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客数×客単価×利用頻度/優先順位はどうする?

マーケティングでよく言う売り上げ利益の構成は、「客数×客単価×利用頻度」です。これらを増やす施策が大事だという話です。お客様の数を増やすか、一回の利用金額を増やすか、年間の利用頻度を増やすか、またはそれらの掛け算という感じですよね。

全部やるのってとても大変で、どれから手をつければいいか判断も難しいですね。

で、このことを考えるに、旅館で言えば現状の「人手不足」や「原材料高騰」などの環境と合わせて見ると、実はやりやすい、やるべき施策の順番って決まっていて、
1)客単価のアップ
2)利用頻度のアップ
3)集客数のアップ
の順番だと思うのです。

1が成功すれば2と3は後からついてきます。お客様が満足するから単価が上がり、満足するからまた来てくれて利用頻度が上がり、しかも友達にも進めてくれたりSNSで発信してくれます。結果それによって結果お客様が増えるという流れです。理想のようですが、これ本当です。

人手不足だから自信を持って満足を提供できるだけの稼働にコントロールすることも必要かもしれません。

客単価のアップには付加価値と満足度の向上がセットです。利用されたお客様への満足の提供を自社の持てる資源で最大限に表現することを日々研究し、提供して反応を見てブラッシュアップするということの連続でその手ごたえも見えてくると思います。

こんなことを考えつつ、夏に向けて頑張りましょう。


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