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サハラマラソン 2024 / レース総括
昨年の10回大会連続出場を区切りとし、また今年から大会運営が変わったこともあり、今年のサハラマラソンへの参加は見合わせていたが、日本事務局からの依頼で大会スタッフとしてサハラマラソンに参加することになった。
ということで、大会スタッフとしての視点にはなるが、今後サハラマラソンの参加を検討している人たちへ向けて、大会運営が変わったサハラマラソンはどうだったのか、まとめ記事を起こすことにした。
ま
[プレスリリース風] Renaさん、世界で最も過酷なマラソン、サハラマラソン10回目の挑戦へ!(その2)
7日間の衣食住を自ら背負って走る世界で最も過酷なマラソン、サハラマラソン(Marathon Des Sables) が、2023年4月21日~5月1日の日程(6ステージ/7日間)で、北アフリカ・モロッコ南部のサハラ砂漠で開催されます。
今年で37回目の開催となる本大会には世界中から約1,200名が参加し、その内、日本からの参加者は36名です。
2013年(第28回大会)に初めて出場し、サハラマ
サハラマラソンのWeb TVで私が語ったこと
第35回大会が9月に延期になり、待っている間にと、サハラマラソン公式Youtubeで、Waiting For The MDSという企画が始まりました。
レースディレクターのパトリックを始め、大会スタッフやメディア、参加者がサハラマラソンについて熱い語りをしているというもので、2日に1回のペース位で更新されています。
Episode12に私のインタビュー動画が公開されましたが、「何言ってんの
サハラマラソンでの食事
サハラマラソンをはじめとするステージレースに出場している人々において、何か装備や食料を買おうとすると、まずは軽量であるか否か、「それ何グラム?」とつい確認してしまうという「砂漠ランナーあるある」がある。
そういう私もスーパーなどで食料品をみると、砂漠に持って行けるか否か、1gあたりのカロリー数はどのくらいか?とか、コストパフォーマンス(CP)ならぬ、カロリーパフォーマンス(CP)を求めてしま
かつてサハラマラソンで遭難した人がいた
サハラマラソンにおいては、公平さを期するためにコースの情報は大会直前まで知らされることはない。大会が開催されるモロッコに現地入りし、サハラ砂漠の入り口であるワルザザードという街からの移動のバスの中でロードブックが手渡される。その時に初めてどういうところを走るのが、総距離は何キロなのかが判明する。
そのロードマップであるが、パラっと開いてみると大抵の人はびっくりする。また、事前にサハラマラソンのこ
パトリック・バウアーという男
サハラマラソンについて語るとき、このパトリック・バウアーというフランス人を抜きにして語ることはできない。
残念ながら、Wikipedia(日本語版)では彼の名前は出てこない。
パトリック・バウアー、現在60歳。かつてシャンパーニュ地方の首都として栄えたトロワで生まれ育ち、現在はバルセロナで暮らしている。
今から遡ること34年前、1984年にこのパトリック・バウアーという男がサハラ砂漠を一人で
サハラマラソンの世界へ.....
サハラマラソンと聞くと、大半の人がサハラ砂漠を走るということを想像する。それは間違いないのだが、巷では、世界一過酷なマラソン大会だと言われている。なぜ過酷なのか。
"衣食住にまつわるものを全て背負い、最高気温50度近くまで上昇するアフリカのサハラ砂漠を、1週間で約250km走破するから"だと。
これを初めて聞いた人は、そんな所で(サハラ砂漠)そんなことして(衣食住全て背負って)走れるものなのか