大企業を辞めてホイスコーレ留学を決断するまで。その時何を考えていた？

こんにちは。Rereです。
2023年に約4ヶ月間デンマークの某フォルケホイスコーレに留学していました。

時が経っても忘れたくない、
ホイスコーレの良さを知ってもらいたい、
という想いから記憶が新しいうちにホイスコーレについて綴ることにしました。

今回は、私が大企業を辞めてデンマーク留学を決めたとき、どういう思考がその決断を後押ししたのかについて書いていこうと思います。

今ある環境から新しい環境に飛び込むのは勇気のいること。
私も勤めていた会社を辞めてデンマーク留学を決めるまで約1年ほどかかりました。

その時何を考えて行く決断ができたのか、自分が自分をどう説得したのか。

今同じように留学や海外移住を悩んで考えている人の参考になれば嬉しいです。

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当時私は、外資系の大手企業に勤めていて、同僚や上司にも恵まれ、給料もある程度もらいながら、ワークライフバランスの取れた働き方をできていました。

自分の好きなものや趣味にお金をや趣味に時間とお金を費やして、何不自由ない生活。

その一方で、
何か刺激が足りない、
これが私の本当にやりたいことかな、
綺麗で安全で安い日本で平和ボケしたまま変わらずに歳を重ねていっていいのかな、
というもやもやした感情がありました。

デンマークのフォルケホイスコーレにいつか行ってみたい。

しかし自分の今ある環境も捨てがたい。

今まで歩んできた堅実なレールを外れても良いのか。

今までの努力が無駄になってしまうのではないか。

その環境を自ら手放すのが正解なのかわからない。

その葛藤で1年間足踏みしていました。

時間だけが過ぎていく中で、どう決断したかというと、
まず決断に悩む不安要素や留学を妨げている障害を洗い出して、それに対する解決法があるかを考えました。

海外に行く上で考えないといけないことでいうと、だいたいお金、時間、仕事、家族、語学力、体力、自立心などだと思います。

たとえば、十分な留学費用がない、親の介護だったり、子供の育児だったり、体調面だったり、どうしてもできないという状況はあります。

ただ当時の私の場合、一つ一つ考えていく中でどれにも当てはまわず、解決できないような障害はないことに気づきました。

ただ自分が変化を恐れてやらないだけ。

いつかいつかと思っているだけでは時間だけが過ぎてしまう。

やりたくでもできない状態にないのなら、やるべきではないか。

そう思いました。

ただ一番悩んだことは、やはり仕事を辞めることでした。

せっかく入るのが大変だった会社に入って、不満なく（特別すごい楽しいわけではないが）働けているのに辞めるのはもったいないと思っていました。

周りからももったいないねと言われることはありました。

ただ本当にこれがやりたいことだったっけ？
と自分に問うと自信を持ってそうだと答えることができませんでした。

私の中で仕事は本当に好きなことではなく、稼いだお金で好きなことに使うための仕事として割り切っている部分がありました。

割り切っている分、福利厚生も充実しワークライフバランスが取れているのが良かったけど、何か自分の好きなことに打ち込んで仕事をしている人が羨ましくも見えました。

そして働いていく中で、私はこの会社でマネージャになって昇進していくキャリアゴールを私の人生においての成功とは思わない、
と薄々感じていました。

その考えが明確になった時、一旦会社を辞めてレールから外れてもいっか、
また戻りたくなったら戻ってくればいっか、と考えると気持ちが少し楽になりました。

最終的には、

• やりたいことがあるのなら、やらないで後悔するよりやって後悔したい。

• たとえ後悔する時がきても、後悔しない選択に変えるのも自分次第。

• 新しい環境で新しいことに挑戦したら何か見えてくるかもしれない。

• 人生いつ何が起こるかわからない。できるうちに行動。

• 目的を明確にすれば築いてきたキャリアをストップするわけではなく、自己投資。点と点が線に繋がる時が来る。

• 自分の人生のレールは自分で敷いていくもの。外れるとかじゃない。

と自分自身を説得し、大企業を辞めてフォルケホイスコーレに留学することを決意したのでした。

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ただ海外で生活する目的はしっかり意識していこうと思いました。

単に留学やワーホリをしてきたと言っても遊んできただけと思う人も世の中にはいるかもしれないけど、
なにかしらの目的を持って、そのためにはこの経験が必要だった。
この経験を経て、考え方がこう変わった。
目標に対して達成できたことなどを話せるように目標設定と振り返りは大事にしています。

一歩踏み出すまでは勇気もいるし、手続きも面倒くさいし、お世話になった周りの方々へのあいさつも大変だけど、一度やってしまえばなんてことはないって思います。

いつか後悔するかもと思ったけど、今のところこの決断を後悔したことはありません。

人によって状況は違えど、少しでも共感していただける部分があると嬉しいです。

フォルケホイスコーレ留学に必要な手続きについてステップごとにまとめた記事はこちらをご覧ください。

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