフォンは、切っても切れない相棒のような存在で。
アイフォンを生み出したスティーブ・ジョブズに、感謝しても仕切れないほど。
この地上で過ごせる時間には限りがあります。本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。
終着点は重要じゃない。旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているかが大事なんだ。
すばらしい仕事をする唯一の方法は、自分のやっていることを好きになることだ。
前進し続けられたのは、自分がやることを愛していたからだ。
自分の居場所を自分でつくるんだ。
そんなジョブズの言葉にも、勇気をもらったり、背中を押されている僕ですが…。
ジョブズが言っているように、地上で過ごす時間には、誰しも限りがあるわけで。
残り少ない人生で、僕が最後にやりたいことは、レトロ可愛いブックカフェです。
松山の三津浜にある古民家で、妻と一緒にDIYをして、憩いの空間を作ることです。
老後はそこで、ブックカフェのマスターとして、のんびり楽しく過ごしたいなと。
大好きなジャズのレコードを聴きながら、レトロ可愛い絵本や紙モノに囲まれて。
一見さんも常連さんも、それぞれの場所にいて、それぞれの時間を、まったりと。
たとえお店に、閑古鳥が鳴いたとしても、それはそれで、妻と一緒にゆったりと。
もちろんそこには猫もいて、コーヒーの香りと共に、僕らを癒してくれるのです。
なので、今やっているヤフオクの出品やお店は、その過程に過ぎないのですが…。
だからこそ、未来の夢に繋がる今の仕事が何よりも、楽しいのかも知れません。
大きな夢に繋がる架け橋を、毎日毎日一歩一歩、地道に歩いているかのように。
パリへの道も一歩から。塵も積もれば山となる。そんな気持ちで、コツコツと。
そんな夢の架け橋を、妻と一緒に渡るため、先月もまた錆猫本舗へ行きました。
愛媛県の四国中央市から車に乗って、約二時間。松山の三津浜にある古民家へ。
今回も、我が家でずっと眠っていた、箱入り娘(古本や古雑貨)をたずさえて。
そう言えば先月は、名古屋の方から錆猫本舗へ、☟こちらの方々が来てくれました。
ちなみに彼女は、作詞や作曲もされている、とても魅力的なミュージシャンです。
インスタでは、彼女が歌う素敵な曲を聴くことが出来るので、興味のある方はぜひ!
#本屋店主のおでけけ
— Reading Mug キムラナオミ (@naomico) August 20, 2023
義父の7回忌で愛媛へ帰省中。松山で途中下車して錆猫本舗さんへ!
古民家の2階はレトロな世界が広がっていました。
猫の本は買うしかないでしょ😉 pic.twitter.com/msrxwHokQM
そして↑こちらのお客さまは、名古屋で素敵な本屋さんを経営されている方です。
お店の中には黒猫がいて、英国の本もたくさんあるので、興味のある方はぜひ!
P.S. 錆猫本舗は三連休(9月16日17日18日)も、無人で営業しています。
お値段は、一階にあるモノも 二階にあるモノも、どれでも一律百円です。
一般の方はもちろん、せどりや仕入れも出来ますので、プロの方もぜひ^ ^
![](https://assets.st-note.com/img/1691794753716-LaFO2VWkfi.png)
もしもサポートしていただければ、そのお金は、ブックカフェをオープンするための開業資金として、大切に使わせていただきます。