Remember_Oneness

Renegade Member of Family of Light. Systems…

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Renegade Member of Family of Light. Systems Buster. Available for altering systems of consciousness within the free-will universe. On call !

最近の記事

北極振動と南北傾斜高気圧〜「地球○○化」の落とし穴

昨今の気候変動に伴う気温上昇ついて、人類のCO2排出による温室効果が原因の「地球温暖化」という、あまりに狭く限定的な視点から地球全体の気候変動を語ることに、私はずっと違和感を感じていました。人間活動がかけがえのない地球を汚染しているのは事実としても、この惑星の環境を抜本的に変えるほどの力があるのでしょうか。そこにはもっと大きな原因があるのではないかとの想いから注目していたのが、気候変動と太陽活動の関係でした。 過去のブログでも、太陽活動11年周期に基づいて、現在の地球はむし

    • ドラマ版『からかい上手の高木さん』からの劇場版再鑑賞〜思春期から思秋期へのメッセージ

      ドラマ版『からかい上手の高木さん』をNetflixで全話観ました〜٩( ᐛ )و !! 〜以下、ネタバレ注意(ドラマ版)〜 劇場版映画『からかい上手の高木さん』鑑賞後、映画好きの知人から「ドラマ版も良いので是非観てみてください」と言われ、TVerでダイジェスト版を観たのですが物足りなくなり、Netflixのストリーミング配信を契約して全話視聴しました。 ピュアな西片に恋心を抱きながらも、西片の前では〝からかう〟ことでしか自分の気持ちを表現できない高木さん。そんな高木さん

      • 映画『からかい上手の高木さん』鑑賞〜ピュアな心と再会できる劇場映画

        映画『からかい上手の高木さん』を鑑賞してきました〜٩( ᐛ )و !! 私にはこれまで劇場で封切られる映画は、それなりの「制作費」や「時間や手間ひま」、製作者側の「思い入れ」を傾注して作られる〝大作〟であるべきで、『構想○年!!』『制作費△億円!!』という謳い文句がその作品の価値を高め、それでこそ劇場で鑑賞する価値があるという思いがありました。そのためこれまでは、人気テレビドラマのスピンオフのような、いわゆる『劇場版○○』とか『映画△△』という類いの映画を、わざわざ都市部の

        • 雪景色・絶景の旅〜袋田の滝、大甕神社、二ツ島

          常陸国の北の国境付近にある日本三大名瀑の一つ「袋田の滝」に行ってきました。旅行当日の現地の天気予報は雪!日頃より晴れ男を自称してる身としては大丈夫と信じていたのですが、残念ながら常磐自動車道を北上するにつれ予報的中。これもまた旅の想い出と潔く受けとめ車窓外の雪化粧を楽しみました。 袋田の滝近くまで来ましたが初めての訪問だったため、車を停める場所が分からずキョロキョロしていたところ、古い民家のようなお店から女主人のようなおばあさんが顔を出し『ここに停めなさい、無料だから』と声

        北極振動と南北傾斜高気圧〜「地球○○化」の落とし穴

          武蔵の国の五龍神〜安曇野の道祖神に導かれ

          久しぶりに偶然再会した会社OBの大先輩に『気候もよくなったので、神社巡りでもどうですか?』と言われ、春の陽気にも誘われ参拝に出かけました⛩️先輩OBから『美味しい蕎麦でも食べながら、貴君の得意な〝神社=古代史探訪〟の神社巡りを頼む』と宿題を出されたので、互いの自宅から程よい距離にあって、なおかつエンタメ性もある神社を探しました。ちょうどいい場所に今年の干支に因む〝五龍神〟を祀る田無神社という面白そうな神社を見つけました。 ネットで周辺の蕎麦屋を検索したところ「石臼挽き手打ち

