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#さんとしょ に並べた1冊 その7 ー ESG投資で激変! 2030年 会社員の未来

僕の育った尼崎にできる「みんなの図書館」 #さんとしょ  さん。

1月28日のオープンまであと4日です。

オープンが近づくこの「さんとしょ」さんの1箱本棚オーナーなんです、僕は。

その僕の1箱本棚がこちらです。

11冊の本を並べたのですが、今日ご紹介するのは上の写真の右から4冊目です。

市川祐子さんの著書

ESG投資で激変! 2030年 会社員の未来 

です。

2022年9月につくった記事です。

この本を選んだ理由。毎日のように目にする、耳にする「ESG」がタイトルにはいっていますが、本のエッセンスはもっとベーシックなところにあると感じたからです。「そもそも、会社ってなんだっけ、どんな仕組みなんだろう」「その会社ではたらくってどういうことなのだろう」ということをあらためて考えることができる一冊です。

どんな人にこの本を手に取ってもらいたいか

これからはたらく人たち。高校生でも読めるんじゃないかな。

大学生、就職活動に取り組む人たち。

とにかく若い人たち。ぜひ手に取ってもらいたいです。

この本から何を読み取ってもらいたいか

本の第2章から です。

「株式会社の経営とは、船の航海のようなものなんです」

本の60ページから始まる、この説明。とても分かりやすい喩えなので、若い人たちにぜひ触れてもらいたいです。

『船』『船長』『陸で待つ船主』

そして、株式を証券取引所で公開、「上場」の意義がわかりやすく説明されています。

なぜこれらのことをちゃんと理解することの大切さを僕が強調するのか。

2017年5月に僕がつくった記事です。この中で僕自身の『タラレバ』をこう述べていました。

株式投資や資本市場についての基本的な理解を欠いていた、
腹の底から分かっていなかったからです。

社会人になって、株式会社に勤めて、何年か経っていたのに!!

ああ、恥ずかしい!!情けない!

就職して数年後に株式投資を一度始めた僕でしたが、実はすぐに止めてしまいました。当時すぐに止めてしまった理由が「実は、よくわかっていなかった。ちゃんと理解していなかった」でした。

恥を忍んでもう一つお話しします。

その後、僕は結婚して長男が誕生して、それをきっかけに株式投資を再開します。投資信託のコツコツ投資です。

そのコツコツ投資を何年か続けながらも、株式投資とはどういうことか、について腹の底から理解できていたかと今振り返ってみると、ちょっぴり疑問符が付くといいいますか、、、

とにかくです。株式会社とは何か。その株式会社に投資するということはいったいどんな行動なのか。それらについて、自分なりの揺るぎない理解、納得をなるべく早い時期に体得することがとても大事だと思っています。ファンドの選び方とかアセットアロケーションとか、そういうものが先にあっても良いでしょう。しかし、株式会社とは何か。その株式会社に投資するということはいったいどんな行動なのか。それらについて、自分なりの揺るぎない理解、納得をなるべく早い時期に体得していなければ、痩せた土地にタネを蒔いているようなものになってしまう恐れがあります。

この本では「起業」についてもたっぷりと触れられています。若い人たちに手に取ってもらいたいもう一つの理由です。

「なぜ、この事業をしているか」 Why 。そこに会社の存在意義、起業する理由があるはずだ、と。著者の市川さんと起業家お二人の対談も本には収載されています。



この本を並べる旅の途中、旅を終えて何度も頭に浮かんだ言葉が「未来」でした。

旅から帰ってあらためて気づきました。この本のタイトル。

ESG投資で激変! 2030年 会社員の未来

「未来」入っていました。

最初にご紹介した記事で書いていたことですが

投資の果実は未来から”のみ”もたらされる。

この言葉を何度も書き連ねました。

これはホントその通りだとあらためて確信しています。

今の資産の評価(株価や基準価額)が、投資してきた額と比べてふえているか、へっているか。それはこれからの投資の果実には関係がない。

目を向けるべきは未来、そう強く感じています。

最後にもう一度、呼びかけておきます。

未来をつくる若い人たち、この本のページを開いてみてください。

明日はどの本になるか、お楽しみに!


既にご紹介済みの #さんとしょ  に並べた1冊



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