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余った生地を服にするアップサイクル「リネームクロス」。実際のつくり手の声を聞いてみました。

リネームクロスは、衣類の製造過程で余ってしまい、捨てられてしまう生地を使って服を作るプロジェクトです。今回は服づくりを担当しているクロスプラスさんにインタビューしました。

クロスプラスさんは、年間5,500万枚を製造する名古屋の大手アパレルメーカーです。

Renameへの共感がきっかけで、2019年10月にリネームクロスはスタートしました。お出かけ用のカジュアルワンピースからロゴ入りのチームウェア、最近ではおうち時間を快適に過ごせるリラックスウェアなど。さまざまな服づくりに取り組んでいます!

今回インタビューを受けていただいたクロスプラスの4名

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― リネームクロスの取組みについてどう思いますか?

服作りに携わる中で、たくさんの廃棄される服や生地を見てきたので、環境に配慮したRename Xは素晴らしい取り組みだと思います。(デザイナー 蒲さん)
捨てられてしまう生地や、余ってしまっていた生地を再利用し、新たな服を製作して、たくさんの人に着て頂けたら、現在のサスティナブルスタイルにもぴったりで、とても良い企画だと思いました。(デザイナー 秋田さん)
職業柄、服という形にならずに焼却される生地が多いことは知っていました。この取り組みは使われずに焼却されてしまう生地を減らせる。新しい形で誰かの手に渡って使ってもらえて、環境に優しい、作り手にもうれしいプロジェクトだと思います。(デザイナー 辻村さん)
今までは、エコ素材の開発などが地球にやさしい活動だと思っていましたが、残反(切り分けて余った布)のことは気にしていませんでした。そこに着目しているプロジェクトは新しいと感じています。知り合いなどにも教えたいと思っています。(専門職 杉田さん)


― 4名のおすすめのアイテムはこちら

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左)ミニ裏毛Vネックワンピース、右)リラックステレコワンピース

実際に現場の方々の意見が聞けるのは、非常に貴重な機会でした。今後もリネームクロスを「人や環境にとって良いこと」として世の中に広めていけるよう努めていきます!