          武蔵の国の五龍神〜安曇野の道祖神に導かれ

          祝・アカデミー視覚効果賞受賞『ゴジラ-1.0』〜フラットな人間関係がもたらした快挙

          『ゴジラ-1.0』が米国第96回アカデミー賞視覚効果賞受賞の快挙を成し遂げました!これまでこの賞は、映画「スターウォーズ」や「ジュラシックパーク」「ターミネーター」「アバター」などのVFXを手がけた米CG制作会社「インダストリアルライト&マジック(Industrial Light & Magic)」の独占状態でした。そこへ今回『ゴジラ-1.0』を手がけた山崎貴監督所属のVFX制作会社「白組」が風穴を開けたのです。 ハリウッド映画では、通常1000人規模のCGクリエイターが一

          祝・アカデミー視覚効果賞受賞『ゴジラ-1.0』〜フラットな人間関係がもたらした快挙

          映画『ゴジラ-1.0』再観賞〜リアルと虚構のあいだで…

          2024年1月26日、『ゴジラ−1.0』の2度目の観賞に劇場に向かいました。約2ヶ月前にこの映画を初めて観たときには、確かにその迫力に圧倒され感動を覚えたことは間違いないのですが、その時は複数回観賞しようとは思いませんでした。ところが日を追うごとにじわじわと、主人公たちが演じる胸が熱くなる人間ドラマと、劇場の大きなスクリーンが地響きで破壊されるのではと思わせるほど怖ろしいゴジラの大迫力を、もう一度体感してみたいと思うようになりました。 この映画はハリウッド映画の本場アメリカ

          映画『ゴジラ-1.0』再観賞〜リアルと虚構のあいだで…

          ゴジラ生誕70周年記念作品「ゴジラ-1.0」

          〝ゴジラ生誕70周年記念作品〟映画『ゴジラ−1.0』を鑑賞しました。 2016年公開の『シン・ゴジラ』では、初のフルCGにより迫力あるゴジラを現代に蘇らせ、さらに徹底してリアルを追求した政府と官僚の危機管理描写が際立った名作でした。あれから7年、そんな名作のあとを受けて、果たして今回はどんなゴジラ映画になるのか、期待と不安のなか劇場に足を運びました。 〜以下、ネタバレ注意〜 今回の時代設定は、終戦直後に焼け野原となった日本の復興期。冒頭で主演の神木隆之介演じる敷島浩一が

          ゴジラ生誕70周年記念作品「ゴジラ-1.0」

          神話の神々と民話の鬼たち〜蛇と龍の物語

          まだ文字のなかった太古の時代より伝承される言い伝え、昔話や童話から、粘土板に記された叙事詩や英雄譚、聖典や聖書など文字で伝わる物語まで、さまざまな民族が継承する神話や民話といった物語が世界各地に存在します。そこには神や天使にはじまり、魔神や鬼神など悪魔の類い、半身半獣のキメラのような怪物から、巨人や雪男といったUMA、河童やアマビエなどの妖怪、鬼や天狗、式神や幽霊まで…多種多様なこの世ならざる生き物が登場します。 各地に伝わるこういう神話がどうやって生まれたかと言えば、その

          神話の神々と民話の鬼たち〜蛇と龍の物語

          陸奥国・常陸国 夏の旅〜出雲の龍蛇神との邂逅

          今年の夏は初めての福島の旅に出かけました。途中、群馬の那須高原「南が丘牧場」に立ち寄り、アーチェリーと40年ぶりの乗馬を楽しみました。ユーラシア大陸の西の端から東の果てまで世界の民族の歴史を書き換え、日本の支配層も公家から武家へと大きく転換させた騎馬民族にでもなったように、まるで関東武士を支配した平将門か弓矢の名手那須与一の気分で旅をスタート。 そして、ここから初の福島入り。昼食は「元祖輪箱飯 田季野」という、わっぱ飯発祥の会津懐石の店に入りました。暖簾をくぐると目の前に古

