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椅子があるところ、ないところ 〜北欧の本質は椅子にあった!?〜

そういえば、前に教授のオフィスに行ったら椅子がなかった(正確には椅子はあるけど、教授が作業する用の椅子がない)のに驚いたのですが、これは意外と合理的かもしれないと思いました。

椅子がないということは、立って作業するということで机が高い位置に設置されています(昇降式になってると思う)。

もちろん全ての教授が立って作業しているわけではないし、効率を求めるというよりは健康のため(長時間座らないように)にやっていることなのかもしれません。

*このブログはあくまでの想像上の話をしています。

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椅子のない北欧の職場
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立ちながら作業するのは色んなメリットがあるのではないかということについて。

まず、健康になる。運動しているわけではないので大幅に健康的にはなり得ませんが、長時間座るよりは良いのはわかると思います。

集中力があがる。ちょっと不確かなのですが、立って作業した方が効率的であるという研究結果があるというのを聞いたことがあります。じっと座って考えるよりもジョギングしながらの方がアイデアが浮かびやすい、ということはよく言われるし、これと立って作業することは紐付いていそうです。

結論、立って作業した方が効率が良いのであれば、一定数の人がそうしている北欧で仕事が早く終わるのはどこか相関関係があるかもしれません。

椅子がない方が何かとメリットがあるなら、北欧でインテリアが発達したことの説明が付かないじゃんって思ったのですが、ちゃんとそれっぽい理由がありました。


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椅子のある北欧の家庭
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北欧といえば家具を思い浮かべる人が多いと思うのですが、世界的に有名なブランドがたくさんあります。アルテックとかフリッツハンセンとか。

値段も結構するので、機能性が高く座り心地が良いものが多い。しかも耐久性があるので、生涯使える。

ちなみに東京の秋葉原にKIELO COFFEEという北欧(フィンランド)をコンセプトにしたコーヒースタンドがあります。ここの店内にある家具はさっきあげた2つのブランドの椅子が置いてあります。良かったら行ってみてくださいー!僕の知り合いがオーナーしてます(^ ^)
https://norr.jp/kielocoffee/

北欧でインテリアが発達した背景にはその極端な気候があると思うのですが、北欧の冬はまさしく長くて寒くて暗い(最近ようやく春が近づいて来た!!)。

冬の間、家庭で過ごす時間が長かった北欧人は家庭内のエンタメとしてインテリアを発達させた(その他ものづくりも同様に発達)。それが巡り巡っていまも圧倒的な知名度のブランドへと上り詰めた。

『極端な環境が極端な成果を生む』の良い例ですね。

そんな訳で北欧の家庭ではインテリアが充実している。つまり、落ち着いた時間・空間を家庭で演出しているということになる。北欧の家の窓は光がたくさん差し込むようにどデカイので、暗くなってから外を歩くとその様子がよく見えます。

そういえば、ノルウェー人のおばさんの家に行った時、セブンチェアが6脚はあったぞ!スタヴァンゲル大学のカフェにもめっちゃある!


まとめると、職場に椅子を置かずに生産性を最大限にまで高めて(ex. 『椅子無し』×『フィーカ』とか)仕事を早く切り上げる。そして、椅子のある家庭でゆっくり家族と過ごす。

こんな様子が北欧にはあるのかなぁと思いました。

再三ですが、あくまでも僕の想像上の話で、椅子を普通に使ってる職場はあります。でも、もしこれが北欧のスタンダードであれば、これは一つ北欧から学べることなんじゃないかなと思います。

*今日の一枚は、東京・秋葉原のフィンランド系コーヒースタンド『KIELO COFFEE』です!ぜひ!!

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