【エジプト旅行記⑦】世界遺産の原点、アブ・シンベル神殿へ!
こんにちは。ライターのRenaです。
今回は、私がずーっと行きたかった
アブシンベル神殿の旅模様をつらつら書いていきます✏️✨
アブ・シンベル神殿
さて、アスワンから片道5時間ぐらいかかる場所にあるアブ・シンベル神殿。
めっちゃ遠いので朝4時半に出発です🚌
途中のトイレ休憩で立ち寄った場所は他のツアー客もいて大混雑でした。
トイレに入る際に5エジプトポンド必要だったので、
常に小さい紙幣は持っておいた方がいいですね。
あと自前のトイレットペーパー👈重要です❗️
お金払って入ってもトイレットペーパーがないなんてザラ。
入る時に少量もらえたりするのですが、ぶっちゃけ足りません。
私はマイ・トイレットペーパーを🧻
ジップロックに入れて持ち歩いてました。
さて、長距離移動を経てようやくアブシンベル神殿に。
着いたのは10時ぐらいでした。
UNESCOの原点、アブ・シンベル神殿
ご存知の方もいるかもしれませんが、ユネスコ世界遺産の原点ともなった遺跡です。
1960年代のこと。
川の氾濫などによりダムを建設しなければならなくなったエジプトですが、
ダム建築をするとこの遺跡がダムの底に沈んでしまうことに。
そこで、世界中が協力してこの神殿の移設工事をしたのです⚠️
と言っても、もちろんオリジナルにできるだけ近い状態で再建されています。
湖に沈まない程度の高さに移設。
神殿の向きなども同じにしてありますので、
ぶっちゃけ移設工事したなんて言われても信じられないぐらいの出来栄えです。
もっと信じられないんが解体されて組み上げられた、ということ。
実際に神殿の大きさを目の当たりにすると、
これを⁉️👀
と驚きます。
この神殿はエジプト最盛期のファラオ、ラメセス2世が
スーダンなどの南からやってくる民族に対して
自分の国はこんなに高度な文明を持っているんだぞ❗️と
誇示する目的もあって建てられた神殿なんだとか。
奉っている神は、太陽神ラー☀️
ファラオの象徴とも言える太陽ですね。
またアブ・シンベル神殿の向かって右側には、
ラメセス2世が一番愛した王妃、ネフェルタリの神殿もあります。
(ガイドさんによると)
今のところ女性のために建てられた神殿は2つしかないと言われています。
このネフェルタリ妃の神殿、
そして女性で唯一ファラオになったハトシェプスト王の神殿
(ルクソール王家の墓にある)です。
愛した人との永遠を誓ってファラオが建てた神殿。
3300年もの月日を経ても尚、
その想いの具現である神殿が立っているというのは
とても感慨深かったです💘🔥
いざ、神殿内へ!
観光客で大混雑です。
並んで入るのに2〜30分ぐらい待ちます。
人との比較でわかると思いますが、息を呑む巨大建造物です。
中は回廊や聖典を置いておく部屋とか、薬を作る部屋とか色々ありました。
壁画もかなりいい状態で残っています
神殿内はかなり暗いのですが、色々な部屋があって面白かったです。
柱にはラメセス2世が王権を振るっている(異民族撃退)様子や
神々の姿が描かれていました。
ちなみに一月でしたが南はかなり暑くて、日中は28度ぐらいでした。
古代文明に思いを馳せながらアブシンベル神殿を堪能しました💕
胸熱です🔥
その後はアスワンに戻ります。
またしても5時間の移動。
ご飯を食べたら、船は次の次の神殿へ向かいます⛴
5000年も前から、人類はナイル川を下っていたんだなぁ、と
しみじみ思いを馳せていました☀️
ナイル川沿いには牛飼いやデイツの農場があったりと、
皆この川の恩恵を受けて生活しているんだなぁ……と。
世界史で習った「ナイルの賜物」を実感した味わい深いクルーズの旅でした。
ワニのミイラがある!?夜のコムオンボ神殿へ
さて、到着したのはコムオンボ神殿。
この神殿はかなり異色で、
ワニの頭をもつ神、セベクを奉っています。🐊
ナイル川は命の源。
生活用水としてはもちろん、農耕にも交易にも重要です。
そんなナイル川に生息していた当時のワニを神聖視し、
ミイラにして神に奉納していたらしい。
コムオンボのすぐ隣にある博物館でワニのミイラを拝めます。
古代エジプト人は、
ミイラにすることが死者に対する敬意を払うことと考えていたので、
人も動物も、なんでもミイラにしちゃいます。
ちなみにヌビアの博物館には羊のミイラなんかもありました。
こんなにも保存状態がいいことからも、
古代エジプト文明の高度な技術や知識がうかがえます。
さて、そんなこんなでクルーズ2日目終了です。
次の日は、エドフ神殿に行きます!
次回もお楽しみに❗️
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