Rena@サハラ砂漠

世界中の絶景見たさにステージレースに出まくっているただの旅人。主戦場はサハラ砂漠。日本にいる時は城攻め。

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    • 雑記

      日々の出来事、ふと思ったこと、気になったこと、気に入った本や映画など思いつくままにつらつらと。

    • Superace Alishan 2023

      2023年2月、台湾の阿里山で行われた3日間のステージレース(106km, D+5,054m)の参戦記録

    • Ultra Race Romania 2023

      ルーマニアで7日間250kmのステージレース参戦記録

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    • ジョージア 2022

      Racing The Planet主催のレースに初参戦。 4 Deserts Grand Slam Plus称号獲得に向けてのレース第2戦。コーカサス地方の国、ジョージアで7日間250km。

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    このnoteについて

    (最終更新日: 2023/3/8) あちこちに書き殴っていた文章をここに集約し、簡単な経歴書(?)代わりにしたいと思います。以下、「私」を構成する成分となります。 1. 著者について2010年夏、ふとしたことをキッカケに皇居ランを始め、何を血迷ったのか2013年に世界で一番過酷とか言われているサハラ砂漠マラソンに出場し、なんとか完走(完歩)してしまう。これ1回こっきりで終わるはずだったのに、なぜか翌年もエントリー、更に翌々年も、、で何だかんだで9大会連続出場・完走記録更新

      • ちょっとだけ遠回りして北九州で開催されたトレランイベントのお手伝いに行ってきた

        前回に引き続き、北九州で開催されたトレイルランニング練習会のお手伝いに行ってきた。 その前の週末はサハラ仲間が主催する夜通し走って有馬温泉を目指す、オーバーナイトステージ練習会に行ってきたわけだが、ふと思った。 このまま大阪から青春18きっぷを利用して、ローカル電車で途中下車、城攻めしながら、のんびり北九州まで向かっていけばいいんじゃないか? 伊丹発の復路便を取消しようとすると、手数料が航空券の半分位するじゃないか。 むむむ、なんか勿体無いな。 じゃあ、北九州往復をマ

        • 夜通し走って有馬温泉を目指す、サハラマラソン参加者向けオーバーナイトステージ練習会に行ってきた

          今年も関西で行われるこのサハラ仲間界隈の恒例行事に行ってきた。 2015年3月から始まり、なんだかんだで今回9回目となり、10回目の節目となる来年で終わりとなるイベントである。 オーバーナイトステージ練習会とは サハラマラソンのオーバーナイトステージ対策のための練習会で、本番に近い形で荷物を背負ったり、夜間走行に対する慣れとか、個々で課題を決めて取り組むのだが、最大の特徴はその年のサハラマラソン参加予定者と過去参加者が情報交換を行なったりして、交流できるところにある。

          • 4. Superace Alishan / レース後・雑感

            レース後 レース後はゴール会場の駐車場に設置してあるテントで表彰式が行われ、ちゃんと食事のテーブルも用意してあって、美味しい食事が振る舞われた。 残念ながら(?!) 、入賞することも、上位半分以上の成績を収めることはできなかったけれども、3日分ではあるが衣食住を背負って、D+5,000m以上のレースを完走したことで、8月のルーマニア挑戦の及第点をもらったようでホッとした。 3日間のステージレースの部(個人戦)は、26位/48名中(内、DNF13名) 名前を呼ばれ、完走証

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            3. Superace Alishan / Day3: 21km 獲得標高950m

            3日目、最終日。 なんか知らんが、顔がめっちゃ浮腫んでる!もしかして、アルファ米をお茶漬けにして食べていたんだけど、お茶漬け大量投入で塩辛かったんだけど、それかな?こういう時に限って、戦国くんが一緒に写真撮ろうと言ってくる。 戦国くんは大会主催者のケビンと2019年にナミブレースに参加していて、私と共通の知り合いがいる。村上春樹と日本の歴史、特に戦国時代が好きだといい、昨晩は何故か今川義元とか戦国武将の話で盛り上がった。そんな彼は翌月に来日して東海道53次踏破に挑戦すると

            2. Superace Alishan / Day2: 50km 獲得標高2,450m

            2日目。 初日に力を出し切ったイロキくんは左膝を更に痛めてしまい、リタイアを決断した。私は左膝に若干の違和感というか、痛みがあるものの歩く分には大丈夫だ。 つか、イロキくんのあの姿(杖や人の支えなしでは歩けない状態)を見たら、症状が悪化したら即リタイアしようと思った。 今日も暗闇の中、6時スタート。 他に何人か出走を取りやめたようで、スタート地点で見送ってくれた。 まさかのいきなりの階段下り!! とにかくひたすら下りまくるのだが、着地する度に左膝に鈍痛が走る。 いつ

            1. Superace Alishan / レース前日・Day1: 35km 獲得標高1,654m

            レース前日 台北から嘉義(Chiayi)までは新幹線で、そしてタクシーで約1時間強かけて阿里山のレース受付会場へ向かった。2/25-28のレース期間中は台湾の連休(和平記念日)ってことで、新幹線の指定席が全く取れず、自由席に並ぶ。 そんなことも露知らず、当日にサクッと取れるくらいに思っていた私、悪友イロキ君の機転に助けられた。 嘉義(Chiayi)から路線バスが出ているのだが、65のバス停に停まりながら3時間強かけて向かう上に、本数も少ない。駅についてトイレに行ったりし

