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ファンマーケティング/SNS時代の宿のやり方

2021年にマスコミ4媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)の広告出稿費の総額をインターネット広告が抜きました。その後もこの差は年々広がりそうな曲線が見えています。

インターネット広告の中でも特に動画を使った広告は著しく伸びていますね。もはや動画ありきのインターネット広告といえそうです。しかも動画の主流は短くてわかりやすいものです。このことが、旅館ホテルの広告表現にフィットするかどうかというより、それが主流ならばそれに合わせたアイデアを生み出してトライすべきですよね。

しかし同時に広告でどこまでの事ができるのか。果たしてそれだけで人は来るのか?どうかなあなどとも考えるのです。

広告は、「自分はここにいるよ」とその存在を知らせることはできますよね。(広告をしないとその宿は存在しないの同然ですよね)広告素材の表現がうまくまとまれば、見た人が「いい感じに宿だね。」ってところまでは行きますね。印象深い広告表現で美しい風景や体験してみたい何か、写真を撮りたいポイントなど、相手の心に引っ掛かる表現だったら、まずはOKでしょう。

需要のある時期ならばそれでも多分人は来ますよね。でも365日需要のある日ばかりではないです。そんな時期の方が長くないですかね。そんなときは、口コミや人の紹介や多くの人がいいというエビデンスがあって初めて予約に動くのかな。

となると広告とセットで宿の磨きこみとファンづくりに徹するというマーケティングもありだと思うのです。宿の大小にかかわらず、様々な感動の仕掛けを磨きこんで、情報が広がっていく仕掛けを作り続けていくことで、ファンマーケティングができると思います。

装置産業である宿には、この方法がよさそうです。どうですかね。


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