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「り」は一人の人間として理解しようとする、理由が必ずあるんだ

おいしょ。っとこらしょ、こんにちは

「旦那に似て引っ込み思案で〜」
「わたしに似て一人が好きみたいで〜」

二人の愛の結晶だもん
(最近はこんな言い方はしないよなぁ、我ながら古い)
そういう会話が出てくるのはとてもよくわかる

だけど

「俺の子どもなのになんでだ?」イラ
「わたしの子どもなのにどうして?」イライラ

こう思い始めたら注意が必要なのかも
いや、こう思わないように

子どもと言っても自分とはちがう人格をもつ人間
15歳まで育てさせてもらう権利を与えられただけ

義母さん

わたしと旦那は義母さんにこう言われていてですね

義母さんも本を読む人だから
どこかで出会った教えなのかもしれないんだけど。
(知っている方コメント欄にてご教授願いたいのです)

赤子を抱く柔らかな時間がキュッと引き締まった
シャキッとしたというか
ハッとさせられたというか

子どもは親の所有物じゃない
って言葉ではわかっていたつもりだけど
それとは違う

この子個人の人格を尊重して関わっていこう

という決意をもたせてもらえて本当によかったなって


旦那でもわたしでもない

一人の人間


愛する我が子に対してそう思うって
線引きをするような
なんだか少し冷たいような気がしたけど

めちゃくちゃ愛おしくて可愛いのは
なにも変わらなくて。

子育てにうまくいかないタイミングでも

「なんでだ!(イライラ)」

よりも

「なんでだろう?(ふっしぎー!)」

というメンタルでいることができたので
(半ば無理矢理ですけどもね)

いつでもむすめを理解しようという気持ちでそばにいられて
うん、現在進行形!

お風呂に入りたがらない→「なんでだろう?」→つまんないのかな?と思ったのでお庭用のビニールプールをお風呂に持って行ってみたり

公文の宿題をやりたくなさそう→「なんでだろう?」→座ってるのが嫌なのかな?と思ったので寝転んでやってもいいようにバインダーを用意してみたり


今も理解できない5歳児にイライラするより

一旦落ち着いて
深呼吸をして
むすめが驚くようなことを提案しながら

傷つける言葉を言わないことを絶対としながら
(のちのち後悔するのはわかりきっているから^^;)

子育てをしています

手を替え品を替え
子育ては我慢比べ
精神的に耐えるより、むしろ知恵比べを楽しもう
子育てはほぼ、思いもかけない事態と不安、ジレンマの連続です
親はよりマシだと思う方法を自分で導き出すしかないのです


子どもを理解しようと努力しない親を
子どもが必要とするはずがない

ハーバード・イエール・プリンストン大学に合格した娘はどう育てられたか/薄井シンシア

この本に出会えたことが大きかったです
ありがとうございます、シンシアさん。


そして

子どものすることには必ず理由がある

その理由はたとえどんな小さなことでも
へたくそな言い訳でも
聴き入れるようにしています


「言い訳なんかするな」
「ああいえばこう言う」と言って育てられたわたし
→自己肯定感 低 

「言い訳がうまいわねぇ」
「あら、ああ言えばこう言うのは素晴らしい能力だわ」と言って育てられた旦那
→自己肯定感 高

この検証からです(データ少なっ)

何かを言って聞き入れてもらえる経験があると
とりあえず意見を言ってみようと思えるし
その意見が取り入れられた経験があると
世の中の「ルール」みたいなもんなんて
いつだって変えられる、もっとできるって
考える力もつくと思うのです


だから我が家の基本の「ルール」は
交渉次第でいつでも変更可能のものになっています

ご飯の前におやつが食べたくなったら
「こんにゃくゼリー1個だったら、食べていい?
ご飯はちゃんと食べるからさ」

とむすめからの交渉が入ります
むすめはわかっていることを指摘されるのが大嫌いなので
(きっとむすめに限らず全人類がそうであるはず)

「サッポロポテトBBQ味のこの袋は開けない、あけない、食べたくてもご飯の前だからっと、食べないんだから〜」

と「わかっている」アピールもしてきます

楽です、非常に、ここまでくると^^


幼稚園という社会、女の子同士色々あるようです
年中さんのときの担任の先生がとても熱心で
細かいことでも電話をくれていました

仲良しの子との知らない間に交わされた“遊ぶ約束”を破ってしまい「大嫌い」と言われて悲しくなってしまったこと

仲良しの子たちとの“遊ぶ約束”を守らねばと必死になり、他の子からの遊ぼうに応えられずにその子が泣き出してしまってなんだか集団で無視したような図式になってしまっていたことを注意されて戸惑ってしまったこと

Aちゃんに「わたしのブロックこわしたでしょ」と怒られたけれど覚えがなく、泣きながらも「わたしじゃない…」と言えたけどその後も驚きと怖さでしばらくヒックヒック泣いていたこと


嫌だったことはわたしに言わないむすめ

でもだいたい帰ってきたときの態度でわかるようになりました
(先生に感謝しかない、、、わたしが泣くと先生ももらい泣きをするくらい熱心な方に見てもらえていたなぁ)


やたら気丈に振る舞うむすめ
わかりやすくわたしに当たってくるむすめ
一人でテントに引きこもるむすめ


だからこそ

幼稚園から家に帰ってきて
ダラダラ
あ〜だこ〜だ

ここがあなたの安心できる場所なんだよって
そばにいてあげることが
母親のわたしの一番してあげたいこと

理解してあげよう(ま、いっか、存分にダラダラするがいい)
理由が必ずある(なにかしんどいことでもあっただろう)
言い訳だって聞き入れたるわ(家族にくらいだろう、こんなん言うのも)


この子にはこの子の社会がある
この子にはこの子の考え方がある
この子にはこの子の生き方がある

尊重しながら今日もゆるりと母、やってます

みなさまに幸あれ^^

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