ホットモットのカキフライ 元パティシエの濃厚ボジョレー・ヌーボー
前日、ホットモットで買ったのり弁にボジョレー・ヌーボーを合わせた。妻はカキフライを買っていて、ひとつちょうだいする。商品名は旨味ぎゅっと!4コ入りカキフライ、590円。おかずのみ。
今年は10本ほどヌーボーを購入したのでしばらくヌーボーとのペアリングが続く。今回合わせたのは元パティシエのドミニク・ローランが造るもの。樽使いの魔術師との異名を持ち、ブルゴーニュで強めの樽香がうまく入ったワインをリリースしている。樽香負けない力強いブドウから仕込むからこそバランスする。ちなみに今年、ボジョレーは9月1日に収穫開始して10/18には羽田に到着していた。この短期間で完成させることが求められるヌーボーは樽仕込みとはいかないが、古木ヴィエイュ・ヴィーニュから生み出される力強いブドウ。他の一般的なヌーボーのボトルとは異なりズシリと重い。エチケットは黄色主体のカラフルな抽象的なイラスト。
ドミニク・ローラン ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー, 2023, 13%, 3,960円
Dominique Laurent Beaujolais Villages Nouveau
濃い色調ながやエッジには明るいピンクがかった紫。
完熟したパワフルな果実香、スミレやキャンディ香はそれに続いてほんのり。微かに茎系のヴェジェタルでスパイシーなタッチ。瓶底には澱多い。直前までヴィエイユ・ヴィーニュではないフレッシュなヌーボーを飲んでいたので、セニエをしたかと思わせるようなパワフルなスタイル。
カキフライにワインを合わせる。出汁醤油、レモン汁を付けると牡蠣の風味が引き立つと同時にほろ苦さもやや際立つ。そこにヌーボーの明るい果実味がぶつかってしまい平凡な相性。続いてソースをかけるとほろ苦さが甘辛いフレーバーに包まれ、ワインの果実味とのつながりが一気にアップ。そのまま牡蠣の風味を包み込み、きれいに一体化。ありがとう、甘辛ソース。相性: ★★★★☆
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