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金融商品は目に見えない。なんて、真っ赤なウソ。

私は写真撮影が苦手です。家族からダメ出しを貰うことはしょっちゅう。苦手、下手くそだと強く自覚しています。ダメ出しのポイントは、いつも的確、的の真ん中を捕えています。そんな私ではありますが、 #みんフォト  にいくつか私が撮影した写真をアップロードしています。

みんフォト: https://note.com/info/n/nd06624fc3e58

その写真の一枚を最所あさみさんがご自身の記事のヘッダーに使ってくださいました。感激です。

この写真は今年3月に #IKEUCHIORGANIC  さんに初めてお邪魔した折に撮影したものです。率直に言うと、バランスがイマイチ、端的に言うと「、、、」な感じもします。そういう意味で最所さんの↑↑↑の記事のヘッダーにつかってもらえるのは光栄なことなのですが畏れ多いといいますか。でも、とても嬉しいです。この記事、御礼の意味、そして続きが気になったので購入しましたが、非常に素晴らしい内容、洞察だなあと感じました。ヘッダーに写真を使ってもらえた嬉しさが増しました。

今年も暮れゆくなかで、このような出来事があったということは、2019年を振り返ってみなさい、という力が働いているような気がします。

イケウチな人たち。

私にとっての2019年。大きな出逢いの一つが #イケウチな人たち  でした。初回のインタビューに特に強烈な印象を受けたのです。

これがきっかけでIKEUCHI ORGANICさんのお店への初訪問となりました。

このイベントに参加して気づかされたことがありました。

#株式投資  や #投資信託  の社会や暮らしへの浸透度は全然だなあ、まるっきりダメだわ、ということでした。私自身、投資信託に関する発信を続けてきて、メディアに取り上げてもらえるようなイベントを企画、運営をやってきたりしました。そのなかで「イマイチ浸透していないよね」という認識は持っていたのですが、その認識が間違っていない!と確認することができました。

そこであらためて考え始めたわけです。

株式投資、投資信託ってどうして暮らしの中に入れないんだろう?

って。その思考の助けになってくれたのが #note でした。

#お店 記事まとめ

このマガジンをフォローしたことで様々な実例や洞察の存在を知ることができました。最所あさみさんの存在を知ったのも、このマガジンがきっかけだったと記憶します。

なぜ「お店」だったのか。

投資信託も金融商品の一つです。お金を出して買うという点において、他の商品と何ら変わらない。対面の証券会社、銀行だって、ネット証券だって「お店」です。でも、方や「小売」と呼ばれ、方や「金融」と呼ばれる。でも、本質は変わらない、変わるはずがないのです!

で、このマガジンで紹介されている記事を読んでいると、投資信託の商品づくりやその認知度向上等に大いに役立つヒントが数多くあるように感じられました。金融業界の皆さんは「畑違い」と感じるかもしれませんが、その感覚こそが、株式投資、投資信託が社会に根付かない、暮らしの中に組み込まれない最大の理由だと私は思います。(実際には、意図的に「畑違い」にすることに意味があるのだと思います。株式投資、資産運用は難しい、とっつきにくい、というイメージが残っている方が業界にとって好都合なのでしょう)

タオルテイスティング

IKEUCHI ORGANICさんのイベントにまたお邪魔しました。ここでタオルの違いを触って実感するタオルテイスティングを体験しました。

この体験を振り返ってみて思うのです。

投資信託は触れることができる、目に見えるじゃないか!

って。

私とIKEUCHI ORGANICさんとの関係は、投資信託を通じて始まりました。私が毎月コツコツ買い続けている #結い2101 という投資信託の投資先にIKEUCHI ORGANICさんが含まれています(なお、IKEUCHI ORGANICさんは株式上場していないので、結い2101 で保有しているのは上場していない(=個人は取引できない)、IKEUCHI ORGANICさんが発行されている債券です)。

金融商品は形のない、目に見えないもの

こんな表現をよく見かけます。

タオルを触ってみて、そのタオルのことを誇りをもって説明してくださったストアの皆さんの姿を思い出して、思うのです。

形があるやん! 見えてるやん!

って。投資信託の中には、株式が含まれています。その株式は会社が発行しています。その会社は商品・製品をつくりだしたり、サービスを提供して、課題、困ったことの解決しようとしてくれています。

それなのに「形がない、目に見えない」???

とんでもない!と思いませんか。それは見えないのではなく、見ようとしていないだけです。しかも、常識的に考えれば目の中に飛び込んでくるようなものばかりです。意図的に目を背けているのではないでしょうか。

ほとんどの投資信託は定期的にレポートを発行したり、全ての投資信託は運用報告書や目論見書といった書類を作成して公示しています。大多数のそれらの文書は価格が「騰がった、下がった」の内容や極めて抽象的な紋切り型の説明に終始しています。フツーにしていれば目に見える、触れられることができるのに、目を背けていることがよく分かると思います。また、そんな投資信託にお金を託している人たちもいます。そうした人たちも一緒に見ようとしていない、見るつもりもない。

これじゃあ、株式投資、投資信託が暮らしの中に、なんて起こるわけがない!当然ですよね。

#tsumiki証券

#tsumiki証券  との出逢いも印象的でした。

私が大いに共感しているのは

「お金がある人がやること・むずかしい・こわい」
ではなく、
「みんなができること・かんたん・たのしい」

「金融」ではなく「小売」という目線で真正面からチャレンジしている姿勢を見せてくれています。手触り感をどのようにつくりだしていくか、がポイントになってくると思います。上述の通り、投資信託は、触ろうと思ったら触れるし、よりハッキリと見てもらえるように工夫することで、手触り感、きっとつくれると思います。

#オーナーシップ投資

今年、ピースオブケイクさんのイベントスペースでイベントを運営させて頂きました。本当にありがとうございました。

第1回: https://note.com/k2k2tokyo/n/n125e36343438

第2回: https://note.com/k2k2tokyo/n/n740faaad5faa

この2回のイベントに対する想いは↓の記事に書いています。

第2回のゲスト、奥野さんの講演のYoutubeアーカイブの再生回数が700回を超えたりしているので一本「旗」を立てることができたのかな、と思っています。

https://www.youtube.com/watch?v=7kV27wiHYak

奥野さんがご説明してくださった #オーナーシップ投資  

この考え方がもっと広く認知されて、理解されて、深く納得されて、それが行動に反映されるようになればいいなあ、と考えています。その日が来たら、こと投資信託においては「金融」ではなく「小売」になっているのではないか、と私は想像します。

以上 2019年にあらためて気づいたこと、印象に残ったことを振り返ってみました。

もちろん、この他にも沢山の出逢いやそれを通じての学びを得ることが出来ました。その多くがnoteがきっかけでした。その意味でnoteには深く、深く感謝しています。

また、来年もさらにワクワクする出逢いや「そうか!」という発見、学びの機会をnoteがもたらしてくれるのではないか、と期待しています。そのためにも私自身、発信を、創作をつづけていきたいと思います。


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