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はじめの一歩#8 マーケティング理論「権威」

はじめの一歩、第8回です。
もう少しテンポよく投稿したいなと考えているのですが、少しスローダウン気味な8月の動きです。投稿テーマも少しずつ検討していやっていきたいなと考えています。

さて、引き続きシュガーマンのマーケティング理論について考察をしていきますが「すでに一読しちゃったよ」と思わせてしまうようなペースでの更新なので、その分、私自身の気づきや考察をしっかり書いていきたいと思います。

ご紹介予定のテーマ ≪本書巻末にある30の心理的トリガートピックを参照≫
 6.巻き込みとオーナーシップ
 7.誠実さ
 8.物語(ストーリー)
 9.権威
10.お買い得感

9つ目のトリガーは「権威」です。良い機会なので「権威」という言葉について調べてみました。
権威・・・①他を支配し服従させる力
     ②ある方面でぬきんでてすぐれていると一般に認められている事
本書の意味合いでは、①:②=3:7の割合で読み進めていくと読者側として実践しやすいのかなと感じました。人間って肩書に弱いな・・・と感じるケースは、多くの人が経験されているかと思います。
この権威の持つ力を「どのように双方がプラスになるように使うか?」そんな視点で考えていきたいと思います。

―テーマのポイント
■ 購買決定をする際、お客は誰もが権威に頼りたがる。その分野の専門家とされる人や企業から商品を買えることを望む。それは、お客様にとって大きな価値となる。
■ 権威を感じてもらう事によって、お客様は「安心・確証」を得ることができる。モノを買う時は特に「買ってよいものかどうかの確証」が欲しい。確証を得る為に権威の力を頼ろうとする。
■ 権威を表す友好的な手段が「知識」。その他「身なり・役職・肩書」などで相手が権威があると感じるケースが多い。
■ どんな立場・規模(会社など)であろうとも、どんな専門領域に権威があるのか?を見極める必要がある。「安心と確証」を得てもらえるかどうかという意味ともいえる。
■ 権威を持つためには、専門領域を磨き、努力するしか方法はない。

☆考察、まとめ
「権威」の力をどのように使っているか?
これを私自身、注意して人を観察しているところがあります。
権威と聞くと「偉そうにする為に利用する人」「肩書によって態度がコロコロ変わる人」をイメージしてしまう過去の経験があるからです。
ネガティブワードに感じていたのが本音です。
今回改めて言葉の意味を整理し、サービス提供者という立場で考えてみた時「権威とは、その分野のプロとして専門性を極め、その証を示すこと」
専門性を極める為に、日々取り組むプロセスが相手への影響力として発揮する。そんな権威の使い方が理想だなと感じました。
知識をひけらかすようなことをして示すのではなく、お客様が感じる不安や迷いを「権威の力によって安心と購買決定の確証へ」変えていけるような接し方(スタンス)が必要だと感じます。
改めてnoteなどを通じて学んだことや感じた事をアウトプットすることの意義を感じられたテーマでした。

次回は、10.お買い得感 を予定しています。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございます。

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