見出し画像

東京で育った私が、一か月東京を離れて暮らしてみて気づいたこと

こんにちは。高野です。

REPOCにCOOとして携わってから1ヶ月経ちました。
同時に、湘南オフィスの開設、品川区から湘南オフィスへの引越しからも1ヶ月経ちました。

題名にもありますが、今回は湘南で一ヶ月暮らしてみて気づいたことをつらつらと書いていこうかと思います。

品川区での暮らし

住まい

そもそもの話ですが、自分は元々五反田の繁華街にあるオフィスビルの中に住んでおりました。
そこに決めたきっかけですが、山手線が一番便利だという思想があり、また、最寄駅からいかに近い距離の物件で住むかだけで探し、結果として五反田の繁華街にあるオフィスビルの中に住むことを決めました。

元々そのビルの9階に住んでおりましたが、キャンプ道具等が爆発的に増えて狭くなった結果、色々な物件を見たのですがいいい物件がなかなか見つからず、上位に思想に基づいた結果、同じビルの7階に引っ越しました。

これは個人的な意見なのですが、働く上で一番無駄だと思っているのが”通勤時間”だと思うんですよね。
新卒の時は通勤時間も勤務時間に含まれない仕組みに対して納得がいきませんでした。

間取りよりも築浅物件よりも山手線を最寄りとして、その最寄りからの距離だけを考えた結果、五反田になりました。

家電

食事は毎食外食でしたので、一見問題ないように過ごしておりましたが、コロナ渦における緊急事態宣言で飲食店が20時以降にテイクアウトのみになった時は本当に困りました。

お弁当で持って帰るとゴミが増えて大変ですし、料金が変わらないのであればお店で食べた方が楽だよねって思っておりました。洗い物もないですしね。

ただ20時までに飲食店に行けることもなく、緊急事態宣言中は毎日テイクアウトをしておりました。

自分で買いに行った方が早いと思っていたので、宅配サービスは全く使いませんでした。

その結果、最後まで冷蔵庫と電子レンジを買わずに過ごすことになりましたが、外食しかしておりませんでしたので、一度も不便と感じたことはありませんでした。
あっても使わなかったと思います。

洗濯機も持っておりませんでしたが、コインランドリーが近くにありましたので、100円玉は常に切らさないようにしておけば、特別それが不便と感じることはなく、日々を過ごしておりました。
今思えばよく毎回コインランドリーに持って行ってたなって思いますが、、。

ミニマリストでもなんでもないのですが、大抵のことはキャンプ道具で足りていたので、家電はPCくらいの大きさのテレビと掃除機しか持っておりませんでした。

五反田に住む前は海外で遊んで暮らしていたので、そもそも私物が極端に少なかったんですよね。

引っ越す前のイメージ

そんな生活をしていた自分がREPOC FARMとして農業を本格的にすることになりました。
引越しが近くなるにつれてGoogle マップで引越し先を見ていたら、五反田と比べて極端に周りに何もないことに気付きました。
移動手段がないと大変なことになると気付き、急いでカブ110(ホンダのバイク)を買いました。
高校卒業後から4年ほどホーネットというバイクに乗っており、バイクには抵抗はありませんでしたし、また乗りたいなとも思っていたのでちょうどいいとも思っておりました。

その時は買ったカブでなんでも出来ると思っており、全てが解決したと思って安心していました。

初日〜一週間くらい

引越しが完了し、なんとなく慣れない部屋での生活での初日にまず困ったのは食事でした。
駅徒歩2分の間に3,4件コンビニがあった五反田とは違い、コンビニまで10分ほど歩かなくてはいけなく、食事の度にコンビニに行くのはちょっと大変だと思い早急に改善が必要だと感じました。
往復20分ですからね。山手線だったらほとんどの駅に着きます。

2日目にはカブでスーパーに行きましたが、大量に買ってもカブでは運べず、保存も出来ないことに気付き、お刺身とお弁当を買いました。
リュックでしたので、お刺身とお弁当は傾いてしまい、すごいことになりましたが、、。
真剣に冷蔵庫の購入を検討しました。

ちょうど3日目くらいには洗濯物も溜まってきており、徒歩圏内にコインランドリーが無いことにも気付きました。

今後五反田と同じ生活をするのは難しいと気付き、色々考えた結果、洗濯機と冷蔵庫の購入を決めました。
冷蔵庫は野菜室とか冷凍庫とかちょっと使い分けが不安でしたが、使ってみれば大したことはなかったです。余裕でした。
洗濯機はコインランドリーが忘れられず、ドラム式の全自動の洗濯機を購入しました。
部屋から出ずに洗濯が完結するのは本当に便利です。

