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アパレルブランドが避けたい「ブランド価値の毀損」

こんにちは、広報・PRの中原です。
みなさんは服をどうやって選びますか?
私の場合、パルコなどのファッションビルやショッピングモールのいろいろなお店を回って、値段・デザインを比較して決めることが多いです。

でも、そのほかにも服の選び方はたくさんありますよね。
インスタグラムで好きなモデルが着用しているのを見て買ったり、お値打ちを重視してメルカリや通販で買ったり。

また、お気に入りのブランドがあって、そこで買うことが決まっているという人も多いのではないでしょうか?
そういう場合、「デザインがかっこいい」「着心地が良い」「おしゃれな人がよく着ている」など、その人にとってのブランドイメージ(価値)が確立していると思われます。

ブランドにとって、その価値は非常に重要。
ブランド価値の毀損は絶対に避けたいものです。

ブランド価値とは

ブランドとは?
現在、「ブランド」はすべてのサービスや商品、ロゴなどを指し、広い意味で使われています。本来は、自分の家畜と他者の家畜との差別化のため、焼印を入れたことから生まれた言葉だそうです。

多くの方にとっての「ブランド」は、後者の意味の方が近いのではないでしょうか?「A社のスカートが欲しい」など、品質や機能ではなく、特定ブランドのイメージから服を選ぶ方は多いです。「ブランド」は消費者のイメージや品質、機能以上の付加価値を加味して、ほかと差別化するものなのかもしれません。

ブランドを構成するものは品質や機能だけではない
アパレルブランドがファンを増やして成長するために、なにが必要なのでしょうか?

・コマーシャルの好感度が高い
・ショッパー(ショップの袋)がオシャレ
・ロゴがカッコいい、コンセプトがブレない
・数・売っている場所が限定的(稀少性が高い)
・運営する企業が優良、経営者がカリスマ的人気
・芸能人やモデルが愛用していることで有名

以上のような要素で認知度を上げた商品・サービスは存在します。

品質・機能の良さは当然として、イメージの演出もブランドを構成する大きな要素です。これらをブランド・エレメント(ブランド構成要素)といいます。

ブランド価値を維持するメリット
▶広告・宣伝費を削減できる
ブランド価値が高いと最小限の宣伝で顧客に商品・サービスを届けられます。また、メディアやSNSで話題になり、費用をかけずに新規のユーザーを取り込むことも可能です。

▶安定した売り上げを確保できる
顧客が、商品・サービスの代わりになるものがあるにも関わらず、ブランドを指名買いをすることです。このブランド・ロイヤリティを高めることで、長期的な売り上げを確保できます。

▶価格競争から抜けだせる
近年さまざまな分野で価格競争が激化していますが、そもそも価格競争は差別化戦略ができていないところで起こるといわれています。ブランド価値が高ければ、価格競争で消耗することもありません。

▶優秀な人材を確保できる
ブランド価値の高い企業には優秀な人材が集まりやすいです。また、働いている人の満足度やモチベーションの向上へ寄与します。ブランド価値を高める・維持することは、顧客に対する差別化以外にもメリットがあるのです。

アパレルにおけるブランド価値の毀損とは

アパレルはブランド価値が生命線
アパレル業界にとって、ブランド価値は売上を左右する大きな要素です。ファッションは他者の目によってはじめて満たされる承認欲求や、身に着けることで得られる喜びが大きいからです。また、「これを着て〇〇に行く」「このファッションで〇〇をしたい」といったように、ストーリーを創造しやすいことも挙げられます。

しかし、大量生産の傾向にあり、二次流通も多いアパレル業界。売上とブランド価値の維持を両立は難しいと感じる方は多いのかもしれません。

アパレルの二次流通で気をつけるべき点
アパレルはトレンドの変化が激しいです。そのため、店頭で陳列される期間も短く、大量生産されるため、在庫が残りやすくなります。そして、最終的に残ってしまった在庫は、廃棄か二次流通(転売)がおもな選択肢になります。

しかし、二次流通した場合、流通先によってはブランド価値を毀損してしまうことがあります。たとえば、もとは銀座の路面店に並んでいた洋服がスーパーの催事場で値引き販売されていると、ブランドのイメージが崩れてしまいます。

情報社会でブランド価値の毀損リスクは一層高まっている
インターネットの急速な普及により、以前に比べて社会の情報速度が格段に上がっています。ブランドについてのネガティブな内容があると、インターネットで拡散されてしまうリスクがあります。そうなると、これまでのブランドのファンが離れていってしまいます。

ブランド価値の毀損を避けるためには、再流通先や再流通方法にしっかりと配慮しなければなりません。

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このブランド価値の毀損に徹底して配慮したサービスが、私たちRename(リネーム)なのです。アパレルメーカー・ブランドの在庫を、タグを付け替えて再流通します。元のブランド名をクローズして流通することで、ブランド価値を毀損する心配がありません。在庫の換価や廃棄コストの圧縮も可能です。

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