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習う人が重要・自分に合ったメンターを探そう!

この記事では、ビジネス書や経営者が言っている意味を深堀して
私なりの解釈を書いていきたいと思っています。

第4回目の記事は「自分の属性に合ったメンター(先生、講師等)を探す」です。

前回の記事で「成功したければ成功者の真似をしろ!は本当なのか?」という事を書いたのですが、その成功者ってどんな人が良いの?という疑問を持つ方も多いと思います。

今回は、メンター(先生、講師等)はどんな人を選べば良いのかを書いていきます。

自分の属性に合ったメンター(先生、講師等)とは?

まず前回の記事のおさらいにもなりますが、あなたが内向的でおとなしい性格なのにメンターが外交的でハッキリ物を言うタイプの人だとそもそも真似をする事自体のハードルが高くなりますよね。

もちろん大前提として、「教えてもらう人に自分が合わせる」ことが重要ですが、これが孫正義さんにあこがれているとか、スティーブジョブズにあこがれている等は良いですが、ビジネス塾に入りたまたま担当の講師の人が自分と性格が真逆のタイプだと話している内容に共感出来ないですよね。

私が中国輸入Amazon販売の副業塾の講師になりたての時にやってしまった失敗で「時間が無いんです」って言っている生徒さんに「何時間寝てますか?」と聞いて「7時間です」と言われて「良かったですね!寝なければ7時間作業できますね!」と言って凄く嫌がられました。

これは、自分が健康で徹夜する事にも慣れていたのと本当に時間が無くて
ビジネスやり始めの1年くらい寝る時間削ってやっていたので「私の中では当たり前」の事でしたが、それが出来ない人もいます。

今は、勉強もして様々なタイプの方への接し方も覚えたのでそんな事はないですが、「寝る時間を削ってやる」と言われて共感出来る人なら良いですが、共感出来ない人は運営側に言って「講師を変えてもらう」事をオススメします。
「そんな事をしたら角が立つ」「講師の方に申し訳ない」という良い人が多いですが、「あなたの人生の責任はあなたが取る」しかないので、自分の人生を第一に考えてどうする事が自分の成功の近道になるかで決めましょう。

上記の書き方をすると「他責」の人は自分が悪くなく講師が悪いとすぐに思ってしまいますが、一旦は「講師に合わせる努力」をして上で決めてください。

あと書いている事が矛盾していますが、「自分と真逆の人と上手く付き合う」というのも経営者には重要なスキルなので、その勉強だと思って続けるのも1つの手だと思います。

全ては「あなたの受取方・考え方」次第です。
完璧に自分と合う人なんてなかなか見つからないのが現実です。

そんな時私がやっていたのは、講師の言ったことは全て「はい」と言って
一旦受け止めてやってみて自分には合わないと思ったら違う方法を取っていました。

いちいち「それは違うんじゃないですか?」とか、「自分には合わないです。」と講師を否定していても自分の成長にはならないし、講師からは「この人全然言った通りにやらないから、基本的な話だけしておこう」とお互いの信頼関係が無くなります。

そうなると損をするのは教えてもらっている方です。

私が教えてもらっている時に考えていたのは「どうすれば講師の方に自分に100%の力を注いでもらえるか?」でした。

私よりだいぶ年下で性格も真逆の方でしたが、真逆だからこそ勉強させていただける事が沢山ありました。


人の属性とは?

自分の属性に合ったメンター(先生、講師等)を探すってどういう事?と思った方もいると思いますが、人には属性という物があります。

十人十色というくらい人はみなバラバラですが、そんな中でも私がオススメしているのが、ロジャー・J・ハミルトンが提唱する「ウェルスダイナミクス」です。

これは、人間の属性を大きく9つのタイプに分類しています。

ウェルスダイナミクスの9つの属性

私はダイナモの中の「クリエイター」という属性です。
※興味がある方は無料の診断テストもありますが、精度が4割らしいです。私の友達にこのテストが出来る方がいるので有料にはなりますが、精度が高いテストも受ける事が出来ますのでご紹介が必要な方はメッセージ送ってください。
経営者塾の友達なのでビジネスの事がわかっているのでどうやってビジネスを進めると良い等のビジネスに絡めたアドバイスも貰えます。

クリエイターを簡単に説明すると「ポンポンとアイデアが出る。新しい事に挑戦するのが好き」悪い所は「同じ事をするのが苦手、落ち着きがない」のが特徴です。

私は妻と二人でウェルスダイナミクスを受けましたが、妻は真逆の
「トレーダー」で「毎日同じことをやるのが得意」ただし「アイデアは出ない」という属性でした。

妻にも物販の仕事を手伝ってもらっていますが、このウェルスダイナミクスを受ける前は「なんで言われた事しかやらないの?自分で考えてアイデア出して進めていきなよ」と言っていましたが、そもそもアイデア出すのが苦手な人に苦手な事をやらせていた私が悪いという事がわかりました。

※1番最後にウェルスダイナミクスの各属性を載せるので興味がある方は見てください。

上記で言いたいのが夫婦という関係では無く講師と生徒という関係ならどうでしょうか?

