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ホノルル行きJAL便機内食ホタテの貝柱ビーツソース 侮れないユニ・ブラン(トレッビアーノ)のスパークリング

JAL便でハワイへ。21時頃に出発し現地には8時前に到着。搭乗時間は約6時間。一方で帰りは約8時間のフライト。西から東に向かって流れる偏西風のためここまで影響が出る。さて離陸後まもなく提供されたエコノミークラス機内食。シーフードはホタテのビーツソース。ワインはスパークリングワインを注文。通常の1/4サイズのボトルでの提供。プラスチックカップに注いでマイ・ワインタイム。

フィリップ・デュブラン, ブラン・ド・ブラン, フランス
Phillip Dublanc, Brut, Blanc de Blanc

ブラン・ド・ブランとあり、シャンパンを飲み慣れている方は高貴なシャルドネ100%かと期待してしまいそう。実際にはブランデーなどにも用いられるユニ・ブランが8割ほど用いられている。別名トレッビアーノとも呼ばれ、イタリアのIGTクラスの白ワインで見かける。DOCクラスはアブルッツォ州のトレッビアーノ・ダブルッツォがあるがほとんどない。ということで、あまり期待していなかったが、ひと口飲んで良い意味でびっくり。果実味に厚みがあり、シェリーのようなニュアンスもあいまって、(恐らく熟成はされていないが)程よく熟成したスパークリングワインのように飲みごたえのある一本。エコノミークラスも手抜かりのない素晴らしいワインセレクション。
(88.5/100)(1月24日)

ホタテのビートソースにワインを合わせる。小ぶりながら貝柱がたっぷり。弾力のある食感が楽しい。マヨネーズのようにクリーミーに仕立てられたビーツソースが絡む。ビーツのベリー果実のようなほのかな甘みと、根菜らしいほろ苦さが重なり、ホタテの旨みを引き立てる。ビーツの力のある風味に、ワインの厚みのある果実味がよく調和。ややワインの風味が勝ってしまうがホタテの風味にも心地よく寄り添う。相性: ★★★★☆

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