運命

　大昔この場所に生きていたとされる怪物がいました。そしてその怪物は悪さばかりするので人々が困っていました。そんな中ある小さな国に住んでいる少年がその怪物を倒そうと決めました。そして死闘のすえ少年が勝ち彼は英雄として崇められ、今暮らしている国のお王様になりました…….

　西暦2035年どこからともなく太陽系に突上現れた機械で作られた巨大な機械生命体（通称：先導者）が現れたことによって、太陽系のあらゆる惑星や衛星がすべてその機械生命体によってテラフォームされそれによってどの惑星や衛星も生物にとって住める場所になった、多様な生物が生まれ、太陽系はいろんな生物がはびこる場所になった、そしてその機械によってもたらされた恩恵はこれにとどまらず、人類にはその機械生命体と会話を可能とする少年が現れた、その少年は先導者と対話を許された唯一の人類として「生きる伝道者」と呼ばれ丁重に扱われた、そしてその少年を筆頭に地球で大きな革命が起き、国という概念がなくなり、世界は連合体として一つになった、それだけでなく人類の技術は飛躍的に上がりそれに伴って人類の寿命は何十倍にまでのびた。そして活動領域は太陽系全体にまで広げた。人類にとってまさに黄金期と呼ばれる時代に突入し、貧困や飢餓、戦争のない時代が何世紀にも続いた。
だが、先導者がもたらしたものは恩恵だけではなかった……