マガジンのカバー画像

企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資

2020年2月に始めた定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみよう」を改称。 新しいマガジンの名前は 企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資 です。 非常に数…
株式投資(since 2003)、ブログ発信(since 2005)の投資家rennyが毎月追加で…
¥250 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

3種のサブスク 特徴、違いのご説明 【現在、全てのサブスク初月無料です】

企業価値を探究するファンド、企業価値増大を楽しむ投資 についての記事をつくりました。最初にご覧ください。 3種類のサブスクを運営しています【現在、全てのサブスク初月無料です】定期購読マガジン、メンバーシップで2つのプラン。3種類のサブスクを運営しています。その3種類の違いをご説明します。 定期購読マガジン/企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資、月額250円2020年2月に始めた定期購読マガジン『アクティブファンドを眺めてみた』を改称しました。 こちらのマ

保有資産の「メンテナンス」と、日記 2024年7月 第3部

僕自身の「金融資産」の中には、投資信託、株式が非常に多く含まれています。 その金融資産がどういう状態にあるのか、将来に向けてより大きな価値を創造、実現してくれそうか、それを自分なりに調べてみる、考えてみる。 これを「メンテナンス」と認識しています。 短期間の株価、基準価額が騰った、下がった。勝った、負けた。を追いかけるのは僕にとっての「メンテナンス」には含まれません。なぜならそれらは「価格」の話だからです。 ただし、長期の株価、基準価額の推移であれば、「メンテナンス」

ウエルスアドバイザーの「国内株式型」分類、運用歴10年以上のファンド (2024年6月末) #93

2016年10月末基準から続けている、この定点観測。2022年3月から note に引っ越しました。前回の記事です。 今回が93回目。8年目に入ってます! ウエルスアドバイザーさんのカテゴリーで「国内株式型」とされている、運用実績10年超のファンド。 どんな方法、どんな枠組で定点観測しているか、はこちらをご覧ください。 ウエルスアドバイザー「国内株式型」  運用実績 10年超のファンドこの詳細条件の選択で抽出した結果です。 2024年6月末時点で「国内株式型」で10

ベイリー・ギフォード/ロイヤル・マイル ウオッチ #53  (2024年6月末)

2020年3月から毎月追加投資しています。 このファンドの定点観測です。 純資産総額と受益権総口数8ヶ月連続です、ファンドからの資金純流出。 受益権総口数が前月末から減少、ファンドからの資金純流出となりました。2023年11月は10月末比 3.13億口の減少、23ヶ月連続していた資金純流入が流出に転じました。 年が明けて1月は前月末比 4.2億口減少、2月も前月末比 4.4億口減少。3月は9億口 4月 7.5億口減少 5月 6.4億口減少。6月も5.0億口減少で 8

日本株式インパクト投資ファンド を月次定点観測する #5 (2024年6月末)

↑の記事で眺めてみた 日本株式インパクト投資ファンド 月次定点観測です。 受益権総口数2024年6月末で 8.48億口。前月末比 0.43億口増 です。口数が増加しているのでファンドへの資金純流入です。 2023年5月以降 14ヶ月連続の資金純流入です。 投資先・ポートフォリオ全体感 まずは普通の投資信託でみられるものから。 前月末と比べ投資先数に増減なしです。上位5業種に情報・通信業がカムバック。 そして、このファンドならでは、の課題領域別の分布です。 前月末

『農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね』ウオッチ #63 / おおぶねJAPAN(日本選抜)、おおぶねグローバル(長期厳選) ウオッチ #51 (2024年6月末)

2023年から 『おおぶね』シリーズの月次定点観測をひとまとめにしました。 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね 農林中金<パートナーズ>おおぶねJAPAN(日本選抜) 農林中金<パートナーズ>おおぶねグローバル(長期厳選) この3つのファンドです。毎月、コツコツと買い足しています。 おおぶねは 2019年5月、おおぶねJAPANとおおぶねグローバルは 2020年4月から投資を始めました。とても楽しく投資を続けられています。 楽しく投資を続けられている理

スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド ウオッチ #115 / スパークス 『アジア厳選投資』 『少数精鋭』ウオッチ #19 (2024年6月末) 

