見出し画像

<事例紹介>~サラリーマンから個人事業主へ転身した人たち         <OB会事務局という特定業務で会社と業務委託契約を締結し再雇用期限を越えて勤務を継続。会社との契約終了後もその間に準備したFP業務で個人事業主として活躍(その3)>

(その2から続きます)
Dさんが業務委託で仕事をされたOB会事務局という業務ですが、こうした仕事はおいそれと他の人には頼むことはできません。

相手は会社の大先輩です。うるさ型のOBもいます。事務局の対応を間違うとそれこそ現役の役員まで文句が行きかねません。

OB会事務局のような仕事こそ業務委託で担うべき仕事です。

フルタイム5日間までは業務ボリュームはないですが、OBをよく知った今までの担当者をいきなり外すわけにはいきません。OBからクレームも来ることも容易に予想されるからです。

もし、あなたが現在担当している業務の中でこうした業務がある場合には、個人事業主としての提供サービスの一つになります。以前解説したリリーフマン型個人事業主の典型事例です。

また、Dさんの場合には、雇用ののちに個人事業主として働いた経験があることが、その後のFP講師など雇用以外で働くことの事前準備になっています。

個人事業主として必要な確定申告や請求書発行などの手続き業務は、既にOB会事務局の時代に経験済だからです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?