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歴史ある水泳競技大会「ルネマス」を通して届けたい『生きがい創造』

こんにちは。ルネサンスnote編集チームです。

ルネサンスでは18歳以上のスポーツクラブ会員の方、スクール会員の方に向けて、年に1回マスターズ水泳競技大会を開催しています。
(ルネサンスマスターズ水泳競技大会、通称「ルネマス」

「ルネマス」は1998年からスタートして今年で23回目の開催となりました。

今回は、開催当初から中心で運営に携わっている 競技強化部 部長の高橋 順一(たかはし じゅんいち)さんに、開催に至った経緯や、ルネサンスがなぜ「ルネマス」を開催し続けるのかをお伺いしました。

【プロフィール】
高橋 順一(たかはし じゅんいち)
競技強化部 部長

スイミングコーチとしてスポーツクラブの店舗を経験した後、スイミングのスーパーバイザーや品質管理の担当を経て、現職に至る。

「生涯スポーツとしての水泳」の実現を目指して

ーー高橋さんの過去のキャリアで、スイミングのスーパーバイザーをされていたとお伺いしました。はじめに、ルネサンスのスイミングの特徴について、教えてもらえますか。

わたしがスーパーバイザーをしている時に、「どのようにしたらスイミングを通して、関わる方々の生きがい創造のお役に立てるか」と考え、軸に置いたのが「生涯スポーツとしての水泳」を実現させることでした。

水泳やプールは、お子さんからご高齢の方、障がいの有無などの様々な壁を越えてご利用いただくことができます。

ルネサンスのスイミングで、多様なニーズにお応えできる環境を創ろうとした結果、今のルネサンスでは、生後6か月からのベビースイミングに始まり、ジュニアスイミングスクール、選手コース、マスターズ、プールでのウォーキングやアクアエクササイズなど、会員の方に合わせたプログラムをお届けできる環境になってきています。

生涯を通して継続してご利用いただける環境であることは、ルネサンスのプール、スイミングの強みになると思っています。

ーー今の競技強化部のお仕事は、「生涯スポーツとしての水泳」にどのように関わっていますか。

私たちが部署として主に取り組んでいることは、競泳やマスターズなどの競技活動を活性化することによってルネサンスに関わる方々を広げ、「生きがい創造」のお役に立つことです。

そのために、様々な競技会の運営などにも携わりますし、競技活動を担う人材の育成も担当しています。

また、当社には水泳、テニスなどの実業団チームがありますので、その活動のサポートなども私たちの役割のひとつです。

「ルネマス」の起源と歩み

ーー競泳やマスターズの活性化というお話がありましたが、「ルネマス」は、どのようなきっかけでスタートしたのでしょうか。

マスターズスイマーの裾野を広げることや、ルネサンスで練習・トレーニングされている会員の方の成果を発揮する場を創ろうとしたのが、「ルネマス」がスタートしたきっかけです。

先日の23回大会は千葉県国際総合水泳場にて行われましたが、第1回目、2回目は早稲田クラブのプールで開催されたんですよ。

早稲田クラブで実施された 第1回大会の様子
第1回大会の記念Tシャツ。中央マークは旧ルネサンスロゴ

年々ご参加される方が増えていって、クラブ内での実施では納まりきらなくなってしまったんですよね。
外に仮設トイレを設置しなければならないという状況でした。

それから会場を辰巳国際水泳場に変えたことで、より多くの会員の方々にご参加いただけるようになりました。

2004年に開催された「ルネマス」。会場は辰巳国際水泳場

ーー当社の中でマスターズスイムに関わる方は、何歳くらいの方が多いのでしょうか?また、どんな目的やニーズを持っていらっしゃいますか?

40代~60代くらいまでの方が多いですね。
マスターズスイムに求めているものとして、1つは「仲間づくり」、もう1つは「水泳への再チャレンジ」なんじゃないかなと思います。

過去に水泳をやっていたんだけれども、燃え尽きていない。もう一回やってみようかなと思った時に、1人じゃ難しいけど仲間と一緒だったらできると考えてチャレンジされる方が多いのかなと。

そのようにマスターズスイムを通して仲間とのつながりが強くなることで、会員の方が継続してスポーツクラブをご利用いただけるという傾向もあります。

日々のレッスンの延長線上に「ルネマス」がある。

ーー今年で23回目となると、競技大会としての歴史を感じます。ここまで継続して開催してこれた理由は何でしょうか。

1つには、「生涯スポーツとしての水泳」の実現にルネサンスのスタッフが共通認識・理解をしていたことだと思います。

23回を振り返ってみると「よくここまで来たな」と思いますが、私たちとしては何か特別なことを実施しているという感覚はあまり無いんです。

どうやったらお客様に喜んでもらえるか、楽しんでもらえるかという日々のレッスンの積み重ねの延長線上に「ルネマス」があります。

「ルネマス」を開催する度に、ご参加される会員の方からは「毎年開催してくれてありがとう」というお声を頂戴しますし、当日に見る皆さんの笑顔や達成感・満足感に満ちた表情を見ていると、来年も必ず実施しようという気持ちが湧いてきます。

また、開催していく中で、大会の運営のノウハウがルネサンスのスタッフの中にも蓄積されて、効率良く運営を実施することができるようになりましたし、次世代のスタッフにバトンを繋げることができていることも、継続して開催できている理由の1つだと思っています。

23回大会の様子

ーールネサンスとして、「ルネマス」を開催する意義は何だとお考えでしょうか。

毎年「ルネマス」があることによって、会員の方々の日々の暮らしの中に、1つの目標をお創りすることができているんじゃないかと思っています。

ある会員の方から「次の大会で20回連続出場になるから、長生きして来年も必ず出場するよ」というお言葉をいただいて、この大会がその方にとっては生活の中の1つの目標になっているんだなと感じて、とても嬉しかったです。

そのような形で、マスターズスイムに関わる方々の「生きがい創造」に関わることができたら良いなと思っています。

「楽しむ」を軸にした取り組みを続けていきたい。

ーー今後、生涯スポーツとしての水泳の広がりとして、高橋さんの中でチャレンジしたい取り組みなどはありますか?

できる、できないは別として、もっとルネサンスのスイミングに関わる方の裾野を広げるため、例えば、オープンウォーター(海での遠泳)やリズム水泳、アーティスティックスイミングなどの色んな競技との関りを生み出すことや、水泳にプラスアルファの付加価値としての「スポーツツーリズム」のようなことも将来的にはできないかと考えています。

この考えの根底にはプール、スイミングを楽しんでくださる方を広げていきたいという想いがあります。

競技に真剣に向き合うことが楽しいと感じる方もいらっしゃれば、仲間と一緒に取り組むことに楽しさを見出す方もいらっしゃいます。

そんな多様なニーズにお応えして「生きがい創造」のお役に立つことを、私たちの取り組みを通して実現させていきたいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこのような取り組みを通して、ルネサンスは「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニー」を目指していきたいです。

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