Rena Onodera

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Rena Onodera

お米屋&農業界隈でフリーランス活動中/ 時間を見つけてはコツコツ読書をするようにしています。 👉株式会社Replow https://www.replow.net/

最近の記事

2023年を振り返る

歳女の2023年、本厄でもありました。 癸卯の今年は「寒気が緩み、萌芽を促す年」になる予定でしたが、一年が経とうとしている今、結論から言えば、これまでの人生で最も幸せな時間を過ごしました。 普段明るいのでこういうことを言うと驚かれるのですが、毎日の始まりにまた朝が来た…と落ち込むことがなかったような気がします。 厄年っぽいトピック4月に首が固まり、2週間ほど整骨院に通っていましたが、そのあとは何事もなく平穏な日々を過ごしていました。 平穏とはいえ、なかなかハードだったような

    • 衣替えのいらないクローゼットに憧れて

      2〜3年前から「衣替えのいらないクローゼット」に憧れていました。今回、引越しに伴って、割と思い切った断捨離をしました。 春からの準備春服は、例年なら普段着2〜3枚と仕事着2〜3枚を購入するのですが、古くなったジャケット1枚と長袖シャツ1枚を買い足してして、あとは元々持っていた服で着回してみました。 仕事着と普段着を区別する必要がなくなったことも大きな助けになったと思います。 夏はほとんどの夏服を捨てて、Tシャツを2枚だけ買い足して過ごしたのですが、案外困りませんでした。この

      • いちご農家とこれからいちご農家になる人の情報交換がもたらしたこと

        私の今のメインのお仕事は米屋をやっているのですが、これまでの経歴は同じ農業分野でも野菜側。フリーランスで米屋以外のお仕事もやっています。 お手伝いしている先のひとつに「いちご大学」といういちご好きのためのウェブメディアから派生したオンラインスクールがあります。そこへ参加しているいちご農家さんとこれからいちご農家をはじめる人が一緒になって情報交換や相談をする場をゼミナールと称し、中立的に活動を支援する立場のファシリテーターとしての役割を担当させていただいています。 今回は、2

        • 【2022年】私的今年の漢字は「新」

          2022年12月12日に今年一年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が発表され、「戦」の文字が選ばれましたね! 「戦」の字が選ばれた理由 ・ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など戦争を意識した年であったこと ・円安、物価高など生活の中での「戦い」を応募者の多くが体感したこと ・サッカーワールドカップの日本代表が強豪のドイツやスペインを破ったこと ・冬の北京オリンピックで日本人選手が活躍するなど、スポーツの熱戦が繰り広げられたこと 私も今年を振り返って。私的今年の漢字

        2023年を振り返る

          【読書感想文】星の商人/犬飼ターボ

          今回おすすめいただいたこの本は、今だから素直に受け入れられると感じた一冊です。正直に言うと、例えば、あまりに多忙だったり、なにか傷ついていたり、メンタルがポジティブでないときには、ただのきれいごとに感じてしまうかもしれなかった内容でしたが、物語の中で具体例がたくさん出てくるので飲み込みやすい内容です。 私は「星の商人」のようになりたい(そうありたい)と思いました。 ちなみに、ネットワークビジネスで有名なアムウェイのディストリビューダーが大好きな本としても有名らしいですが、私

          【読書感想文】星の商人/犬飼ターボ

          【読書感想文】GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代/アダム・グラント

          今回もある経営者の大先輩からおすすめいただいた一冊です。 この一冊は、もしも私が人生の中で読む機会を得られなければ、自分の一部にうんざりしたまま生きることになったと思います。なぜなら、私が「ギバー」と呼ばれるタイプに寄っていて、たくさんのテイカーにしてやられてきた事実があるから。してやられる度に自分にうんざりしてしまうのです。ギバーにとってこの本は、思い当たるところ満載で、これまでの自分に寛大になれる一冊です。 人間の3つのタイプ ギバー:人に惜しみなく与える人 テイカー

          【読書感想文】GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代/アダム・グラント

          【読書感想文】賢者の書/喜多川泰

          今回は、喜多川泰先生のデビュー作「賢者の書」を読みました。ある経営者の方から勧められた本で、その方の生き方や会社の在り方が素晴らしいので、早速読み始めました。 生き方を考えることや生きるエネルギーをもらえる内容で、ストーリー仕立てで読みやすいため、1時間半くらいで読み切れます。 9人の賢者の教えそれぞれに考えたことを感想として残しておきたくて記録することにしました。 あらすじ 毎日の暮らしと、思うようにいかない仕事に絶望を感じていたアレックスは、ある日、思い出の公園で14

          【読書感想文】賢者の書/喜多川泰

          【読書感想文】人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの/田坂広志

          今回、田坂先生のこの本を読み終えて真っ先に思ったことは、 「だから、私はまだ生きているんだ。」ということだった。 何かをやり遂げ、成長を遂げ、自らの人生を素晴らしい旅だったと振り返ること、それがまだまだ遠く感じる。 この人生哲学といえる名著の冒頭。 「誰もが、かけがえのない人生を、生きている。」 「誰もが、人生の成功を願って、生きている。」 この言葉とともに、ドイツの哲学者、ニーチェの「永劫回帰」の思想についてから始まる。 人生の最期の一瞬。 そのときに「ええ、素晴らし

          【読書感想文】人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの/田坂広志