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<事例紹介>~サラリーマンから個人事業主へ転身した人たち         <65歳から関係会社の知人からの声かけで個人事業主として働き始め74歳の現在も継続中(その4)>

(その3から続きます)

<解説>

65歳まで再雇用で働くという点は多くのサラリーマンと一緒ですが、65歳以降もBさんの実力・人柄等をよく知る関係会社から声かけがあり74歳の今も働きつづけている “半”個人事業主の典型のような方がBさんです。

Bさんの勤務してきた会社は日本でも有数の化学メーカーですが、話の中にも出てきたように大企業ほどまだまだ柔軟な対応は難しい傾向にあります(業務委託で働く制度がまだ出来ていない、指揮命令のコンプラリスクについて法規部がNGを出す、意思決定に時間がかかるなど)

筆者の場合もそうなのですが、今まで勤務してきた会社だけではなく、自分のことをよく知る知人が在籍する中小規模の関係会社をターゲットとしたほうがうまくいくケースが多いです。

規模も小さい関係会社のほうが柔軟な制度運用が可能な場合が多く意思決定も早いです。

また、人手不足が大企業以上に深刻で背に腹は代えられない場合も多く、個人事業主を受け入れるニーズも整っています。

関係会社であれば社風も人脈も似ている部分が多く、今までの経験をそのまま使うことができます。

「再雇用→再雇用終了後、自分をよく知る関係会社と業務委託契約を締結→働きたいうちはいつまでも」 というルートはこれから増えてくる“半”個人個人事業主ルートの王道になると筆者は考えています。


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