誰でも耳コピができるようになる極意!耳コピ出来る人の特徴とは?
楽器を弾いている人ならば誰しもこんなことを思ったことがあるはずです。
「この曲コピーしたいけど楽譜がない。」
「耳コピできると便利なんだろうな。」
耳コピ出来ない人からしたら誰でも憧れる夢のような能力ですよね。
耳コピ出来る人の割合って低いように思いますが意外と簡単なコツがあるだけなんです。
楽譜を買うお金が浮くだけではなくいろんなメリットがあります。
耳コピなんてものは誰でも出来るようになると思ってます。
日本語で例えてみますが
「この前ディズニー〇〇行ってきました!」
という会話をした時に〇〇が聞き取れなかったとしても大抵の人はランドかシーかと2択にまで持っていけると思います。
すなわち日本語ができてシチュエーションにあった言葉が判断出来る知識があれば聞き取れなくても予想ができるということです。
これは音楽にも言えて楽器ができてシチュエーションにあった音が入ると判れば耳コピができます。
実際僕は絶対音感もなく歌も下手くそで音程すら取れないことたくさんあります。
けれども以前は毎日演奏動画を上げるため耳コピをしまくって500日継続して動画を上げ続けたり、ライブ音源から耳コピしたりと自慢できるくらいの耳コピ能力を手に入れました。
記事についてですが僕は音楽理論が大嫌いです。
なので可能な限り理詰めじゃなくイメージでわかりやすくを意識して記事を書きました。
耳コピができるようになるための極意とは
耳コピに必要な能力とはなにか
音の高い低いがわかる
たったこれだけです、もちろん正確にどれくらい違うとかじゃなくていいんです、イントネーションの違いがわかる程度の感覚で大丈夫です。
こう考えると簡単な気がしますよね。
もちろんコツはありますが必要な能力というと本当にこれだけです。
楽器演奏者において耳コピを行う際に何が難しく感じるのでしょうか?
聴いたとしても演奏する時の音がどれかわからないという認識があると思います。
しかしみなさん知らない曲でも鼻歌程度であればなんとなくメロディを掴めますよね?
多少音痴だとしてもそれくらいはできると思います。
だったらそれを楽器でやるだけと考えたら誰でもできると思いませんか?
「人間の身体は使い慣れているから出来る、楽器は使い慣れていないから出来ない。」
たったこれだけのことなんです。
しかしもちろんすぐに誰でもできるわけではありません。
正しい知識と方法があって初めて出来るようになるものです。
耳コピの目的
曲をコピーしたいのか、耳コピする力が欲しいのかこれによってまずアプローチが違います。
前者であればソフトを使うことをオススメします。
最近のAIは優秀ですのでコード進行くらいであればすぐに解析してくれます。
多少のズレはありますがそれでもある程度は解析してくれるためかなりの時短になり便利です。
後者であれば詳しい手順が必要です。
耳がいい人ならすぐに出来ますがポイントを理解して抑えることによって誰でも取得が可能になります。
耳コピのやり方一覧
•ひたすら聴く⇆弾くを繰り返し正解を探る
コピーしたい曲の再生速度を落として聴いて、弾いてを繰り返すことによって耳コピする方法
•声に出してメロディを捉える
楽器は無理でも歌うことなら出来るという人なら歌いながら楽器を弾いて当てはめていく方法
•音楽理論(キー)を理解して予測する
音楽理論がわかればどのように作曲するかもわかるので曲の構成が分かり音を予測し当てはまる方法
これらのものは一般的に無料ブログ等で言われている主なやり方になります。
出来る人はこれだけですぐに出来るようになりますが理解できない人にはとことん理解できず無理難題なイメージが強くなります。
キーの探し方やコード進行の探し方までは色んなサイトで言及されてますがそこからさらに踏み込んだコツというのはなかなかないと思います。
手順としてはこれだけですがそのコツを踏み込んで解説していきたいと思います。
※かなりの長文にはなりますがここまで耳コピをわかりやすく解説している記事は少ないと思います。
また初めのうちは確実に音を聞き取るためにヘッドホンを使うことをおススメします。
キーの把握 コード進行を把握
曲のキーとはどの音を使って曲を組み立てるかの骨組みとなります。
曲をゆっくりにしてひたすら聴く→弾くを繰り返す方法は効率がとんでもなく悪いです。
耳がいい人ならそれでもいいのですが簡単にするコツがあります。
それは音楽理論を勉強すること
理論を勉強といったら難しくて諦めそうですが理論の触りだけで耳コピは可能なんです。
キーを把握するということは
なぜキーを把握するのか
それはキーがわかる=その曲でよく使われる音がわかるということです。
そうなると耳コピする際に使用する音がわかっていれば時短になりますよね。
またキーがわかればコード進行が掴める
コード進行がわかればキーが掴めるといった関係性もあります。
キーの把握の仕方
一番簡単な方法は、楽曲の終わりの音を聴き取る方法です。
なぜこうなるかというと、キーの音で終わると、楽曲として収まりが良いんです。
音の高い低いがなんとなくでもわかるのであれば最後の一音だけなら照らし合わせれると思います。
曲によっては転調や終わりにある音がキーでないことがあるのでセクション毎に区切ってサビ終わりやAメロ終わりなどで収まりのいい音(これで曲が終わってもおかしくない音)を探してみてください。
そしてざっくりですが明るい曲ならメジャーキー、暗い曲ならマイナーキーです。
詳しく話すと難しくなるのでとりあえずはこの認識で大丈夫です。
キーが把握できたらコード進行
ここから少し難しい話になりますが、キーがわかったら次にコード進行を把握します。
例えばキーがCメジャーであれば
CDEFGABをベースとしたコード進行になります
もっと細かくいうとメジャーダイアトニックコード
を使うコード進行になります。
そして曲にはコード進行のパターンがいくつかあります。
キーをベースにコードは進行していきます。
この例で言えばCメジャーのスケール表になるのでこの音を使ったコードを使用するということです。
つまり
G→G#→A→A#
といった進行はイレギュラーなわけです。
もちろん曲やジャンルによってはあえてイレギュラーを入れて変化を出すこともたくさんありますがセオリーではありません。
セオリー通りでいくならば
C→F→G→Am
とかになります。
この辺りも詳しく話すと難しくなるのでとりあえずキーの中の音しか使わないという認識で大丈夫です。
スケールとは
スケールとはキーの中で使っていい音という認識です。
キーがCというのはわかったけどマイナーなのかメジャーなのかはたまたセブンスコードを使っているのかわからないと言ったときはスケール表を調べて曲流しながらスケールをテキトーに弾いてみてください。
どこかでそのキーにピタッとハマるスケールが見つかるはずです。
それがその曲で使う主なスケールとなります。
とりあえず難しい音楽理論の話はここまでです。
キー、コード進行、スケールと曲の関係性が理解できればパズルと同じでその中で使える音を弾いてみてピッタリ合うものを探すだけです。
手探りの状態で音を探っていくより手がかりがあるので効率よくコピーすることが可能です。
恐らくここまでの知識があれば最低限の耳コピはできるかと思います。
そしてここまではよく色んなブログ等でも紹介されている内容です。
それでもまだわからない、難しいという方のために有料部分にて音程がわからない僕でも毎日耳コピできるようになった踏み込んだコツを紹介したいきたいと思います。
またよければ他の記事も目を通してもらえると嬉しいです。
さらに踏み込んだ耳コピのコツ
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