【婚活恋愛失敗談】低身長は恥ずかしいのか？
『男性だって女性に甘えたいし頼りたいよね！』
甘えたがり男子専門コーチ/恋活婚活アドバイザー/レンタル彼女PREMIUM店長＆指導教員/小説家の中村千花(@chika_rkt)です。
『子供の頃から背が低くて、自分に自信が持てません。そのせいでなかなか彼女もできないし、こんな自分を産んだ親を恨んでいます』
とある男性から、こんな相談を受けました。
レンタル彼女のお客様なので、デートのお申し込みを受けてから実際にお会いするまでは少し時間があります。
その間にメールでお話をさせていただいたのですが、『背が低い』って、男性の言う背が低いというのは、どれ位なんだろうかと思っていました。
相談をしてきた男性も実際の身長はメールでは教えてくれないし、先入観はないに越したことはないので、私もあえて聞かないでデートの当日を迎えました。
そして、デートの当日…。
現れたのは、なんてことない一般的な身長の男性です。
私が身長157センチ(か、158センチ)なのですが、ヒールをはいた私と同じ位なので160センチくらいでしょうか？
お客様本人は、背が低いことをコンプレックスに感じているようですが、第三者から見て特に目立つわけでも違和感があるわけでもありません。
けれども、本人には親を恨んでしまうほどの辛い悩みなんですね。
「気持ちは分かります」と言いたいところですが、その人の辛さは本人にしか分かりません。
正直に言って、彼の辛さを同じレベルで理解してあげられないけれど、自分の努力ではどうにもならないことって、誰にでも心当たりのあることではないでしょうか。
男性だったらやはり身長が多いのでしょうが、女性だったら顔や体型で悩む人が多そうです。
確かにその男性も、平均的な身長よりは低いのかもしれませんが、男性の身長って男性が気にするほど女性は気にしていません。
もちろん、中には『背の高い人がいい♡』という女性もいますが、それ以上に身長など問題ではないという人もいます。
また、逆に『背の高くない人の方がいい！』という人もいますね。
そうでなければ、平均身長以下の男性はみんなモテないし、結婚もできないということになってしまいます。
けれども、街ゆく人を見てみると、女性と歩いているのは高身長の男性ばかり……では決してないですよね。
まれに女性の方が背の高いカップルも目にします。
本人からしたら、身長の悩みというのは、自分では解決できないとても理不尽な悩みだと思うんですよね。
けれどもそういった『自分の力で変えられないこと』は、早いうちに事実を受け入れてしまった方が、本人が楽になるのかなと感じます。
この相談者は両親を恨んでしまっているようですが、これが遺伝なのだとしたら、あなたのご両親も同じように悩んできたかもしれません。
それに、低身長の男性がモテないわけではないことは、あなたの両親が証明してくれているのです。
心強いではないですか！
そもそも、人の価値を容姿で判断するような人とはお付き合いする必要はないですからね。
もちろん、あなたがモデルやバスケ・バレー選手のように、身長を武器にしないといけないお仕事だったら身長に対してシビアになるのは分かるのですが、そうでないのであれば、必要以上に気にすることはありません。
それより、『背が低くて何か問題でも？』くらい開き直っちゃいましょう！
自己紹介の時に『背は小さいですが、その分器は大きい○○です』なんて言ったら、好感度は爆上がりでしょうね。
こういった、自分の劣等感やコンプレックスを受け入れる心理のことを『自己受容』というのですが、彼女ができないのは背が低いからではなく、この自己受容ができていないからではないでしょうか。
つまり、あなたが女性に対して積極的になれないのを、自分の身長のせい…ひいては低身長に生んだ親のせいにしているからではないですか？
以前、私のツイッターに低身長で悩んでいるという相談があった時に、その男性に対して『配られたカードで勝負するしかない』とアドバイスをしたフォロワーさんがいました。
この言葉は、みなさんご存じスヌーピーが登場する漫画の一説なのですが、スヌーピーが「なんであなたが犬なのか不思議だわ」と、ちょっと失礼なことを言われた時に「配られたカードで勝負するしかないのさ、それがどんなカードでも」と、颯爽と言い返ししたシーンなんすね。
スヌーピー先生、カッコいい！
犬だけれどな…。
つまりは、得られなかったものを想像して『あっちが良かった』『これが欲しい』と嘆くよりも、ないものは『ない』んだと見切りをつけて、自分らしく生きていきましょうという意味ではないかと思います。
先ほどチラッと『バスケ選手は身長が武器』だと言いましたが、実は大男揃いのNBA選手に160センチ台のバスケ選手がいたんですね。
富樫勇樹選手という日本人で、身長は167センチ。
日本人初のNBA選手の田臥勇太選手だって173センチ。
日本人の感覚であれば、特に身長が低いとは感じませんが、NBA選手の平均身長は199センチということなので、バスケットボール選手としては随分小さいですね。
けれども、一見不利と思われる状況で、この身長を活かしてバスケ選手として活躍しているんです！
みなさんお分かりかと思いますが、バスケは背が高い方が有利です。
まずは、ゴールに近くなる分シュートが楽ですし、相手チームをブロックしやすくもなります。
背が高いということは手足も長いので、リバウンドなどのカバー率も上がりますね。
しかし、スピードは小柄な人の方が勝ります。
重心が低い分、無駄な動きも減るでしょう。
小柄なだけに、相手の足元をドリブルですり抜けることも可能ですね。
これらは小柄だからこその戦い方ですが、まずは自分の身長が低いことと向き合うことができないと、こういった戦い方はできませんね。
早く自己受容できたために、自分にしかできない戦法を生み出すことができるのです。
これはバスケだけの話ではないですよね。
コミュニケーションにおいても恋愛においても、あなただからこその長所を見出すことができれば、とても魅力的な人と思われますよ！
自分の長所って自分では分からないといいますね。
もし、自分の良さが自分では分からないというなら、ぜひご相談ください。
いつまでもダメなところばかりを見ていないで、良い所を探しましょうよ！
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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