そして夜が本当に静かなことに気付きました。
この物件の下見の際に”国道沿いだから前の人はその音が我慢できず引っ越した”と聞いていたのですが、夜にどれくらいの騒音がするのか気になっていたのですが、本当に静かです。

確かに車が通る音は聞こえますし、深夜にバイク数台でツーリングをしている音は聞こえますが、ずっと何かしらの音がしている五反田と比べたら本当に静かで正直慣れるまで夜が怖かったです。
騒音で寝れないくらい元気なのであれば、仕事をしてればいいですしね。

二週間目以降

自炊の生活にも慣れてきたのですが、時間の使い方がなかなか難しいことに気付きました。
朝起きて、買出ししてからご飯を作って片付けるともう13時とかなんですよね。

夜ご飯を適正な時間に食べようとすると夕方くらいにはもう買出しに行かなくては間に合わず、これっていつ仕事したらいいの?って状態になっておりました。

合間に掃除や洗濯をしたら尚更ですよね。

以前であれば夜ご飯を食べた後も仕事をしていたのですが、食べたものを片付けて台所を綺麗にしたらどうしてもお酒を飲んで一息つきたくなってしまい、結局一人でお酒を飲んでおりました。
一人でお酒を飲むのも慣れず、焦点が合わなくなるくらいまで飲んでしまうことが多々ありました。
友人からの一杯だけ飲もうっていう誘いは嘘ということはわかっておりましたが、一人でも嘘になりますね。

冬が終わり、夜が短くなっていくはずなのに、夜が猛烈に長く感じた気がしたのを覚えています。

最近

毎食ごとに買出しに行くことを辞め、2,3日分の食糧とamazonの活用で相当時間の使い方が上手くなった気がしました。

本当は一週間分くらい買い溜めしたいのですが、カブだとそこまで運ぶことができずバイクの限界を感じました。

また、雨でもカブで買出しに行かなくてはいかない状況もあり、なんでも出来ると思っていたカブに対して思い直すことが増えました。もちろんカブが悪いわけではなく自分の見積もりの甘さです。
カブは好きだし、バイクの運転も好きなんですけどね。

4つの大きく変わったこと

・金銭面

食費は本当に減りました。
大体一食に800円くらい消費していたのですが、大体300円くらいになりました。
外食と自炊ですのでそもそもの土俵が違いますが、スーパーでの食材の種類の豊富さと金額の違いは感じました。

コロナ渦やお友達がいない湘南に引っ越したこともあり、3月は一度も居酒屋に行かずに終わりました。
結果、飲み代もかからず相当お金が浮きました。
ただ、個人的にはバイクと洗濯機と冷蔵庫を購入したので単月の出費はとんでもないことになりましたが、、。

移動も全てカブでしておりましたが、カブがまた優秀で、500円あればガソリン満タンに出来、一週間半くらいはもつので交通費も相当削減出来たかと思います。

カブ自体はは20万円くらいで購入しました。
もっと安く買えたと思うのですが、個人的なこだわりの結果の金額なので大変満足しております。
110ccで正解だったと思っております。
前回更新した記事の画像に写っておりますので、興味があったら見てあげてください。

・時間

時間の使い方は本当に変わりました。
外食から自炊にシフトしたことも大きいのですが、あまりせかせかしなくなりました。
せかせかする必要がないんですよね。どうせ渋滞にハマったら遅くなるので。

普段マイペースな人ほど地方移住した後は”楽”に生活が出来ると思います。
自分はマイペースな方なので、すごく楽になりました。時計もいらないかもしれません。

何を買うのも結構な距離を移動をしなくてはいけませんが、その移動も楽しめる人であればずっと楽しいのではないのでしょうか。
自分はカブで移動するのが好きなので、全く苦ではないです。
寒い時は少しだけ、辛いんですけどね。

・移動手段

ちょくちょく触れているのですが、電車での移動がなくなったので移動中にスマホアプリで遊ぶことはなくなりました。
寝る前にログインボーナスだけGETするようになり、そのうちアンインストールすると思います。

ひとり暮らし程度であればバイクで十分だと思います。
ただ、やはり車の方が絶対便利です。
バイクバイクカブカブ言っておりましたが、車も購入し、ただいま納車待ちです。
自分の場合、キャンプも釣りもゴルフもするので、そもそも全てをカブで賄うのは無理でした。カブは一つも悪くないです。

総括

アウトドアが趣味でマイペースな自分にとっては今回の移住はとてもマッチしていることに気付きました。
思ったよりどうにかなりますし、どこでも楽しく生活は出来ます。

もし地方移住に興味がある方は一回してみたらいいんじゃないですかね。
ダメだったら戻るっていう軽い気持ちでもいいと思います。
移住してみないとわからないことも多いですしね。

Twitter含めて今後も色々発信していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?