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          プラズマ宇宙論と電気的地球科学

          宇宙の始まりは「特異点」という高温、高密度の極小の一点から始まった時空の爆発で、現在もその膨張は続いているというビッグバン理論を初めて知った時には、数学や物理学の方程式を理解する頭脳を持ち合わせていない私は『ではその小さな特異点のある周囲の空間とは一体何なのか』という三次元的な疑問に襲われたものです。以来、その疑問は半世紀経っても体感として解決できないばかりか、ダークマターやダークエネルギーという、これまた得体の知れない概念の登場は、私にとってはもはや科学を超えて精神世界を語

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          温暖化の終焉と寒冷化の兆し

          地球では過去にN磁極とS磁極が反転する地磁気逆転が何度もあり、最後の逆転は78万年前に起こっています。その際には宇宙から飛来する高エネルギー粒子 (銀河宇宙線) が50%以上も増加し雲の生成が誘起され下層雲が増加しました(スペンスマルク効果)。そしてその雲の「日傘効果」により、冷えやすくなった大陸のシベリア高気圧が強化され冬の季節風が強まりました。 地磁気逆転中の5000年間は、強化された冬の季節風により中国黄土高原から運ばれる砂塵の粒が大きくなり、堆積速度は3倍に増加して

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          映画「シン・仮面ライダー」〜正義と悪の立ち位置

          庵野秀明監督作品「シン・仮面ライダー」を鑑賞しましたーっ٩( ᐛ )و‼︎ ※以下ネタバレ注意 ハリウッド映画のSF、アクションもの名作がいくつも生まれた80年代。当時勤務していた会社の事業所近く有楽町マリオンの映画館でよくロードショーを鑑賞したものでしたが、仕事も家庭も忙しくなり次第に劇場から足が遠のきました。それでも幼い頃にゴジラ、ガメラ、ウルトラマン、ウルトラセブンといった元祖・子供向けSF作品に育てられた私は、2016年公開の「シン・ゴジラ」と、2022年の「シン・

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          王家の血統と大河の源流〜宝船と黒船が運んだもの

          太古の昔より、土地を追われた王家が生き延びるには大きく二つの方法がありました。一つは武力で他国の支配者を滅ぼしその土地と臣民を征服すること。もう一つは自国と他国の皇子(天子)と皇女(巫女)が血縁を結ぶこと。洋の東西を問わず〝戦争〟か〝婚姻〟が、王家の高貴な血統を守り財産を流出させないための有効な戦略でした。 しかし、先祖代々受け継いだ土地と誇り高き高貴な血統を守るには、近親婚を繰り返したエジプトのプトレマイオス王朝やスペインのハプスブルク家のように劣勢遺伝による血脈断絶のリ

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          讃州、自凝島、吉備〜古代出雲王国ゆかりの旅

          四国〜淡路島〜岡山を巡ってきましたぁ〜! 今年の冬は全国的に豪雪の地域が多いため、比較的温暖な場所として、これまで訪れたことのなかった四国を訪ねることにしました。祖父方の本家が徳島県宍喰町らしいのですが、父親でさえ幼い頃に一度訪れたきりで、私自身はこれまで四国に上陸したことはありませんでした。先祖への積年の不義理を精算する旅になればと思い、四国〜淡路島〜岡山と瀬戸内を巡る旅に出ました。 先ず目指したのは香川県の金刀比羅宮。庶民が自分の領主の土地を離れて自由に旅などできなか

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          幸の神(サイノカミ)信仰とインドの神々

          キリストや仏陀、ヤハウェといった「人格神」が生まれる以前の古代の宗教においては、世界各地で太陽や月、熊やフクロウといった自然界の存在が神として崇められ信仰される対象でした。人間に恵みを与え、時に災いをもたらす「自然神」が古代人や原住民たちの畏怖すべき神でした。蛇神オオモノヌシが鎮座する三輪山も古代の太陽信仰の聖地でした。コミュニティの拡大にともない山が直接拝めない土地へ移住した村人たちは、共同で大きな石神を祀り、家々ではその依代として神棚に石を祀りました(縄文時代の岩石信仰や

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