保有資産の「メンテナンス」と、日記 2024年8月 第1部
僕自身の「金融資産」の中には、投資信託、株式が非常に多く含まれています。
その金融資産がどういう状態にあるのか、将来に向けてより大きな価値を創造、実現してくれそうか、それを自分なりに調べてみる、考えてみる。
これを「メンテナンス」と認識しています。
短期間の株価、基準価額が騰った、下がった。勝った、負けた。を追いかけるのは僕にとっての「メンテナンス」には含まれません。なぜならそれらは「価格」の話だからです。
ただし、長期の株価、基準価額の推移であれば、「メンテナンス」として意味を持つとは考えています。とはいえ、大きな関心を寄せる対象ではありません。
このマガジンで行う「メンテナンス」とは、投資信託を通じて関わっている会社、株式を保有している会社、それらの財務や業績、事業内容をちょこっと眺めてみる。この作業を指します。最も大きな関心を向けるべきは「事業」です。
将来、その事業活動で産み出される、実現される「価値」が、投資の果実の源泉になります。その活動をしている人たち、チーム。彼らの考え、想いに少しだけでも意識を向ける、関心を持つことが大事だと思うんです。
実際のところ、投資信託が金融資産の大半を占めているので、かなりの数(たぶん何百社の単位になると思います)の会社に関わっています。ですから、その全てを眺めてみることは不可能です。
不可能ではあるものの、より大きな価値を生み続け、将来、高い評価を受けることを期待して保有しているものです。ちょっとずつでも見ておきたい。観察しておきたい。今保有している金融資産は5年後、10年後、20年後も、価値あるものとして社会、市場から評価されているだろうか、それがとてもとても大事なことです。
そこで、です。「おっ!この会社、もっと知ってみたい」と好奇心を掻き立ててくれた投資先の会社を毎月3社選んで、各社をちょこっと眺めてみて得られた発見、学びをこの記事に書いていきます(少し遅れ気味ではありますが、、、)。
こうした「メンテナンス」を通じて、自分にとって価値を感じる、長く保有していて良かったと心から思える金融資産を少しでも多く積み上げていきたい。
自分の資産の中身、参画している「事業」に関心を向ける、意識する、調べてみる。
これがバランスシート、BS思考の最初の第一歩になります。BS思考は、ファイナンス思考や投資家の思考法につながっていきます。
この「メンテナンス」を続けていくことで、会社の見方がちょっとずつ磨かれていく、僕はそう思っています。何より自分自身の「資産」ですからね。
メンテナンスの積み重ね、これがacutuality、オーナーシップにつながっていくのだろう、と思います。
actuality は手触り感、実体への意識と言えるように思います。
この言葉にいまさらながら出会いました。
6月から1日1社のペースで始めた #四季報写経 も「影を追うな、実体を掴め」を意識して実践中です。
日記は2023年7月から始めました(バックナンバーを収載したマガジンは こちら)。前回の記事です。
保有資産の「メンテナンス」、しばらくお休みします
ここまで述べてきました通り、保有資産の「メンテナンス」はとても大事なものだと認識しています。
ただこの記事をつくるのにはそこそこ時間がかかってしまいます。実は、今取り掛かり中のプロジェクトが本格的に動き出していて、そちらにも時間を割り当てたいというのが正直なところです。
そこで、自分自身にとっても大変残念なのですが、しばらく保有資産の「メンテナンス」はお休みさせていただきます。
他のプロジェクトとの時間の割り当ての調整ができるようになるまでお休みをいただきます。何卒ご了承ください。
そんなこともありまして、日記の部分を有料パートにすることにしました。
ご了承ください。
2024年8月の日記 第1部
ここから先は
サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5