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デンマークのヒュッゲを味わう会、秋バージョンで開催!

”幸せの国”デンマークのヒュッゲを味わう会、7月に引き続き、秋バージョンで開催しました。


大雨で冷たい1日だったので、みなさん大丈夫かなと思ったけど、ありがたいことに4時すぎから雨が軽くなり、無事にみなさん来ていただきました。

みなさん開場のころにぞくぞくと到着。遠くはなんと静岡から!本当にありがとうございます。
今回はお席を1席増やして、15名の方に来ていただき、総勢17名の会になりました。
周りの人と挨拶して、少し飲みながら、おしゃべりしながら、みなさん来られるのを待ちました。冷たかったからか、みなさんビールよりはワインの気分だったようですね。


今回の会場は紅葉した落ち葉、はなみずきの実、そしてヒュッゲといえば!キャンドルです。

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私の”ヒュッゲを味わう時間”は、この落ち葉を拾い歩くところから始まりました。近くの公園を少し遠回りして歩いて、落ち葉を拾って歩く。会社の帰りに、キレイな赤い葉っぱを見つけると嬉しくて拾う。そんな時間もヒュッゲなんですよね。
今年はなかなか涼しくならなかったので、意外なほど紅葉は進んでいなくて。桜の葉がいいかなと思ったけど、ハナミズキがほとんどになりました。ハナミズキはとっても赤くてきれい。


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まずは「ヒュッゲ=人との繋がりから生まれる暖かさ、居心地の良さ」を体感いただくために、私の考える方程式をご紹介しました。

ヒュッゲの居心地の良さを感じるには「今、この時間を楽しもう」と自分に決めることが大切です。私たちはついつい先のことを心配したり、ああすればよかったと前のことを悩んだりしがちです。そういう思いもあるけれど、他の心配事はちょっと脇に置いておき、今の時間を楽しんでいいよ、と自分に許可を出してあげること。そこから始まります。


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今回は、ヒュッゲを味わっていただくために、フェレスピースニン*方式としました。

お皿やカトラリー、お料理のとりわけなど、テーブルに一緒についた方々で分担していただきます。
役割を決めるのではなく、みんなで一斉に立ち上がるのでもない。今お手伝いする方もいれば、ゆっくり隣の方とお話している方もいたり。
どなたかが、私はドリンクを持ってこようと思ったら、他の方にも聞いてみたり。もうちょっと食べようと思った時に、もう少しどうですか?と声をかけて、他の方にもサーブしたり。

誰かだけが頑張るのではなく、じゃあ私も、ちょっと他の方にも、という気を張らない中で分担できるといいなという方式です。

noteでご紹介している、アブサロンでも行われています。

初対面の方ばかりですが、お互いに一緒に声をかけていくと、話もしやすくなったり。横の方だけでなく、いろいろなテーブルの方とお話するきっかけが生まれたりします。
このInvitingな感じ(誘われる、魅力的に感じる)が、人と人のつながりを感じられて、ヒュッゲの暖かさにつながる要素かなと思います。

この回は、全く違うご紹介で参加されたお二人が、実は同じ会社の同僚という偶然も!素敵なセレンディピティ。

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みなさんには「自分のお気に入りヒュッゲ」をテーブルでシェアしていただいたり、楽しい会話が弾む時間となりました。


次のイベントは、3年くらい続けている週末のランチ会の形で行います。
レンタルサロンで、とってもアットホームな感じで、デンマークのクリスマスを感じていただける時間になると思います。

よろしければ、ぜひ。


もちろん、今回と同じく「ヒュッゲを味わう会」も来年引き続き開催していきますよ。
デンマークのヒュッゲを味わいに来てみてくださいね。


* 2020/2/14 コミュニティディナーと訳していましたが、デンマーク語の意味に忠実にするため、デンマーク語のままフェレスピースニンと呼ぶことにしました。



デンマークの幸せの秘訣、ヒュッゲな時間をもっと広めるためにサポートいただけたら嬉しいです! いただいたサポートはオープンサンドの試作など、デンマークの食文化研究に使わせていただきます。