            0. Superace Alishan / 準備編

            今晩のフライトで台湾へ向う。 で、今朝からその準備を行なっているわけだが、そういえば、レースのことを全くと言っていいほど調べていないんだよなあ。 3日間のステージレースであるってことしか知らない。 悪友のイロキくんの誘いに乗っかったわけだが、現時点では彼に言われたことしかやってない。 ・台北往復航空券 ・レース前後の宿泊 ・レース3日分の食料調達(とりあえずアルファ米だけだが) ・台湾のサハラ仲間との食事のアポ取り これだけかな。 と言うことで、このレースについて公

            7.ジョージア 2022 / Day7: Final Footsteps to Vardzia Caves (9.3km)

            最終日は下り9km。 後方の選手が先にスタートし、残りの選手がその後スタートする。 後方の選手のスタートを見送って、スタート。 2分差となっているウォーレンおじさんには圧倒的に差をつけて勝ってやる…。 って、えええええー!! 皆、めちゃくちゃ猛ダッシュで坂道を降っていく。いつも私の後ろにいた選手でさえも、私よりも前を走っているではないか! 嘘でしょ? 当然、ウォーレンおじさんも私の前を走っていて、その差がどんどん広がっていく。そして、私が走ると「ズルしたでしょ!」と言っ

            6.ジョージア 2022 / Day6: 休息日

            ロングマーチの後は休息日だ。 昨日、日没前にゴールしたので、今日は丸一日休養に充てることができる。翌日は9kmの下りのウィニングランで、完走は手中に収めたようなものだ。 キャンプ地は和やかな雰囲気に包まれていた。 仲間と談笑して過ごしたり、お洗濯したり、昼寝したり、ちょっと周辺を散歩したりと皆、それぞれの時間を過ごしていた。 私は仲間に見習って、タライに水とお湯を入れて、足湯を楽しんだ。ついでに靴下も洗濯したのだが、靴下臭い、まじ臭い。今まで嗅いだことのない物凄い匂いを放

            5.ジョージア 2022 / Day5: The Long March (73.6km)

            ロングマーチの日。 朝のブリーフィングでコースを短縮する旨が伝えられた。短縮されるのは「Very Difficult」とコースノートに記載があるアブリ要塞(Abuli fortress)がある山の頂上までの道だ。その距離10kmが短縮される。 頂上の天候がよろしくないというのがその理由だ。 8時スタート。 トップ選手が一斉に村の道路をひた走る。 村を抜けると、草原に出る。 お馴染みの風景だ。 今日は長い1日になるのだから、焦ることはない。自分のペースでゆっくりと進む

            4.ジョージア 2022 / Day4: Georgian Villages (37.6km)

            4日目。 今日はジョージアの村々を渡り歩く、レース前に配られたコースノートによると、この地域は旧石器時代からの先史時代の人々が暮らしていたとのことだ。考古学の発掘調査では青銅器時代初期の居住跡、武器、道具などが見つかったらしい。 そんな村々を見て回るのが楽しみだ。 8時スタート。 キャンプ地の村を離れて、草原へ入る。 ジョージアののどかな田舎の風景に見惚れながら歩みを進める。 クリスおじさんの後を追いかけるようにスタートしたが、やはりクリスおじさんの歩きは早く、キロ9

            3.ジョージア 2022 / Day3: Ktsia-Tabatskuri Protected Area (37.9km)

            3日目、相変わらず天気が良くない。 レースの支度をしていると、あれ?またイロキ君がレースディレクターのジーナと真剣な表情で話してるわ。遠目から見ると、チャイニーズマフ●アが恫●しているようにも見えなくもない….(笑) イロキ君は私が今から12年位前にランニングを始めるきっかけを作った人で、2019年のサハラマラソンで一緒に走っている。 「何話してたん?」と聞いてみると、 昨日、トップ選手達がコースを見失うっていうことが起きていたらしく、原因は村の子供達がピンクフラグを

            2.ジョージア 2022 / Day2: Tsalka Resevoir- from the west to the east (45.8km)

            いやあ、昨日は散々な目にあった。 トップ集団もロストしていて、途中でスイーパーと遭遇したそうだ。結局、迷わずにきちんとコースを辿って行けたのは2-3人位だったという。 テントメイトのイスラエル人はリタイアし、テントに戻ってくることなく、そのままトリビシヘ帰っていった。CP2に向かう急登で遭遇した時はかなり疲労していて、苛立っていた様子だった。 今大会、最年長の韓国からやってきたおじさまもやはり相当体力を消耗したらしく、CP2でリタイアした。日本人選手Wさんとゴールに向かっ

            1.ジョージア 2022 / Day1: Passing through Algeti National Park (39.5km)

            レース初日。 なんだか雲行きが怪しい。霧が出てきたので、スタート時間をずらすかもしれないという話があった。 が、予定通り8時スタート。 選手が一斉に草原の中を駆け出していく。 私は2018年のサハラマラソンで一緒だった日本在住、ウェールス出身のクリスおじさんの後をピッタリくっついていくことにした。 クリスおじさんは世界中のステージレースに参戦しまくっている猛者で、サハラマラソンばかり出続けている私に、 「世界にはもっとすごい景色があるんだから、他のレースにも出た方が良い

            続・やりたいことができるマネープラン的な...

            先週書いた記事で、 最後に独り言のように「やりたい事ができるマネープラン、、、的な話を記事化した方がいいのかなあ」と呟いたところ、是非載せて欲しい旨のコメントを頂いた。 で、あれから、去年の夏のラップランドのレースレポートの記事執筆の合間に色々考えてみた。 結局は巷に溢れに溢れまくっている資産運用本、もしくは資産運用系のブログやnoteの内容を繰り返し書くだけになるような気がする。 実際、結構たくさんの本やブログを読んでいて、自分にできそうなものとか、受け入れられそう