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「目覚め」とは人間の傲慢さを自覚し、助けを求めることなのではないか


「神頼み」
あなたはしていますか?

私は最近よく
神様にお願いしています。

何かを叶えて欲しいというより
” 私を良き方向へ導いてください ”
というような。

私の願うように
私の思うように
叶えて欲しいという感じではないのは

私の願うこと、思うことが
果たして本当に私にとって最善なのか
自信が無いからです。

認めます
私は神の前において
私の思うことに自信がありません。

なぜなら
私はまだ成長途中であるから。
神にはなり切れない、人間であるから。
神が造られた、「子供」であるから。

私の思うよりもっと素晴らしいことが
私の思うよりもっと私に最善のことが
私の思うよりもっと私にぴったりなことが

あると思うし
あると信じたいのです。

「神様にお願いしています」
と言うと
「あなたは思ったより弱いですね」
と言われたことがあります。

その時は
” 弱いという感じではないのだけれど・・”
と思ったのですが
今思い返してみると

実際、弱いのだと分かりました。

私は弱いのです。
私だけではなくて、人間は弱いのです。

弱いのに
強いふりは無理があります。

私は自分が弱いということを認めなくてはならないと思いました。

なんでも一人で出来るほど強くありません。
なんでも一人でわかるほど賢くありません。

だからこそ、助けが必要なのです。

私より大きな、賢い、全てを造りたもうた
そして全てを束ねている
神なる存在に

「助けてください」

と助けを求めます。


私は神に愛されている自信があります。
弱いけれど、賢くないけれど
それを認めているから
きっと神は愛してくれるでしょう。

すべてをさらけ出すものを
愛さずにはいられないでしょう。

神に願うことを
神の存在を信じることを
ばかにしたり、軽んじたりするのは

神が自分の願いを叶えてくれなかった時の悲しみが怖いから
神が自分の願いを本当に聴いてくれるか自信が無いから

そんな思いがないでしょうか?


私も今までの人生のいつかの時には
「神様はいつも私以外の人の願いばかり叶えているようだ・・不公平だ」
そんな思いを確かに感じた時もありました。

しかし今なら

神は全て平等に私たちの願いを叶えてくださっている、と思えます。
私たち人間の小さな目よりもっと大きく広く見渡せる神の目によって
大いなる視点でのバランスをとり、全てを良き方向に運んでくれている。

それが分からないのは、感じられないのは
私たちが人間であり、目は小さく視野は狭く、
まだまだ愛について何も知らず、世界についても何も知らないからです。

そんな小さくて弱く愚かな人間たちを
神は誰一人として嫌わず、あきらめず、常に愛を注いでくれています。


私の思うように叶えて欲しい
というのは
神の大きな思惑より、私の願いのほうが最適である、という「傲慢」です。
私たちは常に、このような「傲慢」になりやすいのではないでしょうか?

あの人より私の方が上
誰かより劣っている、勝っている

神の元ではいつも、人間たちは上も下もなく
「人間」ということで平等なのではないでしょうか。

それを勝手に私たち人間が判断することは、やはり「傲慢」なことなのではないかと
私は思います。


おそらく 
神なる存在は、
私たちに、「気づくように」「叶うように」
たくさんの「サイン」を送り、落とし、
導いてくれているはずです。

それに気づくか気づかないか。

運の善し悪しは、
そんなところなのかもしれません。

そして
気づけるようになりたければ
そのように自分をしていけばいいし

気づかなくてもよいなら
サインなど気にしなければ良いのです。

それは自己責任です。


「目覚め」とは
” 自分が、自分が・・”
というところから、
より大きな視点で物事を見れるようになり
自分の弱さ、至らなさに気がつき
謙虚に教えを求め、ここからでも自分を
変えていこうと地道に努力していくこと。

神の愛に気がつき、神の愛をより感じられるように、そして神の愛に応えられるようになりたい、と思い、行動すること。

そういうことなのではないかと思います。


そして、その「神」はどこにいるのか

考え、想いを巡らせ
感じようと努め
自分なりの「神」に辿り着くこと。

誰かが言う「神」や 
世間一般の「神」ではなく
自分だけの「神」
自分が信じられる「神」
自分が愛し愛される「神」

それを求める行動すべて
その行程全て

それが
「目覚め」への道なのではないでしょうか。


ではなぜ
「目覚め」が必要なのか?

それは「目覚め」が深まるごとに
より「幸せ」になるから。

人は誰しも「幸せ」になりたくて
「幸せ」を求めて、感じたくて
そうなる権利があるからです。

私は
一人で幸せ、よりも
みんなで幸せ、になりたいから

より多くの人に「目覚め」の道を選択し
歩んで欲しいと思うのです(*^^*)❤





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