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なかなか秀逸な数少ない書道漫画と自ら

高校の書道部を描いた『とめはねっ! 鈴里高校書道部』
「書の甲子園」を目指す部員たちの高校生活の話。少年サンデーで連載され、NHKの連続ドラマにもなった。

高校生の書道パフォーマンス甲子園という、大書パフォーマンスを競う大会が毎年行われている。音楽を流しながら数メートルもある大きな紙に部員数人で作品を書き上げる。

この大書パフォーマンス。NHKの番組である高校の書道部がこれを披露したことがはじまりである。それを他の高校が採り入れていったのだ。

一人の書道教師の赴任によりその高校は書道の強豪校となり、書道甲子園(元々は会場で与えられた課題を書いて競う個人競技だった)の全国優勝常連校になる。

その書道教師に破門された高校2年生の男子のその後に興味はないだろうか。

書家が主人公の漫画、『ばらかもん』
若き天才と呼ばれる書家が、ある展覧会で大御所書家を殴って、日本最西端の島に流されて…という話。TVアニメにもなったヒット作。

特に周囲から天才とは(いまのところ)呼ばれてないが、南半球の大陸に流れてきた書家の話は漫画にはならないものだろうか。

そのスピンオフの『はんだくん』
その天才書家の高校時代、学校のカリスマという周囲の評価をよそに、本人は学校一の嫌われ者だと信じ込んでるという話。

大学時代、自分勝手なワガママぶりに周囲から結構な圧力を受け、クラス展でさえ出展拒否されたその男、卒業後はだらだらと先述の南半球に流れたところに繋がっていく。

まあ、今考えるといろんな人に迷惑をかけ、嫌な思いをさせてきたわけで、反省と感謝しかない。

強く感じるのは、因果応報。

英語圏で書道を紹介しています。収入を得るというのは本当に難しいことですね。よかったら是非サポートをお願い致します。