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コミュ力開発としての、記憶力

出典1:記憶力こそが能力の源泉
https://showon-sato.com/index.php?cID=86&magazine_no=553
出典2:どうやって短期記憶領域を大きくするか
https://showon-sato.com/index.php?cID=86&magazine_no=554
出典3:暗記は早口言葉
https://showon-sato.com/index.php?cID=86&magazine_no=568

あなたはコミュニケーションが得意ですか?それとも、苦手ですか?

コミュニケーション能力は、公私問わず必要な能力であり、それが人生の質を左右するといっても、過言ではありません。

その証拠に毎年たくさんのコミュニケーションをテーマとした書籍が出版されています。「嫌われる勇気」でおなじみのアドラー翁は、その著書で「結局のところ、われわれには対人関係以外の問題はないように見える」という言葉も残しています。

さて、今回はそれほど重要なコミュニケーションの能力を効果的に向上させる方法をご紹介します。

それは、記憶力を鍛えることです。

通常、コミュニケーションを向上させるための方法と言うと、結論・理由・具体例の順に話す、1分以内に話す、バラエティ番組の司会者の盛り上げ方を真似る、など話す内容や話法にフォーカスが当たりがちです。

もちろんそちらも重要だと思います。

しかし、コミュニケーションにおける、すれ違いを生むのは、相手の話す内容が理解できないことや、忘れてしまうことにあります。ここを間違えてしまうと、会話が噛み合いません。

あなたが、ストレスなく会話できたり、話ていて楽しいと思える「この人はコミュニケーション能力が高いな」と思う人を観察してみてください。注目して欲しいのは、話す力ではなく、聴く力です。こちらの言うことをよく理解してくれているのではないでしょうか。

逆に、「もう一回言ってくれる?」などと、何度も自分の話したことを聞き直してくる、人にはちゃんと効いてくれているのか、不安に思うのではないでしょうか。また、この手の人たちと議論が続くと、「さっきなんて言ったけ?」と話の流れを忘れてしまったり、同じ内容を繰り返したりして、議論が進みません。

、、、残念ながら、私がそうです。

これは会議のファシリテーションをしている時に強く感じます。誰に話を振ったか忘れてしまったり、発言の内容を思い出すのに苦労したりします。こう言う時にとっさに、会話の内容を思い出せると会議の質が上がるだろうな、と思います。

つまり、短期記憶の能力がないと会話の内容を忘れてしまうし、そもそも会話の内容が十分に理解できていないのです。

ですので、これを鍛えるために暗記をします。

昔の人は四書五経と言う書物を丸暗記していたそうです。人間の能力開発の原点とも言うべき方法です。暗記力を鍛えれば、相手の発言を理解するための記憶領域が広がり、頭の回転が早く、とっさに気の効いた発言もできるようになるはずです。

では、具体的に何をすればいのかをご紹介します。
私が取り組んでいるのは、
▼百人一首(十七番歌まで暗記しました)
▼般若心経(ほぼ暗記しました)
▼易の六十四卦(百人一首を覚えたら取り組む予定です)

覚えたかどうかの基準は、早口言葉で暗唱できたかどうかです。
コミュニケーション能力を高めたい方は、ぜひ一緒にやってみませんか。
また、おすすめの暗記メニューがあればぜひ教えてください!

最後までお読みいただきありがとうございます。
今日もあなたにとって良いことが雪崩のごとく起きますように!


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