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For Rangers Ultra 2024/出発の日が近づいてきております...そしてお願いが...



やばいです。やばいです。
体重が過去最重量レベルから落ちることなく、ケニア行きを迎えてしまいました。自動車の合宿免許から戻ってきたら、「少しはランニングする」とか言いながら、自宅に引きこもってずっと奈良時代を彷徨っていました(意味不明)

砂漠仲間にレースの準備状況を聞かれて、体重が落ちないと嘆いたら、
「The race will make you lose weight.」
って言われました。う、うん…なるほど、そうね、レースでダイエットするか。


さて、今回のケニアで開催される230km/5日間のレース、For Rangers Ultraは、サイ・ゾウ・シマウマ・キリンなどが生息する5つの野生動物保護区(レワ野生動物保護地区、ボラナ野生動物保護地区、ロルダイガ保護区、オル・ジョギ保護区、オル・ペジェタ保護区)を走り抜けます。

今まで世界中のいろんな場所(砂漠、熱帯雨林、山、南極、ブッシュなど)のレースに出場しましたが、今回のレースの舞台、サバンナが一番ヤバいかも。

通常、サファリツアーとかで車で行く野生動物保護区を、自分の足で歩いたり、走ったりするわけですよ。レース中に、密猟者や肉食獣に遭遇したり、ゾウやサイなどの野生動物が突然牙を剥いてくるかもしれないという危険をはらんでいるわけです。

そんな私たちランナーの安全を守ってくれるのが「レンジャー」です。
彼らは、サイの角や象の象牙などの野生動物からの生産物の数十億ドル規模の違法取引から、アフリカの絶滅危惧種を守るため、日々命をかけて活動する勇敢な方々です。レンジャーはレース中、私たちを見守り、安全を確保してくれます。



このレース主催者は、レンジャーがさらされている危険や苦難に注目を集めるため、このような過酷なレースを開催し、レンジャーたちの福祉に直接必要な資金を集めようとしています。

レースに出場する選手たちにもレンジャー支援の募金活動の協力を呼びかけ、賛同する選手たちは続々と寄付サイトを立ち上げて、友人知人へ募金を呼びかけています。

日本からの参加者の皆さんも是非協力してほしいという話があったことと、私自身もその趣旨に賛同したので、Justgivingのサイトで募金のページを立ち上げました。




このレースで得た収益と、参加者が募金活動で集めた資金は、支援団体がサポートする2,500人のレンジャーに全額寄付されます。野外での生活をより快適にするための基本的な装備品や、彼らの子供たちの教育機会、そして2003年以降アフリカ全土で1,000人以上のレンジャーが殉職していることから、最悪の事態が起こった場合のレンジャーの家族の福祉に使われるとのことです。

上記、募金ページを一読いただき、趣旨に賛同いただけるのであれば、募金やこの記事、もしくは寄付サイトのシェアをして頂ければ幸いです。


レースを通して、レンジャーに色々とお話が聞けたらなと思っています。



サポートして頂けると単純なのでものすごく喜びます。サハラ砂漠の子供達のために使います。