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うなぎボーンのカリカリ シチリア島のミネラルたっぷり白ワイン

京丸のうなぎボーン辛し付。カルディで204円。京丸は静岡県沼津市、創業60年のウナギ問屋。人差し指大のカリカリのボーンがたっぷりと袋に詰まっている。カルシウム不足のときはこれをつまみながら酒を飲みたい。

合わせたのはシチリア島の白ワイン。ビオディナミを取り入れた生産を行う農業組合で、エチケットにはUNESCOの無形文化財に登録されているシチリアの伝統劇が描かれる。

ルナガイア, ジビッボ, マガンザ, シチリア, 2022, 13%, 約2,100円
Lunagaia, Maganza, Zibibbo, Sicilia

ほんの微かにグリーンがかった中庸から淡めの色調。
香りには爽やかにアプリコット、青リンゴ、白桃、ライチ、そこに強くハーブと潮香、ヨードの香りがたっぷり、フラワリーなニュアンスもありめくるめくフレーバー。
味わいには清々しく滑らかな果実味、塩味の効いたミネラルたっぷりの味わい、ほろ苦さがおおらかにじっくりと広がる。非常にクセが強くゆったりと一つずつ理解しながら飲みたい通向けのワイン。
(89.5/100)(12月3日)

うなぎボーン辛し付にワインを合わせる。カリカリで硬さはありつつも歯が入るとポリポリと砕ける。ほろ苦さとどこか土っぽい素朴なニュアンス。辛味がしっかりと効いていて余韻はスパイシー。この辛味と苦味がポイント。
サルデーニャのヴェルメンティーノ品種のスパークリングワイン、サントリーニ島のアシルティコ品種の白ワインにも合わせてみたがどこか微かに臭みがたつ。ところがこのシチリア島のジビッボだけは見違える相性。海藻のようなヨード系のニュアンス、ミネラル感がほろ苦さに寄り添い、ハーバルなニュアンスが辛味に調和し、苦味や臭みを立ち上げず余韻をキレイにまとめる。相性: ★★★☆☆

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