僕が毎月追加取得している3つのファンドの月次定点観測です。 スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド「対話の力」は2014年12月から、スパークス・新・国際優良アジア株ファンド「アジア厳選投資」は2021年2月から、スパークス・少数精鋭・日本株ファンドは2022年1月からお世話になっているファンドです。 前回の記事です。 それでは、受益権総口数からチェックしてみます。 受益権総口数の推移対話の力 2024年6月は前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金

10年以上「株価」を追いかけてばかりだった投資家に、「事業」に関心を向けることの大切さを気づかせてくれた5つの投資信託の話

2003年から株式投資を始めました。20年以上が経ちました。 始めた当時は投資に割り当てられるお金も、時間もあまり無かったし、経験も乏しかったのです。 実は、勤務先で株式投資をしていました。対象は、未上場会社、その種の会社にまとめて投資するベンチャーファンドです。それでも、投資の経験は全然足りなかったのです(ちょっとわかった気になっていたプロ気取りだったかもしれません、、、)。 色々と考えて、自分のお金を投じる先として選んだのが投資信託でした。 少額から始めることがで

保有資産の「メンテナンス」と、日記 2024年7月 第2部

僕自身の「資産」の中には、投資信託、株式が非常に多く含まれています。 その「資産」がどういう状態にあるのか、将来に向けてより大きな価値を創造、実現してくれそうか、それを自分なりに調べてみる、考えてみる。 これを「メンテナンス」と認識しています。 短期間の株価、基準価額が騰った、下がった。勝った、負けた。を追いかけるのは僕にとっての「メンテナンス」には含まれません。なぜならそれらは「価格」の話だからです。 ただし、長期の株価、基準価額の推移であれば、「メンテナンス」とし

キャピタルアロケーション ー どんな会社、どんな業種のオーナーなのか? #36 と 投信概況 第180回

このマガジンは株価指数に連動するETFのポートフォリオを定点観測しています。 その種のポートフォリオを保有することは、どんな会社、どんな業種の「オーナー」になることなのか、を眺めてみる試みです。 投資信託協会 の月次発表資料からざっくり数字を拾う「投信概況」もこちらに書いています。 投信概況のバックナンバーです。 1. TOPIXこのETFのデータを基にして作成した表です。 実は、このデータは2021年6月末、2022年6月末、2023年6月末も持っています。202

note さん、2024年11月期第2四半期決算をちょこっと眺めてみました

上の記事の通り、 note さんの株式が上場したその日、株式を取得しました。 そのnote さんが2024年11月期第2四半期(2022年12月〜2024年5月)の決算を発表されました。 決算短信 決算説明資料 そして、note のIRチームのCFO 鹿島さんのXポストです。 黒字化ですね! 上記の資料に載せられた定量的なデータからいくつかグラフをつくってみました。 note全体の売上高(直近12ヶ月)の推移決算説明資料 の11ページの数字を元につくったグラフで

スパークス『厳選投資』ウオッチ #109 (2024年6月末)

アクティブファンド『厳選投資』を毎月買付けています。 『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド の愛称です。 毎月、定点観測を続けています。コツコツと追加取得していきます。 このファンドの定点観測、バックナンバーは以下からご覧ください。 ちなみに、第1回の記事はこちらです。2015年7月末から定点観測しています。 なお『メガトレンド』は既に全て解約済みです。 こちらの動画。ファンドの特徴が詳しく説明されています。 月次レポート運用コメントの位置が

スパークス・アセット・マネジメントの月次レポートを読んで #49(2024年5月末)

スパークス・アセット・マネジメントさんの運営するファンドの月次レポートを読んでみる定点観測です。 創業35周年、おめでとうございます! スパークス・ジャパン・オープン (愛称:キョウソウの架け橋)2024年5月末基準の月次レポートでは、投資先の ダイフク さんが詳しく紹介されています。 ファンド紹介ページの運用コメントをぜひご覧ください。 ダイフクさんのIRページです。 スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド (愛称:ライジング・サン)2024年5月末基

「betterはどれ?」 という問いでベタベタに塗り固められた記事

"市場平均を上回るアクティブファンドを事前に選ぶ方法はない" その通りだと思います。未来は分かりませんからね。 しかし、です。この種の記事が依然として量産されています。 過去の成績と将来との間には関係がありません。何年かすればまた違った結果が出ることでしょう。 僕自身の投資行動では、2017年以降、アクティブファンドと個別企業の株式しか買っていません。 インデックスファンド、パッシブ運用をベースにしたファンドは少しずつ解約、アクティブファンドや個別企業の株式に置き換