講師(私)が「アイデア出しましょう」と言っても属性的にも新しいアイデアが出にくいタイプの生徒(妻)は「出来ない、自分の能力が足りない、自分には出来ない(合わない)」となってしまいます。
※よく聞く「この人だから出来た」と思ってしまう時が属性が違う時がよくあります。

講師の人もあなたにも上手くいって欲しいので、自分がやって上手く行った方法を伝えてくれます。
そこに悪意は何も無く、むしろ愛情で言ってくれていますが、それを出来る出来ないはあなたの属性次第でもあるのでメンター(先生、講師等)を探す時には参考にしてみてください。

ちなみに属性が真逆の時はその能力は身に付きにくい傾向にありますが、
身に付かないわけではありません。

私のウェルスダイナミクスの結果は講師の人も「あんまり見ないタイプ」と言っていたように「クリエイターとトレーダー」と真逆の両方の属性が出ていました。

その理由は、仕事で私の1番苦手な毎日同じ作業をやらされていた事で
真逆のトレーダーの属性も身に付いたそうです。
なので、絶対に出来ないと自分に言い訳しないでチャレンジしてみるのも良いと思います。

もし、あなたが経営者になった時にはその人の属性に合わない仕事は基本的にやらせない方が仕事の効率は上がるので頭の隅にでも覚えておいてください。

私のウェルスダイナミクスの結果


おまけ

簡単にウェルスダイナミクスの属性を説明しちゃいますね。
興味がある方だけ見てください。
となり両隣にある属性も多少関係してきます。

クリエイター

クリエイター「より良い製品を生み出す」

このプロファイルの人たちはビジョンを持ち、自分の推進力と新しいアイデアで、人を動かします。

彼らは、自由に何かを生み出せる状況にあるときに、最大の「価値」を生み出し、生み出す余裕があればあるほど、よいものを創り出します。

クリエイターの成功者
トーマス・エジソン、ウォルト・ディズニー、ビル・ゲイツ、
スティーブ・ジョブズ、リチャード・ブランソン
などが挙げられます。

スター

スター「独自のアイデンティティー(存在価値)を確立する」

このプロファイルの人たちは創造力があり、外向的です。まわりの人たちの反応からヒントを得ます。
自分が目立てば目立つほど、寛いだ気分になり、より多くのものを引き寄せます。
他の人が生み出し、他の人が大きくしたコンテンツを、彼ら独自の形に変え、包装を施すことで財産を築くことができます。

スターの成功者
アーノルド・シュワルツェネッガー、
ポール・ニューマン、オプラ・ウィンフリー
などが挙げられます。

サポーター

サポーター「チームを率いて、富を生み出すのをサポートする」

このプロファイルの人たちは社交的で忠誠心があり、ネットワーク作りがとても上手です。自分が築いた「人間関係」と、自分が提供できる「エネルギー・熱意・時間」がサポーターの持つ価値です。

サポーターの成功者
ジャック・ウェルチ(GEの元CEO)、
マイケル・アイズナー(ディズニーの元CEO)、
メグ・ホイットマン(eBayのCEO)
などが挙げられます。

ディールメーカー

ディールメーカー「適切なときに、適切な人同士をつなげる」

このプロファイルの人たちは、人と話し、人に影響を及ぼし、人と交渉する能力を生まれながらに備えています。
さらにタイミングのセンスもあります。彼らはマーケットで人と人をつなぎ合わせるチャンスを見つけることで富を創り出します。

ディールメーカーの成功者
ドナルド・トランプ(NYの不動産王)、
孫正義(ソフトバンクCEO)、ルパート・マードック(メディア王)
などが挙げられます。

トレーダー

このプロファイルの人たちは、五感的で、何かが起きたときにその出来事に反応します。そのため、三年計画よりも、日々の行動戦略を立てる傾向があります。
変動している市場を見つけ出し、そこで驚異的なタイミングのセンスを活かすことで富を築きます。

トレーダーの成功者
ジョージ・ソロス(投資家)、ピーター・リンチ(売買の最高額記録保持者)マザー・テレサなどが挙げられます。

アキュムレーター

アキュムレーター「いずれ価値が上がる資産を所有する」

このプロファイルの人たちは、ゆっくり時間をかけて下調べをし、何を蓄積していこうかを決めます。彼らはメンテナンスをほとんど必要としない資産や才能を探します。
またリスクを嫌い、ものごとをシンプルに保つのを好みます。彼らは得意分野を確立し、内在する価値を見極めることで「価値」を生み出します。

アキュムレーターの成功者
ウォーレン・バフェット(世界第2位の億万長者)
ポール・アレン(マイクロソフトの共同創業者)、
マハトマ・ガンジー
などが挙げられます。

ロード

ロード「お金を生み出す権利を支配する」

このプロファイルの人たちは、ものごとの細部が大好きで、倹約家として知られています。

ロードは自分で資産を所有せずとも、その資産からのキャッシュフローを絞りだすことができます。扱うものが商品であろうと土地であろうと、ロードは持ち前の忍耐強さと勤勉さで自分が見つけたキャッシュの流れからお金を集めます。

ロードの成功者
アンドリュー・カーネギー(カーネギー・スチール(現USスチール)創業者)、ジョン・D・ロックフェラー(世界初のビリオネア)
などが挙げられます。

メカニック

メカニック「よりよいシステムを編み出す」

このプロファイルの人たちは、根気があり、何かを作るときには、できるだけ長持ちするように作ります。

完璧主義者のため、常に自分のシステムの改善すべき点を探し、製品をさらに洗練させようとします。そのため、業務の効率化に専念することで富を生み出します。

メカニックの成功者
ヘンリー・フォード(フォード・モーター創業者)、
サム・ウォルトン(ウォルマート創業者)
などが挙げられます。


適性診断の理論は数多くありますが
プロファイルごとのフロー状態を作り出せる
ビジネス戦略を示してくれるところが
ウェルスダイナミクスと、ほかのアセスメントツールの
大きく異なる点です。

新しいことをはじめる前に、
人生のステップ(就職、結婚、起業など)ごとに、
プロファイルテストを受験されることをお薦めします。

そうすることで、自分の目指す目的地に
遠回りすることなく、到達できるのです。


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