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徹底した評価の差をつけずして、事業の成長は無い。という話

 2020年も早いもので年末が近づいておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 我々はRetoolサービスの磨き込みで2020年ラストスパートを走っているところです。(金曜日はクリスマスですね!)

 さて、年末に近づくと必ずどこかで聞くのが「今年一年を振り返りましょう。」といった話題ですが皆さんはいかがでしょうか?
 しつこい程、話題になった内容ですが、今年は新型コロナウイルス抜きにしては語れない一年になりました。今回のウイルスは、人々の生活習慣や行動にも変化を与えましたが、振り返ってみるとお金の使い方に関しても大きな変革があったことがグラフからもわかります。(しかし皆さん洋服や靴にお金を使わなくなりましたね。)

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このように、家庭単位でも大きな変化が見てとれますが、組織という観点でも今年はお金の使い方の分岐点となるかもしれないですね。
 今回は先日このnoteで「活動を可視化した先にある4パターンの人材」について話をしましたが、その内容に加えてお金の使い方を掛け合わせお話したいと思います。

評価システムは大至急変える


少しおさらいになりますが、先日のnoteでは人材の種類を下記の4種類に分類しそれぞれの特徴について話しました。


次に我々は「適切に4パターン分類」することができたら自社の評価基準、査定システムを大至急見直すことをここではオススメしております。
 なぜなら社内にて決められている評価基準や査定システムを基に社員の活動パターンは決まっており、今までの不要な活動というのはこれを変えないと具体的な組織変容として変化しないからです。

給与格差を徹底的につける

 上記で評価基準や査定システムの変更を提案しましたが、4文類した評価基準を元に制度を変更すると、社内で物議を交わすのが給与格差の点です。ここでは徹底的に給与格差をつけることをオススメしております。
 適切な行動をしている社員、即ち会社にとって必要な人達を守るためにもここでは「中途半端な評価基準」「曖昧な査定」は許されません。これから行動変化を起こそうと思っている人達のためにもここでは誰がみても判断できるほど、徹底的に給与格差をつけたほうが良いでしょう。

 正直、周囲からは「ドライだ」「頭がおかしい」といった声も多数上がることが予想され、評価する側からすると心苦しいところですが…
ここで曖昧にしてしまっては何も意味がありません。未来の組織を作り上げるためにもやり切るしかないというのが我々の考えです。社内で「評価や査定が変わる」と判断できるように、新しい評価ツールを導入することも検討しても良いと思っております。

 そんな簡単に言うけれども「その原資(お金)はどこから捻出するんだよ…」と思っていませんか?それは次の見出しで話させていただきます。

コスト余力を原資に

 評価ツールやシステムを導入するにしてもコスト(お金)がかかってしまいますが、それはどこから捻出するのかというと、ズバリ「評価によって生まれたコスト余力」になります。具体的には下記2点に分解できます。

・不要な人の退職に伴うコスト余力
・危険な人のマイナス査定によるコスト余力

 下記のデータからわかる様に給与、待遇、人事制度をきっかけに退職をする人は25%もいます。これは一部、見方によっては会社にとって不要な人と判断されたとみても良いと思います。
 それほど評価基準や査定システムは大事なのだと改めて考えさせられます。退職と聞くと残念な気持ちを連想させますが、ここでは「本来コストとなっていた退職者の人件費を使いましょう。」と言うお話です。(マイナス査定も然りですね。)

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引用元:エンジャパン|退職理由のホンネとタテマエ 会社に伝えた退職理由は「家庭の都合」、実際は…?

このような動きは一部非難されることもあるかもしれませんが、組織に当然の判断であると我々は考えております。また会社にとって必要な方々が作り上げてくれている利益を原資とし、新しいツールとして適切な評価基準を設けるのも流れとしては適切ですよね。
ここでオススメのツールなんて話をしだすと長引きそうになりますので、それはまた後日にさせてください。

まとめ

 長々と話してしまいましたが、本日最もお伝えしたかったメッセージは

・活動を可視化したら評価基準、査定システムを変える
・給与等で圧倒的な格差をつける
・そのコストは不要な人による退職やマイナス査定のコストで補う
というメッセージです。

 正直、新しい評価基準を作るプロジェクトの立ち上げはパワーが必要ですし、時には組織に痛みをもたらすものになります。しかしながら適切な組織を作り本来の適切な事業活動行い、そして会社を新たなステージを導くためにも必要であると我々は考えております。
 周りの仲間からは評価基準を変更するにあたり苦労した経験も多数聞いておりますが、今回はこの様なメッセージをお伝えさせていただきました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます!!
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